おはようございます。
昨日は外国語学習に向けての研修がありました。2020年からの外国語学習の変化に向けての研修、いろいろと教えていただきました。
目次
何が変わるの?
ここは先生たちにとっても気になるところですよね?
昨日は外国語教育の研修があった。
小学校は、来年度から移行措置として、5・6年の外国語活動は、週1→週1.5に、そして2020年度からは、週2回やることになる。
そして2020年度からは、5・6年生で「外国語」として必修回する。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年1月11日
どんな風に変わるかというと、一人称だけでは無くて、三人称(he,
she)が出てくる。過去形が出てくる。覚えるべき英単語として一定数の数の単語があげられるなどがあるそう。— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年1月11日
教科になるということは、成績がつくということ。そして、単語と簡単なセンテンスのみであった部分の学習について、かなり文章でとらえることが増えていく印象。
今まで話すことが重視だったが、
ライティングではアルファベットの大文字、小文字を書くこと。リーディングも入っていくるよう。— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年1月11日
話をまとめてみると…
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- 教科になり時間数が増える。来年度は高学年で週1.5時間、2020年度からは週2時間
- 三人称、過去形、覚えるべき英単語の明確化
- ライティングやリーディングも入ってくる
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うーん、かなり幅広くなりますね。
三人称には、「三単現のs」などで難しくなりすぎないように、「can」を用いた表現を使うなどの配慮はあるといいます。
中学校の内容が小学校に降りてきて、学習する形になります。
各学校の中でのやりくりに任される部分も多い
次のような話もあった。
わかりやすく、その際の学習の変化について、昨日は委員会からの講師を迎えてお話しがあった。
授業時間が増えたとしても、AETが今まで以上に来ることが無いそうなので、そこは担任のみで授業をするようになるということ。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年1月11日
研修自体は非常にわかりやすく、面白いものだった。どういう風に変わっていくのかについて模擬授業もしてくださったからだ。
ただ、授業時間が増えたとしても、現状毎回来ているAETの来校回数は増えない模様だ。しかも外国語の専科としての先生等の加配も無い。
ということは、今いる先生たちでその増加分をやるということになる。
担任のみで授業をしていくこともあるということになる。
教材の研究等も含めて、本当にやっていけるのだろうか。
どう捉えるか
こうやって見てみると、自分たちがどう捉えていくかが大切だと思う。負担と捉えると、明らかに仕事量は増えることになるので、負担になるだろう。
ただでさえ、その幅広さゆえいろいろなことをすることが求められる小学校の先生、そこにさらに英語か…
自分も苦手では無いが、さすがに何をするのが教師の仕事なのか…考えてしまうなぁ。
ただ、そういう状況でもPAや、他教科との関連を考えながら、からりと乗り越えていはいきたい。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年1月11日
アクティビティとして自分の得意分野と絡めていくか、他教科との関連もかねて学習したことを外国語で表現する…みたいな工夫もしていかないと、どうもモチベーションが上がってこないのだ。
高学年にのみ負担が集中しないように、学校としての配慮ある連携も必要になる。
このおかげで英会話教室や塾の業界は、外国語への取り組みが過熱化していくと思う。しかし、学校現場は加熱しすぎて、火傷となって本来の学習に支障が無いように考えていきたいなぁ。
小学校の先生は今まで何でもやってきたが、そろそろ専門性を考えて、やることを絞っていく段階に入っているんじゃ無いだろうか。
そういう変化に対応していけるような柔軟性をもって取り組んでいきたい。