おはようございます。
連日の雨ですが、今日も玄関先で雨音を聞きながらブログを書く「あお@aosenn」です。
さて、今日はみんなのオンライン職員室、「学習する学級」の連続講座からお伝えいたします。第2回と第3回を受けて、自分が感じたことをあげたいと思います。

あお
2週に1回、火曜日の夜に学んでいます!
目次
システム思考における氷山モデルとは?

氷山モデルというものは数多くあるのですが、今回、掲示していただいたのはこちらの氷山モデルです。
実際に起こっているできごとに対して反応してしまうのだけれど、実はその氷山の下には、変化のパターンがあり、さらに奥にはシステム構造があるのです。
ボクらが反応しやすいところには、根本解決につながるところは見えていないと言えるのかもしれません。
構造が動きを作り出すということは、特定の誰かを責めないということにつながります。
ヒューマンエラーではなくシステムエラーを探るんだね!

まーくん

あお
まさにそう考えるためのツールと言えるね。
さて、この氷山モデルを実際にどう使ったのかを見ていきましょう!
簡単な事例から「問題のすり替わり」ワーク

問題症状を上げて、対症療法を考える中で、根本解決を見極めるためのワークです。
氷山モデルの中のシステム構造の部分に触れるために、みんなでジャムボード(付箋アプリ)を使いながら話して、貼っていきました。
みんなで挙げた事例は、「教室が汚れがちになる」という問題です。

話しながらワークは進んでいきます。
先生が片付けちゃうのは、対症療法であり、それじゃ根本的解決にならない。子どもたちが自分たちで「この教室が汚れている」と気づかなくてはいけない。
対話の中で、実は先生が子どもたちに「結果を引き受ける」責任を持つってことを教えてないんじゃないかという話になりました。

あお
ボク自身も、ひどくなる前に自分で手をうっちゃうことが多かったな。
それって、周りの目や合わせる意識がある大人の都合で、取っ払って「汚れている教室は何をもたらすのか」という実感まで感じられてないのでは?という話になったんですね。
これで合ってるのか?って不安になりながらワークをしていたってこともあったよね?

まーくん

あお
そうなんです。振り返りでも福ちゃんに話したいんだよね。
ツールについて、大切にしたいこと

ここで考えなくちゃいけないのは、
「正しいかどうか」ではないということ。
福ちゃんも話してくれました。

福ちゃん
新しいツールをきれいに理解すると、問題が解決するっていう思い込みはありませんか?

福ちゃん
ツールが変化を生み出すことはない、変化を生み出すのは私たちなんだ。
と。
ツールがよく使えたかではなくて、それによって対話の質が変わったか、それによって変化が起きたのかっていうところを大事にしたいですよね。
さらに、良いツールの条件として2つを挙げてくれました。
- シンプルで使えるもの
- 使うことを通じて人の能力を高めてくれるもの
繰り返し使うことで、ボクらの見方も変わっていくんだなぁと思いました。
違いから学ぶことは、ぎこちなさを生む

参加者の一人からは、
「それでも、皆さん、職場でこれ使います?」
ってお話がありました。
いい問いだなぁって思います。
ボク自身は昨年度1年間学年振り返りをやってきているので、大きな事例に使えるだろうなぁという感覚はありました。
しかし、日常的に対話をしていないのであれば、使えそう!ってならないよなぁってことを反応から考えました。
また、
「先生たちは真面目すぎる」
と話していた参加者の方もいらっしゃいました。
ボクは1ミリも真面目じゃない人種なので、そうは思いませんでしたが、その言葉に違和感を感じていたこともありました。
福ちゃんも話していました。

福ちゃん
メンタルモデルを破るときは、赤ちゃんがよちよち歩きを始めるような、ぎこちなさが生じるんだ。
考えることが多かったですね。
居心地が良い学びの空間って、実は学びにはなっていなくて、一見ぎこちなさやモヤモヤが生じる空間の方が、何倍も学びになっているんじゃないかって。
違うメンタルモデルを受け入れるって簡単じゃないんだよね。

まーくん

あお
ヒミツキチ森学園にいるからこそ、ボクは積極的にそこをやっていきたいです。
「学習する学級」講座は続くよ
こちらを読むのも楽しみになってきました。
今回の学びからもいろんな気づきがありました。何より一緒に学び合う仲間がいるのは楽しいことですし、それが普段生活をしている場とは違う別のコミュニティであるってことも非常に貴重ですね。
引き続き、学び続けたいと思います。

あお
それでは、今日も良い1日を!