おはようございます。
多動気味の毎日も合っているなぁと思い始めているヒミツキチ森学園のあおです。2022年のテーマは「移動」です。
さて、今日は公立小学校の研究会で講師をしてきたよ!というお話です。
おぉ、すごいじゃん!!

まーくん

あお
研究推進委員長をしている友人が呼んでくれただけだよ。
でも本当に学びが多かったです。
「何が正解なのか」はわからず未知なことなわけで、一旦整理した結果、「やったらいいこと」はわからないけれど、「やっちゃだめなこと」は今までの経験からわかっていました。
- ずっと自分のことを話し続ける
- 先生たちの対話量が少ない
- ニーズと合っていない
この失敗がないように、友人と打ち合わせを重ねつつ、1や2を狙っていけるように考えてみました。
今回のテーマは「先生の時短」です。
目次
教員の時短 意外な盲点

時短を考え上で、いつもやりがちなのが、行動に目を向けること。
「テストの丸付けを授業内に行う」
「印刷物はまとめて行う」
「子どもたちと一緒にできることはする」
これらは全部行動です。
でも、時短というか働き方において重要なのは「感情」です。
- 忙しいという感情が、より一層忙しくさせている矛盾
- 自分のことを把握できていない不安感からくる忙しさ
これら感情のことが意外と大事なのです。

あお
では、感情をほとんど使うことなく、できるようになっていることはなんでしょうか??
それが繰り返しで培われたルーティンです。
毎日、毎週、毎月、毎年、行われていることが学校の中にはあるはずです。
ルーティンは無意識でできちゃうので、普段は意識しないかもしれません。
ただ、このルーティンを含めて、自分のやっていることをしっかりと意識化すること、それが時短に効いてきます。
ルーティンを把握するワーク

今回の研修会では、ルーティンを把握するワークを行いました。
今回のメインはこのワークです。
実際にやってみると、
「あれ、なんで俺こんなに忙しいんだっけ??」
「この時間何していたんだろう?」
と悩む先生が多かったです。
そうだと思うんです。普段は無意識なんで把握しようとはしていないから当然です。
付箋を机に貼ってタスク管理している方も多いと思いますが、その方法ではうまくいかない理由が、ルーティンを把握できていないからです。
ルーティンも含めて、タスクを構成しない限り、自分の今日やるべきことは把握しきれないのです。
これに時間を割いた理由がわかったよ!続きは??

まーくん

あお
ここからは共有タイムです。お互いにじっくり対話して、付箋を変えていきます。
この段階では3つの問いを出しましたが、鍵なのでここは企業秘密です。
3つの問いに基づき、同学年の先生と、他の先生方と対話して付箋を変えていきます。
こうしたらどうなるか…みたいなことを徹底的に話し合い、次のプランを練っていた学年もありました。
意識化した後、付箋をどう変えていくか、ここが大事なポイントですね。
無意識の意識化 個人からチームへ

今回のワークを通じて狙ったことが2つあります。
まずは学年の先生たちとどっぷり対話に浸かることです。
師走の終わりというこの時期だからこそ、学年内の会話が必要なことに割かれがちです。どうでもいいことを話す合法的な時間がないんですね。だからこそ、この研修ではたっぷりと話してもらいたかった。

あお
ボクらはいつでも対話が必要です。
2つ目は、現在地が把握できていないと、ビジョンが描けないということ。
特にタスク管理では、現在地の把握が大事になります。
ルーティンを把握するのは、そのための一歩です。
今やるべきことだけを追っていては、多忙感が迫ってきます。
全体を把握しながら仕事をする。
それが先生の時短に直結してくるんです。
先生たちのお手伝いができたら

この先のやるべきこととしては、
- 自分の時間に対して何をするか
- 強みを元にどう変化をつけるか
- しっかりとログをとること
この3つですね。
ログをとること(現在地を把握)はすごく大切で、必要なのは詳細なログです。
週案を作ったではなく、「週案を何時何分から何時何分まで〇〇分かけて作った、その時の感情は〜」というログです。
これはデジタルが得意分野だね!

まーくん
今回は時短という他にはないような内容でしたが、今後先生たちに役立つことができたらと、個人でもいろんなことをやっています。
また、学級経営や学年経営においての次年度の連載が決まっています。そこに向けて理論をまとめていきます。
公立から離れた身ですが、離れた身だからこそ語れることが多くあります。
ずっと語りっぱなしの研修はしませんが、お手伝いしていくことはボクのルーティンでもあるので、ご興味あったらお声がけください。

あお
乞うご期待です!