理科の実験授業でつかんだ手応えといくつかのポイント

おはようございます。

 

皆さんの教室で、理科の実験の授業はどのようにやっていますか??

 

 

ボクは、きっちりレポートを書かせる授業をずっと続けてきました。

 

昨日の授業は、そうではなかったけど、いろんな子が「楽しい!」と感じている授業になりました。丁寧に振り返りながら、どうしたらそれが生まれていくか、考えていこうと思います。

 

 

今までのスタイルは?

 

レポートをしっかりと書かせていました。項目は次の通りです。

 

  1. 課題
  2. 実験日
  3. 道具
  4. 内容(図や絵も含める)
  5. 予想
  6. 結果
  7. 考察
  8. まとめと感想

 

このような形で、レポートにまとめています。初任の時に教わったスタイル。実験内容がわかっていないのにやる実験ほど、意味がないものはないと思っていたからです。

今もここは基本的には変わりません。

 

実験のレポートで5まで書けていない子が出ないように、説明したり、みんなで考えたり…

そんな風にしながら、事前準備をきっちり行うようにしていました。

 

 

この状態で実験をすると、実験はうまくいきます。そして書く力もぐんぐんつきます。

書く力について参考にしている本はこちら。

 

 

でも実験自体は、なんかかたっ苦しい。

 

子どもの思考もかなりまっすぐに抑えられているような気がしていたのです。先生の枠のレールに乗っている感じ。

 

 

思考もまっすぐでつまらないものに。

 

ここをどうしたら打開できるかと考えていました。

 

 

昨日の授業は…

 

昨日の授業はそれまでと違うことが起きました。

 

植物の茎の役割を調べる実験です。前回の授業の予想で、茎は「水を吸い上げ、葉でできた養分を根っこの方に送るんじゃない」ってみんなで話し合った結果出てきました。

 

茎って、そんなすごい働きしているの?

子どもたち

 

今日は大枠を決めてレポートにメモして実験を行うことにしました。

 

  1. ホウセンカの根から吸い上げる水に色をつけて、吸い上げる様子を目に見える形にしよう
  2. ジャガイモには、どのくらいデンプンができているのか、葉でできたデンプンがそこに蓄えられているかをヨウ素液で調べよう

 

 

いつものように注意事項などは、しっかりと書かずに大枠のデザインで授業をすることにしたのです。

 

1時間目はジャガイモを調べました。掘り上げた枯れかかっていたジャガイモはまだ緑色。しかもぐちゃっとなった芋(種芋)も見つかり、ヨウ素液をかけてみることに。

市販のジャガイモも家庭科の先生に一個いただいて、比べてみることになりました。

 

反応しないジャガイモがあるぞー!!

子どもたち

 

 

ホウセンカの方も色水に準備して、3時間目に観察へ。

 

 

花びらまで少しずつ赤くなっていることに驚き、興奮気味の子どもたち。特に大きな指示は出さずに、観察しようと指示。

 

カッター使って、切ってもいいですか??

子どもたち

 

青ちゃん

もちろんOK!

 

切り方の指示はせずに、子どもたちに任せます。

 

青ちゃん

どんなことがわかった?どうしてそう思う?

 

聞きながら色々な班を回りました。子どもたちの声を聞きつつ、水の通り道を発見できてない班には、「どうしたらそれが見つかるの?」と聞くようにしました。

 

やがて横に切り出す子が出てきて、「ねえねえ、見やすいよ!!」と別の班との交流が始まります。

 

 

 

先生、切ったところ、顕微鏡使ってもいいですか?

女子

 

切り口にヨウ素液をかけたいんだけど…

男子

 

色々な要求をしながら、実験を楽しんでいました。

 

 

子どもの振り返りジャーナルには、「実験が楽しかった!!」「今日の実験は何かが違って、やっていて発見がたくさんあった!」と並んでいました。

 

振り返りジャーナルについては

振り返りジャーナルについてはこちら

 

 

楽しい実験の要素

 

こういう授業がしたいんだよなぁって思えた。今日、たまたま得られたことを元に、もう一回考えていく必要がある。

 

ボクが考えた昨日の要因は次の3点。

 

  1. OODAモデルの授業になっていた
  2. たっぷりの時間がある
  3. 小さな単位で、問いや考えを引き出す

 

OODAモデルの授業になっていた

 

子どもたちを観察することから入り、子供達の声で柔軟に変えていくことができた。植物の観察という要素はあるが、それでも、理科支援員の先生と相談しながら決断して、子どもたちの声に応えようということになった。

 

これはまさしくPDCAではなくOODA型の授業モデル。

OODAモデルについてはこちら!

 

最小限のデザインをして、大枠はあるが、あとは柔軟に変えていくスタイルが、授業にはあっているし、子どもたちの力も十分に引き出される。
余白のあるデザインをすることが、ボクには必要。

 

darkmoon1968 / Pixabay

 

 

詰め過ぎないって重要。

 

たっぷりの時間がある

 

シンプルだけどこれも重要。

 

時間に追われていると、子どもの思考も狭まりがち。たっぷり観察する時間があったからこそ、試行錯誤tができる。

 

この試行錯誤こそ、学びにおいてとっても大切だなぁと実感した。

 

 

小さな単位で問いや考えを引き出す

 

 

たっぷりの時間があることで、ボク自身が各班に聞いて回ることができた。

 

 

「どうしてそう思う?」

 

「どんなことがわかったか教えてー」

 

 

答えを聞くのではなく、子どものわかったことを素直に聞いて認めていく。こうするためには、学級全体じゃなくて、小さな単位でのやりとりが大切になる。

 

全体か机間指導かという枠組みじゃなくて、交互に緩やかに続けていくこと。

 

もっと大事にしたい。

 

 

まとめ これを再現するために

 

今回のようなものを再現するために、できることはなんだろう。

 

 

 

問い続けていきたいです。

 

青ちゃん

それでは良い一日を!

 

学習指導のまとめ記事です!

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