おはようございます。
家族の中で一人だけ胃腸炎にかかっていなくて、恐怖で怯えているヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「お子さんの冬休みの宿題が進まない!」という問題に向き合っていきたいと思います。
我が子の宿題ってなかなか難しい問題ですよね。
期間が短い冬休みにもしっかりと学校から宿題が出ているのですが、
なかなかやってくれなくて‥立てた計画なんてそっちのけで、ゲームゲーム。
親
なんてこと多いのではないでしょうか?
今日はそんな「冬休みの宿題やってくれない問題」について考えていきたいと思います。
- 冬休みも我が子が遊び回っていて、なかなか宿題に取り組めない。
- 宿題をするものの、毎日朝からケンカになる。
- このままだと最終日に泣きながらやらせそう。。。
そんな保護者の方に読んでもらえたらと思います。
あお
元教員で小学校3年生の娘を持つボクが、解決に向けての一歩を提供します!
目次
小学生の冬休みの宿題、難易度の高さ
冬休み(長期休み)の宿題って取り組ませ方が難しいですよね。
そもそも毎日学校に行っているわけではないので、宿題もやりっぱなしだったり、子ども側からするとリズムもつかみづらいです。
冬休みはイベントづくめで宿題どころではない
特に冬休みは、イベントづくめ。
クリスマスではプレゼントをもらい、お正月にはお年玉をもらうんですから、子ども目線で話すと、
宿題どころじゃないんだよね。。。
子どもたち
が正直なところ。
今はコロナで難しいかもしれませんが、親戚のうちや実家に帰省するなど、遠出のイベントも多いのではないでしょうか。
親も忙しいし、子どももそわそわしている。
宿題の難易度がひときわ高いのが冬休みなんです。
冬休みの計画表・カレンダーの難しさ
また、最近では学校から「冬休みの計画表」を持ち帰るケースも増えているんだとか。
1行日記があったり、手作りの計画表だったり、先生たちもいろいろ手を加えてくれているわけです。
あお
ただ、この計画表がやっかいなんですね。
計画表を作り、それ通りに実行できるのは、ほんの一部の子です。
多くの子は、これではモチベーションが上がらないというのも確かだと思うんです。ボクが教員時代やってみた年があるんですが、感覚として2割ぐらいにしか有効じゃなかったので、翌年やめました。
計画表は行動を管理するものです。
しかし行動の前にやることがあります。
それはビジョンを作ることです。
ビジョン?なんだか大げさだな。。。
まーくん
あお
難しく考えないで、どういう姿を望んでいるか、どこに向かいたいかってことだよ!
ビジョンを子どもと共有することなく、いきなり行動だけ管理するというのは、至難の業です。
「いきなり毎日5km走るように!」
って言われたら、親だって嫌ですよね。
走って痩せたい。腰痛を治したいっていうビジョンがあるからこそ、人は頑張れるんです。
計画表を使うなら、このビジョンを一緒に考えてあげてください。
「冬休みの宿題にどんなふうに取り組んでいきたいか」というビジョンを練るのです。
子どものタイプが違うのに一律の宿題
そもそも一番の問題は、子どものタイプはそれぞれ違うし、学習の理解度も様々なのに一律の宿題が出るところにあります。
ある子にとっては簡単で、ある子にとっては果てしなく終わらない宿題。一人ひとりのモチベーションも全く違うわけです。
平均的な量で出されている、むしろ近年は冬休みでも多いなぁと感じることがある宿題。
あお
今日はこのお子さんのタイプの違いで、解決法を探ります!
子ども別、冬休みの宿題対策法
さて、今日はお子さんを5つのタイプに分けて、考えていきたいと思います。
あなたのお子さんはどのタイプに当てはまりますか?
- Aタイプ … 興味関心が多様で、今を大事にしている。外に行ってよく遊びまわるし、家でもたくさんのおもちゃで遊ぶタイプ。過去を振り返ることは少なく、計画表や片付けが苦手。
- Bタイプ … パワーに有り余っていて、人が好きなタイプ。誰と遊ぶかをよく大事にしている。ノリが良く人前に出るのも得意。考えるより先に行動していて「とりあえず」が口癖。
- Cタイプ … 主張が少なく同じおもちゃでずっと遊んでいる 。友人は少なめ、責任感は強い。受け身の姿勢が強く自己主張はしない。入念な準備をして本番に臨む。
- Dタイプ … じっくり物事を進める。自分の世界があり一人で遊ぶのが好き。自分の中に基準をしっかりと持っている。無駄なことは好きじゃない。
- Eタイプ … 独自の世界があり、人の評価は気にしない。自分の中に強いエネルギーを持つものの、理由がはっきりしないと続かない。「なんで宿題やる必要あるの?」が口癖。
さて、いかがだったでしょうか。5つのタイプに分けてみました。
お子さんに完全に当てはまらなくとも、近いものを選んで、次からお読みいただけたらと思います。
Aタイプのお子さんは、親がなかなか苦労するのではないでしょうか。宿題をさせたくても、「今ゲームやってるから!」「今、遊んでくる用事があるの!」など、今を大事に生きています。
うちの次女も完全にこのタイプですが、やってほしいことへの移行はなかなか厄介です。
このタイプの子には計画表は合いません。宿題も「今」を大事に取り組ませてあげてください。
まずは5分やってみる、そこにすかさずフィードバックです。
数問解けると学習に対して前向きになってくるのもこのタイプの特徴。「次はこんな問題ならどう?」と時間はかかりますが、親が二人三脚で取り組めるといいですね。
1日の宿題が終わったら、「今日簡単だったみたいだから、明日はちょっぴり難しくしても大丈夫?」と今を意識しつつ、ハードルを毎回上げていくのが良いでしょう。
Bタイプのお子さんは、人がすごく好きです。「今日どうだった?」と聞くと「〇〇と遊んだ!」と返答にも「人」が入ってきます。
なるべく親の近くで宿題をやらせて、すぐに聞けるような環境を整えてあげましょう。
興味関心は移りやすいので、なるべくフィードバックは細目にできるように、たくさんやって一気に確認ではなく少しずつ解いて、「すごい!」「全部あってるね!」など、プラスのフィードバックが効果的です。
また誰とやるのかは非常に大事なので、夫婦でどちらも見れるようなら、相性が良い方の親が宿題を見れるようにすると良いと思います。
何かあると「いつあるの?」「どこであるの?」と詳しく知りたがります。いろんなことを把握しておくことで安心できるタイプですね。毎月の予定表とか見るのが好きです。
このタイプのお子さんには計画表がぴったりです。
ビジョンを大事にしつつ、全体像を把握させて、計画表を作りながら取り組ませましょう。
うまくいってもいかなくてもプロセスを元にほめてあげてください。「大丈夫、今日も真面目に取り組んでいたし、ここまでは進んだよ。」「30分集中切らさず取り組めたね。」など、安心できる言葉をたくさんかけてあげると、前向きに頑張れるでしょう。
Dタイプは我が家で言うと、まさしく長女。自分のやることへのこだわりも強く、信頼を置いている人は限られています。
褒めるときはその人を通じて褒めることで伸びます。両親がその関係にないのであれば、「個人面談でよく頑張っているって先生が褒めてたよ!」とお子さんが信頼を置いてそうな人を元にほめていくと良いでしょう。
宿題については、黙っていてもやるタイプですが、褒めるというよりかは、フィードバックをもらって自分自身の考えで次の一歩を出すことを大事にしています。改善方法を一緒に考えながらも、最後はお子さんが決めるという姿勢で臨むと、より前向きに取り組めるはずです。
Eタイプは褒めすぎるとあまのじゃくになるタイプです、あんまり喜怒哀楽も大きくありません。こちらも具体的なフィードバックが効果的です。
なぜやるのか?というところが気になるお子さんなので、まさしくビジョンがうってつけ。宿題に取り組む前に「なぜ取り組むのか、どう取り組むことに自分は意味を持てるのか」をじっくりと話し合ってあげてください。
最初に時間はかかるものの、ビジョンがはっきりしていると、よく宿題が進むタイプです。
子どもにもいろいろなタイプがあるんだね!
まーくん
あお
兄弟で違う場合がほとんどなんで、親って大変だよね。。。
それぞれのお子さんに合った方法で、宿題に向き合えると良いなぁって思います。
宿題だけでなく、冬休み後の学習につなげるために
さて、冬休みは乗り切ったものの、そこで終わってしまうのも、もったいないですよね。
あお
最後に日常へのつなげ方を考えていけたらと思います。
日常の学習への取り組みが表面化したのが冬休み
冬休みはお子さんと接する時間が長く、お子さんの様子が見えやすい状況なんですね。
そんな中、宿題の取り組み方に難しさを感じたとしたら。。。長期休みの問題だけじゃないと思うんです。
学校がある時の取り組み方が、冬休みに出ているってわけね。
まーくん
そうです、学校がある時なら、宿題を見れる時間はほんのわずかかもしれません。
3年生の我が子も、学校に併設されている学童で宿題をやっているので、ボク自身、あまり関わる時間が多くはありません。
そこで必要なのは、通常時の学習に取り組む体力をあげていくこと。ここでもお子さんのタイプ別に上げていければ良いなぁと思いました。
そこでお子さんの家庭学習の強い味方になるのが、通信教育です。
あお
実は通信教育がボクが子どもの頃と比べて遥かに進化をしています。
上のお子さんのタイプに併せて、おすすめの通信教育を紹介しておきます!
日常の学習体力をつけるタイプ別通信教育
あお
どうしておすすめなのかは詳しくはこちらの記事で!
あお
それでは今日も良い一日を!