おはようございます。
ボクの母の誕生日と、クラスの子の誕生日が重なる4月26日も元気に迎えています。HappyBirthday!
さて、今日は、「コロナウィルス休校の今、先生がすべき大切な役割」というお話をさせていただきます。
ここ、今の先生たちもきっと悩んでいるところだと思うなぁ。

まーくん

あお
ボクらの試行錯誤がちょっと、役に立てば嬉しいですね!
- 休校の今、本当にやるべきことが何なのか悩んでいる先生
- ご家庭でできることは何なのか探している、小学生のお子さんを持つ家族の方
- ヒミツキチ森学園のやっていることが気になる方
1個でも当てはまったら、続きをどうぞ!
ヒミツキチ森学園の挑戦と共にお伝えします!
目次
武田緑さんのnoteの記事が考えるのにぴったり!
エデュコレでもお世話になった武田緑さんだね!

まーくん

あお
みん職でも一度ファシリテーター、させてもらいました。
武田さんはこのnoteの中で、先生の役割を4つ挙げていただいています。
上の記事を読んだ上で進んでね!

まーくん
コロナで休校中の先生の役割① ケアラー

武田さんのnoteの記事を引用させていただく形で、進めていきますね。
1つ目は、「ケア」の役割。「カウンセラー」という方が分かりやすかったかもしれない。子ども本人や保護者の状態を、ツールは何でもいいので、やりとりをする中で把握して、しんどそうな時は共感して一緒に考えたり、励ましたり。「ホッ」とできる時間をつくる。特に、今この状況にあっては、気持ち・感情を聴いて寄り添うことが本当に大事だと思う。
●オンラインの場合
☑︎ 遠隔ビデオツールで個別面談やホームルームや保護者会
(まずは顔見て手を振るだけでも。おーい、元気?とか言いながら。)
☑︎ メールやチャットでやりとり など
この部分が本当に大切だと思うんです。
子どもたちの感情こそ大事にされるべき時代だし、今こそまさにその時だと思うんです。
ヒミツキチ森学園では、朝のサークルと帰りのサークルで、お互いの感情を分かち合うことを大事にしています。
子どもたちの表現する幅を広げていくためにも、ちょうど昨日言葉でこの様に作ってみました。

実は、放課後、保護者の方が、この武田さんも引用しているシートを、教えてくれたんです。

あお
イラスト付きの方が遥かにいい!
また、保護者会まではいきませんが、「Storypark」を使って保護者とスタッフ、または保護者同士の温かいやりとりが広がっています。
毎週金曜日には、授業後にスタッフと保護者とで振り返りをしていて、それが翌週のアイディアだったり、改善のアイディアにつながっているのです。
でも一番は、保護者の方の温かさだね!

まーくん
それが伝わってくるオンラインなんです。
コロナで休校中の先生の役割② コーディネーター

こちらも引用から。
保護者や子どもたちが今何に困っているのか、何を求めているのかをキャッチし、限られた環境の中で、それに応える方法を考え、工夫して調整し、実行すること。そのためにも、今世の中に出回っている学びのお役立ち情報やセーフティネットになるような情報を収集。そのうえで、知恵を絞る。1つ1つの課題解決が難しくても、せめて有益な情報を、ホームページや学校便りや学級通信などを通して家庭に届ける。学習動画については、自作するよりこの方法が絶対にいい。
学習動画を作るのは、先生の役目ではない。
いいものがあるからだ。
実際にヒミツキチ森学園ではe-boardを使っているのですが、子どもが学習した場合の正答率だけではなく、動画視聴に何分かかっているか、どの問題にどう答えているかまで正確にわかるんです!
もう十分に技術はあるんだということです。こっから目を逸らしてはいけません。
大事なのはその先で、在宅での学習を考えた上で、どんな学習方法が合うのか、そういう個に合わせた視点になります。
コンテンツはあるんです。コンテンツをどう個人に合わせるかってところに、保護者や先生の視点は必要です。
コロナで休校中の先生の役割③ コーチ

続いてはコーチです。
動画を流しても、プリントを配っても、「自分で学ぶ」力が十分にない場合にとっては、取り組むこと自体がむずかしい。しかも今回は、出された課題を「やったかどうかチェックされない(学校再開の際に回収するのかもしれないが、それがいつか不明)」「フィードバックが返ってこない」状態になっている。大人でもその状態で仕事に取り組めるだろうか?(私だったらできる自信がない)。計画を立てるサポートをし、定期的に連絡をとって進捗状況を聞き取り、難しさを抱えているとしたらそのハードルをどう越えうるのか一緒に考える。モチベーションを維持したり、セルフコントロールを手助けすること。
●オンラインの場合
☑︎ 遠隔ビデオツールで話をする
☑︎ メールやチャットでやりとり(できた課題を写メでUP → コメント) など
フィードバックっていうのは非常に大切で、ボクはipadで取り組んできたことが役立っています。
imageやPDFで送っていただいて、ipadに取り込んでチェック。それをipadから書き出してPDFで送り返す。
まさに赤ペン先生!

まーくん

あお
子どもの頃の進研ゼミが懐かしい。どこでつながるかわからないね。。
モチベーション維持やセルフコントロールのためには、この部分が欠かせません。時間割を上手に組んで、自分で進むことが前提となっている学びを配置することで、これができつつあります。
改善点はありますが、この点にも取り組めていることは、嬉しいことです。
コロナで休校中の先生の役割④ ファシリテーター

今は、友達と気軽に会えない、遊べない状況。特に仲の良い子とは連絡し合ったり、会ったりしていても、「クラスメイト」を意識することはほとんどないのではないか。子どもたちがクラスを意識する時間を生み出し、学校再開後にコミュニティづくりがスムーズにいくためにも、先生が橋渡し役として、子ども同士をつなげることは意味があるはず。
●オンラインの場合
☑︎ 遠隔ビデオツールでみんなで顔を合わせられる場をつくる
☑︎ メーリングリストやグループチャットでやりとり
(雑談や、できた課題を写メでUP → コメントし合う) など
これはサークルやその他の授業の中で生み出すことができていると思います。
今後課題ではありますが、ブレイクアウトルームの中で、異学年や同学年での教えあえる空間、雰囲気を作っていくことです。
子どもたちはボクらが思っている以上にテクノロジーに順応していて、
- ミュートのオン、解除
- ブレイクアウトルームの退出、入室
など1年生でも2週間でできるようになっています!

あお
もちろん、お家の方の手厚い協力があってこそです!
さらにいうと、雑談やつながりが生まれやすくするために、「意図的にしないこと」も大事にしています。
ここは今後とも考えていきたいね!noteに書く予定だって言ってたよー!

まーくん
休校中にやるべきことって何だろう、その問い直し

日本中の先生が悩まれているところだと思うんですね。
でも、コロナウィルス がボクらに問うていることって、「先生の役割って何?」ってことだと思うんです。
一過性のウイルスで、凌げば元の生活が戻ってくると思っている方、多くいるとは思うのですが、そういうもんでもないとボクは思っています。
きっと、コロナは自分に問い直す機会を与えてくれている…そう考えています。
ヒミツキチ森学園のスタッフと平日は毎日1時間の振り返りをもっています。その中で出てきたことをみんなでカタチにしています。
チャレンジし続けています。
「役割の問い直し」。
これをボクも続けていこうと思うので、皆さんもやっていきましょう。
明日の9時から、ボク個人の新たなチャレンジを公開しますので、応援してくれると嬉しいです!

あお
それでは今日も良い一日を!