おはようございます。
トランポリンの遊び場に行って跳んでいたら、開始5分でふくらはぎがつりそうになったアラフォーのおっさんこと、ヒミツキチ森学園のあおです。もう若くないのは確かw
さて、今日は初任研じゃ教えてくれないことシリーズ第9弾です。
「偏愛と強みを生かす」について語りたいと思います。
そのテーマ、そりゃ、初任研じゃ教えないでしょ(笑)
まーくん
あお
突っ込まれるだろうと思ってましたが、今日はとことん語ります。
目次
小学校現場を離れた理由の1つ
小学校現場を離れた理由はさまざまあって、どれもポジティブなものが多いのですが、その1つに、「画一的な人を生み出すシステムの外に出る」ということがあります。
小学校の先生って優秀な人が多い。ボクがいた学校だけかもしれませんが、若い先生も優秀で、ミスしない。
ただ、なんとなくみんな似通ってしまっているんです。
あお
これ、同意してくれる先生、多いんじゃないかな。
書類の山見て発狂したり、通知表終わらなくて泊まり込んだり…
恥ずかしいエピソード満載のボクですが、なーんかそんなことなく卒なくこなしていっちゃう。
それって悪いことなの?いい先生たちじゃん。
まーくん
もちろん、そうしていくことが悪いわけではなく…。
悪い言い方をしてごめんなさい。優秀なんだけど「自分」がないんです。
ただその理由を探ってみると、学校が自分を出しにくい環境なんじゃないかって思うようになったんです。先生一人ひとりの強みをもっと出しやすい環境にするにはどうしたらいいんだろう。
それは子どもたちにも確実に映っていて、子どもも角が取れたような、まーるい子が出来上がっていく。
あお
みんながそう…というわけじゃなく、あるときの自分の行動で、ボクも学校というシステムの中でまあるい子を育ててないか、自分に疑問を持ったんですね。
子どもも大人も強みを生かす…そういう学校にするにはどうしたらいいんだろう。
そこが外に出てみてみる1つの原因だったのは確かなんです。
強みってなんだろう。
どうしたら生かせるんだろう。
社会になったら、逆に要求され続けるアイデンティティ。自分らしさ。それを子どもの時からで大事にするには?
この問いは今も持ち続けています。
理系なのに小学校の先生という好きを生かす!
さて、理想ばっかり語っても仕方ないので、小学校の先生としてボクがどうやって、強みを生かし、偏愛を突き通してきたかを語っていこうと思います。
まずは理系の先生であったこと。
これ実際に調べたわけじゃありませんが、小学校の先生って文系の先生が圧倒的に多いと思います。4年生の大学だと、教育学部は文系であるからです。理系の先生がいないわけじゃないけど、圧倒的に文系の先生が多いです。
そんな中で、パソコンが好きっぽいという理由で理系に進んでいた自分は、すこーし変わってましたね。
情報・視聴覚部に入り、浸かりすぎないぐらいに一通り学びました。
特に動画編集や音楽編集は好きで、学級の最後の動画編集、運動会の音楽編集にこだわってやっていました。
なんで好きなの??
まーくん
あお
うーん、普通は変えられないものを変えられるからかなぁ。
変化させたり混ぜたりするのが好きで、それで人が感動すること、心を動かされることに喜びを感じていました。
まぁ、変な人です。
でも好きなことを続けているうちに、動画編集は今や仕事になってますし、音楽編集では頼ってもらっていたなぁ。
続けると強みに変わるのが、好きなこと、あなたの偏愛な分野です。
あなたにもきっとあると思います。
学びの感覚の違い、外へ出て学ぶ
学びの感覚が他の先生と違っていたのも、今となっては強みになっているのだと思います。
外に出て自分の知らない人と会うことによって、学び得ることが非常に多いことに気づきました。また先生という仕事の外から得た学びが非常に多かったんです。
あお
軽々しく言ってますが、15年前はそんなことあり得なかったので、結構総スカンでしたよ。
そうなんですよ、区や市の研究会に属することが、まずは学びのスタンダードだったんですけど、そこにどうも納得がいかなくって。
いやいや、だめでしょ、異質め。
まーくん
全教科やるのに教科を専門にしてどーすんのさ。
隣の学校の教室と繋がって、交流できるのに、なぜまだアナログ的に年1回の授業研究会とか多いの?
なーんて尖っていましたね。各方面の方、本当にすみません。
ただ、外に出て学んだことが、
- ブログという武器
- 楽しく学び続ける日常
- ヒミツキチ森学園という新しい学校の立ち上げ
にもつながっているので、決して悪いことじゃなかったんだろうなぁと。
15年を振り返って思うんですよ。
学びに関する自分の感覚、特に外のものをどう自分とつなげるかが好きだという感覚は、そこを信じて良かったなぁと思っています。
強みを分析してもらう
自分の強みって意外と気がつかないことが多いんですよ。
だって、気がつかないほど夢中になって当たり前にやってるから強みなんですもん。普段自分が気づく外にあるのが強みってケースも多いと思うんです。
そこで、分析してもらおうっていう発想も大事。
ボクだったらストレングスファインダーかな。
こちらの本を読むと、初級編がついてくるのと、
全分野ならこのサイトで調べてもらえます。
あお
ボクにとって意外なものが強みであり、その後詳しい方に分析もしてもらいました!
学習欲や収集心など、自分にとって意外なところが強みだったわけです。
でもその強みを突き詰めていくと、今のボクにたどり着くって感覚があります。
あなたの強みはなんでしょう?
時には、人から聞いたり、分析してもらったりしてみてください。
偏愛も突き通せば強みになる
初任者の方に伝えたいのは、1年目からでなくてもいいので、あなたの強みを大切にしてほしいこと。
誰かに合わせないといけないから。
みんながそうしているから。
そんな理由であなたの強みをつぶさないでほしい。
何かを言い訳にして、自分のことを抑えちゃうのは簡単なことです。でも、一度引くと結構その後引きっぱなしになりますよ。
子どもたちは多少曲がっていたとしても、強みを持った人に惹かれるんです。
自分だって強みを生かして生きていたいから。
目の前に一緒にいる大人が、強みを生かして生きてなかったら、誰からそのモデルを学ぶんですか?
もう一度聞きます。
あなたの強みはなんですか?
あお
それでは今日も良い一日を!