2冊目の著書!「プロジェクト活動」のススメ

先生としての大事な方針②体験学習サイクルを軸にする

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あお

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あお先生です。よろしくお願いします!

「あおやまーくん」です。3年目に担任した女の子がキャラクターとして作ってくれました!

まーくん

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あお先生

あお先生

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|振り返り・ライティングスキルなど1on1 の実績多数|「先生が知っておきたい仕事のデザイン」出版。雑誌・書籍への寄稿等執筆多数

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おはようございます。
葉山の海で日に焼けた男を目指す「あお@aosenn」です。昨日は暑かった!!

今日は、「体験学習サイクルを思考サイクル」についてお話をします。

今日も子どもたちのためを思って、日々の授業を頑張っているあなた!

自分の実践に一貫性があるのだろうか。」と、ふと立ち止まって考えたことはありませんか??

あお

あお

ボクもそういう時期がありました。

「いろんなことをやってみたい!」という熱にかられて、学んだことをすぐに教室へ。そこそこの成果が現れれば続け、なければすぐにポイッ!

今思うと、右に左に実験的な指導を受ける子どもたちは混乱していただろうな…深く反省しています。

今では、自分の実践には一つの軸を持って取捨選択をしています。

今日はそれを紹介してくれるのね!!

まーくん

まーくん

読んでほしい
  • 何が大切か悩みながら先生をやっている
  • 実践の軸になるものが欲しい
  • 教科に分かれて専門性を磨くということに疑問を感じている

自分のやっていくことには、自分で責任を持つことが大事です。そのためには自分の中を通す軸が大事です。今日はそんなお話。

「体験学習サイクル」で考えてみよう

教室で使うときには、もうちょっと言葉をわかりやすくしたこちらを使うことが多いです。

これについてはこのHPがわかりやすくまとめてあるのでオススメです!

ディビッド・コルブの体験学習サイクルです。

「体験する」については、体験しての気づきを大事にしています。アクティビティやクラスでこの気づきを大事にするのは、共通の視点で話ができることが大事で、気づきを共有できるからです。

「気づく」については、事実への意味づけです。一人ひとりがこれを行います。一人ひとりの違いについても大事にしたいので、事実と感情の両方で気づきを共有していきます。

「考える」については、気づきから一般化・抽象化して、他の状況でも応用可能の知識を取り出します。子どもたちの場合、自分で「こういう時はこうすればいいんだ」「次の時、こうやってみよう!」などと、自分の経験値が溜まっていくイメージです。

「試みる」では、実際に自分の体験に転用していくことです。知識で終わったら意味がないので、自分自身への機会として使っていくのです。

なんか、最近、似たような本読んだね…。

まーくん

まーくん

あお

あお

そうです、これ「メモの魔力」のフレームと一緒です。

ファクト(事実)→抽象→転用のフレームワークを使っています。体験学習サイクルは非常にそれに近いなぁと感じています。

理論については、いくつもの書籍、PAJのHPも参考に!

これらの本は、ボクの学級経営の柱になっています。一度は読んでみることを強くオススメします。

体験学習サイクルをもとに教室でやる実践を考える

それでこの体験学習サイクルをどう使うのさ?

まーくん

まーくん

あお

あお

基本的には、子どもたちがこのサイクルを回していけるようにサポートしていくってことだよ。

体験学習サイクルは、人が何かを学ぶうえでは、大事な学習モデルだと思っています。

理論だけを聞いて学ぶのではなく、体験から人は学びます。「やったこと」だからこそ、自分の振り返りが生まれ、自分自身が実感しながら学ぶことができるのです。

子どもたちの中に、このサイクルをどう育てていくか

自分が教室を運営する上の考え方の柱になっています。

体験学習サイクル自体を、学べるかどうか」は、序盤の学級経営で非常に鍵を握ってきます。

ボクが教室でやっていることは例えば次のことがあります。

  1. 振り返りジャーナル
  2. プロジェクトアドベンチャー(PA)

ジャーナルで毎日を振り返り、非日常的なPAの経験で振り返りの糸口を揃えサイクルについてみんなで考えていく…こうすることで、子どもたちも自分で体験学習サイクルを回せるようになります。

体験学習サイクルを子どもが生かせない、こちらからの一方的な実践は、自然とやらなくなりました。

あお

あお

この絞り込みが、子どもたちの毎日を安定させています。

体験学習サイクルで、より深い実践ができるもの

体験学習サイクルを回し始められるようになると、色々な場面で活用され、教室の実践と結びついていきます。

  1. 自主学習
  2. 学習の振り返り
  3. 清掃活動
  4. プロジェクト活動
  5. クラス目標とビーイング

こちらの記事をぜひお読みください!

体験学習サイクルを生かしてこれらの実践がより強化されていきます。

ボクは常に、「サイクルを回そうー」って声をかけています。

あお

あお

先生の言っていることは、大抵いつも一つのこと。シンプルにそれを伝えていきます!

あれやこれやをいう人ではなくて、一つのことを繰り返して話していきます。それが安定につながります。

立ち止まって、気づきをていねいに振り返ること。

いつもそこにかえり、ボクも振り返りを重ねていきます。

ボク自身が体験学習サイクルを回しているもの

ボク自身が体験学習サイクルを意識して、やっていることはこちら。

  1. ファンレター
  2. エピソード記述

詳しくはこちらをどうぞ!

これらの活動は、ボク自身も振り返りをして体験学習サイクルを回しながら毎日続けています。先生も一緒に体験学習サイクルを活用していることが、また子どもたちにもいい影響を与えていきます。

まとめ

実は全ての活動に実践可能なんじゃない?

まーくん

まーくん

あお

あお

それは言えるんだけど、やってみると相性のいいもの、悪いものがあるんだよ。

親和性の高さ、低さというのはあります。

それは実践しながら、自分自身も振り返っていきながら、選択してみてください。

/スペーサー

なんでもない「清掃活動」に、体験学習サイクルを当てはめてみると、掃除は子どもたちの学びの機会に変わります!

教室の中に「まずやってみる」そして「振り返る」…そんな文化を根付かせていきましょう

あお

あお

それでは今日も良い一日を!

方針に関する記事はこちらもどうぞ!

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