おはようございます。
COUNT UP!というコミュニティを立ち上げて、過去最高のカウンター記録を更新したヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「先生のためのデジタル手帳!HELLO PLANNERの魅力」と題して、デジタル手帳の魅力について迫っていきます。
教員手帳には、次のような種類があります。
アナログの良さも十分にありながらも、
- 持ち運びの重さ
- 無くした時のリスク
などが存在することも、紙の手帳を使っている方は実感しているでしょう。
うぅ。。そうなんです、無くしたら嫌だし、落としたら大問題。。。
まーくん
あお
そこで今日ご紹介する、デジタル手帳の可能性について、知っていただきたいのです!
今回、先生向けのデジタル手帳を制作している会社の代表の方にお話をお聞きしました。
- デジタル手帳はどういったものなのか
- デジタル手帳は自分にも扱えるのか
- どんな想いでものづくりにあたっているのか
そんな視点で、この「HELLO PLANNER」というデジタル手帳を紹介していきたいと思っています。
あお
今日の結論は…
想いがモノを作り、社会を動かす!
です。
早速いってみましょう!
まーくん
目次
「HELLO PLANNER」の先生手帳について
デジタルプランナーという言葉が聞き慣れないかもしれません。
HPによると次のようにあります。
iPad、Apple pencil、手書き用のノートアプリを使った
全く新しいデジタル手帳のこと
・どれだけページがあっても一瞬で開けるリンク機能
・写真や画像を自由自在に配置、加工ができる
・手書き文字が検索できる
・自由に使える色ペン消しゴムで何度でも書き消し可能
他にも便利な機能がまだまだあり、 まさにこれまでのシステム手帳やデコレーション手帳の進化版。
ぜひこの機会に、新しい手帳で、新しい日々をつづりましょう。
HELLO PLANNER HPより
iPadのアプリを用いた、デジタル化された手帳のことです。
なんのアプリを使っているの?
まーくん
あお
ボクも愛用している「GoodNotes」を使っているよ。
このHELLO PLANNERの手帳には、先生手帳というものがあって、それがちょうど先日発売されました。
この先生手帳について、代表の草島さんから、開発秘話などたっぷりとお聞きしたので、その様子をご覧ください。
あお
草島さん、お願いいたします!
よろしくお願いいたします!
草島さん
「HELLO PLANNER」先生手帳の開発理由
あお
どうして、先生手帳を開発しようと思ったのですか?
小中学校時代の思い出によるところが大きいのです。
草島さん
草島さんは、冗談交えて話してくれていましたが、ご自身が手がつけられないほどの問題児だったとか(笑)
それでも見捨てられなかった、小学校時代の先生にたくさん救われたそうです。今でも名前がスッと出てくるほど、その先生に感謝していると話してくださいました。
直接その先生たちに恩を返すことはもうできないのですが、その分、今の先生たちのお役に立つことで、恩を送りたいんです!
草島さん
元々手帳好きだった草島さんですが、仕事のために使っていた専門学校の教員時代、学年就職担任とクラス担任を両方持っていて、このままではその忙しさに「潰れる」と感じたそう。
どうにか自分自身を管理できないかと思った草島さん。日々の思いを手帳に書いているうちに、メンタル部分を含めて、自分自身も安定してきたという経験がありました。
今、現場が苦しいという現状を知り、なんとか自分の経験を還元できないかと思いました。
草島さん
あお
1つだけの経験ではなく、いろんなものが重なり、今の活動になっているんですね。
ちなみに、デジタルでの手帳作りに関しては、ほぼ独学だそうです。
自分仕様にしたい!という願いのもと、まずはexcelで自分用のリフィルを作っていたのだとか。それが今につながっているそうです。
ミリ単位の調整とか、もうオタクの領域です(笑)
草島さん
あお
では草島さんが作っている、先生手帳の詳細に移っていきましょう!
独学で学んだデジタル版「先生手帳」へのこだわり
あお
先生手帳については、すごく現場の先生の好みにあっているなぁと感じるんです。現場にいない草島さんがどうやって作り上げているのでしょう?
先生方からのアンケートを参考にしています。かなりたくさんの声をいただいています。
草島さん
実際にどのアンケートにも目を通し、そこから手帳好きの草島さんの感覚と合わせて、調整していくと話してくださいました。
最も使うと思われる週の画面では、このように、時間割の右側に方眼が含まれています。
あお
時間割とともにちょこっと書きたい!この気持ちわかります。
また、このような週案「分割型」のデザインも使うことができます。
使っている先生たちの声をしっかり反映されているのがよくわかります。
その他、ボクも線の濃さや、枠の自由さに惹かれ、自分の現役時代にあれば、絶対に使ってみたかったと思いました!
この手帳には、手帳好きの草島さんによるアレンジが至る所に効いています。
例えば、タブを触ることで、スッと移動することができるなんてことは、紙の手帳の良さを引き継いでいると言えるでしょう。
紙の良さは、どのページにもサッと移動できるところ。それをデジタルでも体現しているところ、本当に素晴らしいです。
あお
デジタルだと、所定の場所に移動するのが、ちょっと難しい時がありますもん。電子書籍読んでいると、特にそう感じます。
痒い所に手が届くのは、草島さんの今までの経験の積み重ねを、表現しているからなんでしょう。
草島さんが考えるデジタル手帳の良さ
デジタル手帳の良さはどんなことなんでしょう。
草島さんの考えによると、それは3つあります。
- 手帳が動くという感覚
- 余計なコストがかからない
- リスクも抑えられる
まずは、手帳が動くという感覚について。
あお
草島さんって、もともと理系で、ガジェット好きなんですか?ちなみにボクは理系です。
いや、それが文系なんですよ。ただ、パソコンとか手帳はもともと好きでした!
草島さん
手帳を愛用していたときに、iPadが出てきて、「あ、こういうので書ければいいな!」と思ってたら「Apple Pencil」が出てきて…
何かのきっかけで海外の人が作ってる デジタルプランナーを初めて使った際に、初めて、手帳が動くって いう感覚を持ったとのこと。
何百ページあっても好きなところにリンクで飛べるし、字をよく間違えるので消しゴムが欠かせないタイプだそうですが、書いても、あっという間に消すことができる。
あお
確かに、消しゴムを探したり、取り替えたりしなくていいですもんね。
あと、手帳に使うペンのインク代が0円なんですよ!
草島さん
それまでは手帳を使ってる時に、3 色ペンを使っていた草島さん。
月のボールペンの替え芯代で、8000円ぐらいかかっていたそうです。リフィルの交換だけで相当なコストかかって困っていたんですね。
それが、0円になるのは大きいですね。
以前紙の手帳を使っていたときに、どんどんリフィルがバインダーに溜まっていくタイプのものを使っていたそうです。
だいぶ重くなりながらも使っていたら、ある時スーパーに置いてきてしまって、紛失しまい…
あぁ!!もう本当に顔面蒼白で。。。
草島さん
デジタルの手帳だと、iPadの薄さしかないですし、もうどれだけ書いても、何万枚になっても問題ありませんよね。もし紛失したとしても、バックアップを取ってるので安心です。
先生手帳の挙げている実績と将来への展望
あお
この手帳はどのくらいの先生に使っていただいているのでしょうか?
販売は3000ダウンロードぐらいです。嬉しいことに47都道府県全ての先生たちにダウンロードしていただいています。
草島さん
デジタルで3000ダウンロードってすごいことですよね。長崎の離島の先生もご活用いただいているようです。
あお
2024年版のアップデートのポイント、それ以降の展望はありますか?
- その日の板書ボタンを押したら、考えておいた板書計画が開く
- アンケートの声を元に新たに週案(+マンスリー)に「貼付けタイプ」を追加。資料や書類のスキャン画像などを貼り付けて使うことができる
- 2024年度限定の新色「ライム」を追加
などなど、2024年度版には新しい機能が追加されています!
できることできないことはあるけれど、できる限り改善点を入れるようにしました!
草島さん
いただいた声に誠実に応えていくことを続けたい気持ちが、草島さんの根っこにあります。
聾学校の寄宿舎に通っている先生の手帳だったり、養護教諭用だったり、いろいろな声をいただいているので、ぜひ実装したいとのこと。
校長用も要望としてあるようです。
紙の手帳と自由に選んでもらえたらと思います!
草島さん
想いがモノを作り、社会を動かす
今回インタビューを終えてみて、草島さんの熱い想いに触れることができました。
ご自身の経験から、丁寧に語ってくださる人柄にも、すごく信頼がおける方だと感じました。
1人の方の人生で培ってきた経験が、こうやって形になっていくことの偉大さを感じ、そういった活動が社会の中で困っている方を救うのでしょう。
あお
先生がこのデジタル手帳を使うことで、仕事に対するポジティブな気持ちが増えていくといいですよね。
ボク自身、今はNotionで管理している毎日のことですが、こうやっていろんな技術があることを知り、いずれNotion内でも動くようなアプリを作ることも可能なのではないでしょうか。
あお
学び続けます!草島さん、今日はありがとうございました!最後に一言お願いします。
先生方の業務軽減のお役に立てればもう幸いです!ありがとうございました。
草島さん
ぜひ使ってみてください!
あお
それでは今日も良い一日を!
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