先生の1年間を創造しよう!プログラムデザインのすヽめ

おはようございます。
GWは身体の休養に当てています。今日は草野球行って、BBQですが(笑)
4月の疲れを外に出しながら、今日も楽しもう!
さて「プログラムデザイン」についてです。数年前に2日間みっちりこれについて学んでからは、毎年必ず行っているものです。

プログラムデザインって?

プログラムデザイんって何なのさ?

まーくん

 

 

青ちゃん

自分の軸を決める作業。それはやることベースではなく、子どもの姿から考えていく事が必須なんだ!

 

 

僕はこれを習う前の数年、やること過多になっていました。実践ありき、今までやってきた子どもたちにとって有効なものはとりあえず全部詰め込む感じでした。数年前から「しぼる」ことの大切さは頭で分かりつつも、どうやって絞っていいかがわからない…そんな状況が続いていました。

 

みなさんもこんなことはありませんか?

 

とりあえず研修や講座にいって良さそうなものは試してみる。でも結果が出ているような出ていないような…そしてそういったものだけが増えていって学年が終わると、結果的にこんな力がつきました!としか言えない、なんてこと。
「プログラムデザイン」はその悩みを解消してくれます。このプログラムデザインを使うことで、自分のやるべきことがはっきりします。ボクは迷うことが確実に少なくなりました。
友人が開いてくれた「Learning」にてプログラムデザインを学びました。学年末の超多忙な時期にじっくりと2日間。だからこそ絶対ものにしてやろうという気持ちもあったと思います。

 

ボクはそこでの「教師には、説明責任が非常に弱い」という言葉がぐさっと突き刺さりました。ボクたちは、結果として「あいまいな力」がついたことは評価されても、計画的にどう力を付けたかどうかは、ほとんど評価の対象となっていない。
「とってもいいクラスとかでした。」で終わってしまっても誰からも文句を言われない存在。。。これはふつうの社会ではあり得ないこと。だからこそ、もっと説明責任を果たすべく、しっかりとデザインしよう。ここからのスタートでした。

 

初年度は4月に現状と目標を設定。隣の5年生の先生とそれをもとに話し合うこともしました。また一回目の保護者会では、保護者が望む成長の姿とホワイトボードですり合わせをすることもできました。また子どもたち一人一人でも、学習面と生活面でどういう成長をしたいか、めあてを書きました。学期ごとにあわててつくるのではなく、一年間を見据えての自分の成長を文章にしました。もちろん保護者にも、家庭訪問できいたり、個人面談で見てもらったりしながら、そのデザインのすりあわせを行いました。

 

ボク自身はクラスのデザインを、Evernoteに入れておき、毎週の週次レビューで振り返りました。学級で判断に迷うことがあったら、いつでもそのデザインを見直し、判断の基準としてきました。

 

ちょうどこんな感じに。

 

実際にやってみての成果は?

 

確実に迷うことは少なくなりました。
現状分析から始まり、目標設定をして、それを文章で見える化したこと。これが大きいですね。いつでもここに戻ってくるものが生まれたことで、判断基準が生まれました。

geralt / Pixabay

 

「こういう手だてをとる」と自信をもって判断できるようになりました。やることベースではなく、子どもの現状がベースとなっているので、有効なものでも必要ないものは、「やらない」と選択できるようになったのです。

 

絞ることは子どもたちの力になります。やることが多ければその分、付く力も分散されます。やることを絞ることで、確実に力は付くようになります。絞ることをしっかりとおこなうために、プログラムデザインは必要なのです。

 

 

学年でやることの価値(昨年度)

 

忙しい4月に、学年研を使ってプログラムデザインをしました。

 

 

まずは「主観的に見えているものの整理」から。

 

子どものこと、学級・学年・学校のシステムのことに付箋の色を分けて、強み(よさ)と課題にペンの色を分けて、たくさん書き上げていきます。まずは個人作業。

 

10分以上書いた後、次に、書いたのを紹介しながら黒板に貼っていきます。そうやって似たものをまとめながら、 お互いに見えていることをすり合わせたり、違いに気づいたりさせながらまとめていきます。

 

 

その後、そこから考える学年経営の育てたい子ども像を作っていきます。これは「ロジックツリー」のような形でまとめていきます。

ツリーの最上部からでも、最下部からでも構いません。先ほど書いた付箋をよく見て、「じゃあどういう子に育って欲しいか」を考え、言葉を紡ぎ出していきます。ここが30分くらいかなぁ。今年はこんな言葉が出てきましたよ。

 

 

 

 

書かれている内容がどうこうというより、3人で納得して作っていった子ども像ということが、重要なんです。一番最上部はこれからゆっくりとまとめていきます。

 

これを使いながら、次の行事ではどの部分をめあてにしようか。いつもこの3つに戻ってこれるようにします。そうすることで、手立てを絞り、判断を早くできます。

 

正直子どもにとっていいことなんてたくさんある。その中でじゃあ何を選択するのか、そこが重要になりますよね。

 

 

それができるのがこのプログラムデザインの良さです。

 

忙しい時期にこれをやることに大きな価値があります。終わった後の3人の表情はとてもスッキリ。心の壁がまた低くなり、目標のすり合わせができ、満足しているのがわかりました!

 

niekverlaan / Pixabay

 

納得して細かな手立てに進んでいけそうです。

 

出来上がったデザインはこちら!

 

 

 

詳細な作り方

 

ボクが仲間と主催している会でも、同じようにプログラムデザインをみんなで行いました。

3年前に学んだことを続けていて、それについてのシェア。Excelで使いやすいように作り直してのワークショップです。

 

青ちゃん

エクセルデータで作ってみました!

作り方としては、

 

  1. 課題把握
  2. 課題整理
  3. 学級経営シート作成
  4. 年間計画作成

 

という流れになります。

 

 

1の課題把握では、今回初参加の時間の中で、友達とあれこれ話しながら、付箋に書いていきました。このあれこれ話す時間が何よりも大切で、共感しあったり、アドバイスしあったりしながら、書き連ねていました

ボクも学年でこれをやった時にこの時間の大切さを感じていました。「共通理解」がこれによって作られている感じ。。。だから毎年続けられるのだと思います。

 

2で整理した後、3の経営シートに落とし込みます。ボクの昨年度の例です。

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3つの軸に沿って9個の「子どものなりたい姿」でまとめてみました。これを作ったボクらにとっては、一つ一つがとても価値ある内容になっています。

この軸に沿って3本の年間計画に落とし込んでいきました。(4の年間計画です。)

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ここまでやっておくと、どの時期にというのは悩みません。あとは子ども達の姿から軌道修正!

 

 

今年度もやってみました!

 

金曜日に学年でプログラムデザインを行いました。

 

時間がない中でしたが、課題把握からデザインまで1時間かけて行いました。

 

 

先生たちと話しながら、同意と共感が得られていく感じ。この雰囲気がすごく好き。

やはりこういうすり合わせがあるから、学年で揃えていけるんだなぁと実感しています。

 

ロジックツリーの形ではなく、今年度は3人で考えたデザインでいこうということになりました。

 

出来上がったデザインは先ほどまとめて描き終えました。

 

 

 

Affinity Designerで描きました。

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キーワードは「Re・Creation」でしょうか。

楽しさは誰かからもらうものではなく、自分たちで「創り出す」もの。そういう自立した姿を狙って最後の一年間を支えていこうと思います。

 

そのために先生たちができることを、虹のブリッジの中に表現しました。

 

  1. 関係性の構築
  2. 目標の設定
  3. 憧れる存在・ゴールのイメージの共有
  4. 価値や意味の共有
  5. 自分が変わることで起こる成功体験の積み重ね
  6. スモールステップ
  7. リーダーとしての多様な役割の設定

 

学習でも生活でも7つの手立てを大切にしていこうということになりました。

うーん、めっちゃ納得!!

 

青ちゃん

今年もいい1年になりそうだ!

 

学級経営についてのまとめ記事はこちら!
「学級経営」まとめ編

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