振り返りの切り口が広がる!「リフレクション祭り」に参加して感じたこと

おはようございます。昨日リフレクション祭りに参加してきた、あお先生です。

今日はその内容を、自分の感じたことを含めてご紹介します。とても有意義な学びの場となりました!

 

 

リフレクション祭りって?

Free-Photos / Pixabay

 

リフレクションlabのみなさんが主催の「リフレクション」について学ぶ会です。

 

講師陣が豪華なのと、お世話になっている方も多数いそうなので、参加させていただきました。

 

 

また続けている「リフレクション」が自分よがりのものになっていないかどうか、自分のリフレクションの視座を上げたいなぁ。そんな想いもありました。

実際に参加した後、切り口は確実に増えたので、参加して良かったです。

 

 

自分の中にいるセルフ1とセルフ2

johnhain / Pixabay

 

講師陣の一人、東京学芸大学の高尾隆先生。この方はずっと演劇を続けてきて、インプロを学び、ワークショップのファシリテータを務める方です。

 

 

ボクが読んだことのある、この本の著者であることが、帰ってきてからわかりました。

 

そんな高尾先生が続けているリフレクションは2つの原理によるものだという話がありました。

 

  • 正の強化と負の強化
  • セルフ1とセルフ2

 

強化の方は聞いたことがあるけど、セルフ1とセルフ2ってなに?

まーくん

 

あお先生

ボクも初めて聞いた概念。でも説明を聞いてストンと落ちたよ。

 

こちらの本が詳しいとご紹介がありました。

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著者のガルウェイは、テニスの試合をしている時、選手の頭の中が内的会話で一杯になっているときにパフォーマンスが低くなることに気づいたのです。このとき、話しかける自分と話しかけられる自分との二人の自分がいることを発見しました。

そして、話しかける自分、つまり、命令したり評価したりする声の主を「セルフ1」。話しかけられる自分、つまり「セルフ1」の命令に従ってボールを打つ存在を「セルフ2」と名づけました。

 

セルフ1は命令する自分。すごく意識的で、親的な役割でセルフ2をコントロールしようとします。

セルフ2は実行する自分。無意識的で、子どものような存在。セルフ1がセルフ2を信頼し、コントロールを手放すことで力を発揮することができます。

 

「どうしたらセルフ1を静かにさせ、セルフ2が伸び伸びと力を発揮することができるか」、それが大事だという話がありました。

 

自分がプレイ(授業)している姿を映像で見るときには、あまり考えずにただ見るようにすることが効果的だという話を聞いたとき、ビビッとつながるものがありました。

 

ジャーナルで子どもたちに書くことの振り返りを促したり、たくさんの感じたことを話させたりしている先生である自分は、もしかしたら「子ども自身のセルフ1を無用に強化していないだろうか」ということです。

振り返りに言葉という概念が不要な時もあるんじゃないか、そんな風に感じたのです。

 

 

また、自分の中のセルフ1の声を鎮め、セルフ2を出しやすくしてくれるのが、「インプロ」なのではないかと思いました。ボク自身が感じた「即興的にやるって苦手だなぁ」というセルフ1の感覚を、今日は活動を重ねるうちに、手放すことができました。

 

 

また、「たすくま」等のタスク管理の道具は、セルフ1を発動させずに、物事を実行する装置のような役割をするとも思いました。

 

 

制約を超えたときにイノベーションが起きる!

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大東文化大学の三野宮春子先生の話からは、「制約を超えたときにイノベーションが起こる」という言葉が印象に残っています。

 

三野宮先生は、学校の英語の教科書を作っている先生。そんな先生が、インプロと掛け合わせたことで、教科書を使った教え方について指導してくださいました。

 

それがとても面白く、刺激を受けたのです。

 

三野宮先生は、英語とインプロを掛け合わせることで、こういうことを考えついたとのこと。

 

あお先生

ボクは何と掛け合わせることで、こういう制約を超えていけるんだろう。

 

 

ボクが今つまらないと感じていることも、ちょっとした掛け合わせで超えていけるんじゃないだろうか。そう思うと、明日からの授業にワクワクしている自分がいました。

 

あお先生

インプロ以外にどんなことを念頭に置いていると、こういう発想が生まれるのですか?

 

講座の後にこっそり聞くと、「小さく試すこと」と教えてもらいました。「できそうということを、小さくやってみること、それを振り返り、次をやってみること、その繰り返しが大切だと思う」と話していただきました。わずか1分ぐらいの時間でしたが、ボクの相談にものっていただき、ありがたかったです。

 

 

石川晋さんの生き方にふれる

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晋さんと初めてお会いしたのは、「授業づくりネットワーク」の集まりだったはずです。その後「作家の時間」の研修で、ご一緒させていただくなど、今までちょくちょくお会いしてきました。その度に晋さんの人柄に触れて、暖かい気持ちになっていた自分。

 

今回も講師の一人として参加されていて、再会することができました。

 


「上手にインターバルを取りながら教師をすること」

 

まさしくこの言葉はグサっときた。

ボクは走りすぎなんじゃないか。このまま走り続けると、どこかで燃料が切れそう…そんな予感とともに、色々なことが動こうとしているこの時期。だからこそ、「こういう考え方があるんだ」と心を動かされました。晋さんは、ときに大学院に通ったり、極小規模校(北海道では、全校児童数名の小さな学校があるのだという)に異動したり…そんなインターバルを上手にとることの大切さを教えてくれたのです。

 

一回、自分を見つめ直す時期、働きながら何をしたいか考え直す時期、そういうのが必要だと感じています。

 

「人がやらないこと、自分にしかできないことをやる」

 

いくつか自分にできることの選択肢を持っているとき、晋さんは「人がやっていないこと」を選んでいました。もちろん人がやっていることもやるのだけれど、「本当にやりたいのはこれとこれ」とエネルギーをそこに集中したいという想いがあるようでした。

「自分にしかできないことをやる」そこに集中できるかとうかは、本当に大事なこと。他人もやるようなことをダラダラとやる必要はないのです。

 

個人的にも晋さんと話す機会があり、「それでいいんじゃない!」と肩を押してもらいました。本当に温かく、話していて嬉しい気持ちになるんです。

 

人の振り返りを聞き、学びに変えることができる

Gellinger / Pixabay

 

ボクにとっては大きな発見でした。

フィッシュボウル(金魚鉢)という手段で、他の人のリフレクションを聞いている時間のことです。実はこの時間、前回参加した時は、あまり大きな学びにはなりませんでした。簡単な授業をする側で参加したこともあったからかもしれません。ただぼうっと聞いてしまっていたんです。

今回の授業では同じ空間に授業に参加し、感じたことをメモしていました。その中で、リフレクションを外から聞いていたことで、ふっと浮かんでくる考えがあったのです。

 

  • 相手が柔らかいと感じるのは、表情やしぐさなんだということ。
  • 自分の想定内で物事を考えたり言ったりするのは、続けていると硬さを生み出してしまうこと。自分の想定を広げるために、インプロって有効なんじゃないか。
  • 自分が持っている想定のハードルを低くすると、面白いことが起きるんじゃないか。

 

参加した自分がふと浮かんできたこと(ちょっとわかりにくいと思います。)。ボクが考えている枠にとらわれず、そこを広げていくために、「インプロ」はあるんじゃないか…その時自分はそう感じていました。

 

この日はたくさんの参加者が外から見ていました。その表情を見ていると、明らかに苦しそうな表情の人もいたり、寝ている人もいたり…だけどフィッシュボウルの外からでも、ほんとうに中のことを自分のことのように見つめている人もいました。そんな外の人の表情も強く印象に残っています。

 

やはり「同じ体験をした」からこそ、リフレクションに促されることがあるんだと思います。だからただ外から人のリフレクションを見つめるのではなくて、こういうことを学年や同僚同士でやりたいなぁ。

 

色々なことに気がつけた一日だったんだね。

まーくん

 

あお先生

うん、それだけじゃなくて、色々な人に出会えたんだよ。

 

再会や、新しい出会いもありました。

 

人と会うことは、自分の幅をぐんと広げてくれます。それを実感した忙しい11月の週末。

今月は人と会うこと、対話することを大事にしていきたいと思います!

 

あお先生

それでは良い一日を!

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