おはようございます。外出自粛のGW、どうやって楽しみを見いだそうか考えている「あお@aosenn」です。
さて、今日は「秘密兵器」のお話。
子どもたちのいいところを見つけたくても、なかなか見つけられない…

同僚だった先生
そんな先生の悩みをよく聞く事があります。
たくさんのやるべきことがある中で、一人ひとりの良さって捉えにくいのもよくわかります。ボクもそれほど個人に目を向けることができない日々が続いていました。
そんなとき、ボクは一つの道具を持つことで、色々な子に声をかけることができるようになりました。
それが「カウンター」なんです!
これはボク自身が岩瀬先生の取り組みを参考にして始めた実践でもあります。
- 子どもたち一人ひとりの良さを見つけたい
- 忙しさから、毎日を進めることで1日が終わってしまう
- 一人ひとりの輝きを大事にしてクラスづくりをしたい!

あお
効果大なので、ぜひ取り組んでみてください!
目次
準備するもの「カウンター」って?

簡単です。
勇気づけのカウンターと読んでいる、このカウンターを持って教室に向かうだけです。
このカウンターは、100円均一などにもあるので、そちらでも十分ですよ。
これだけの準備でいいんだね!

まーくん

あお
そう、これならすぐに準備できそうでしょ?
カウンターを使って、何をするのか??

カウンター修行の内容は、
子どもを勇気づけられたり、励ましたり、プラスのフィードバックができた時に、ポケットのカウンターをかちっと押します。
ただこれだけのこと。でもここには大きな効果があります。
尊敬する岩瀬先生はこれをクリップを移すことでやっていたみたいです。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2017年9月28日
勇気づけた、励ました、プラスのフィードバックができたって時に、カウンターをカチッと押していきます。
ボクは持ち物をなるべくシンプルにしたいんです。
クリップを試したところ、だいぶポケットの中が散らかっちゃいました。散らかっちゃうとイライラしてしまう「視覚優位」である自分には合わなかったみたいです。
そこで、カウンターを購入して試してみました。

あお
これが、自分にはぴったりでした!
勇気づけができた、子どもたちの笑顔が見られるような行動ができたときに、カチッとカウントしていきます。
このカチって音が、とても心地良いんです。
それが「励ませた、ポジティブに接することができた」という実感につながって、愛用しています。
毎日は使いませんが、一定の期間使ってみるなど、1年間の中で使う時期を決めています。一つの修行だと思って取り組んでいますよ!
いまだに自分自身が落ち着かない時なんかは、持っておくことにします。1週間で500回を目指すなど、お守りのように大事にしています。
カウンターがもたらす様々な効果

このカウンターには様々な効果があります!
- ポジティブがポジティブを引き寄せる
- ネガティブの抑止機能・ポジティブへの変換機能
- 他の実践にも良い効果をもたらすカウンター
ポジティブがポジティブを引き寄せる
今日はこの回数だけ行くと、放課後、座席表で子どもの良いところがわんさか出てくる。
全然違う。
昨日までは振り返りでなかなか出てこなかったが、ポジティブはポジティブを引き寄せるんだ。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2017年9月28日
この日は座席表へのメモがほぼ全員埋まったんです。
ポジティブはポジティブを生むのです。
自分の目の前にあるフィルターをポジティブを捉えるように変えてくれるのがこのカウンターの役割の1つです。
ネガティブに反応ばかりしていると、ネガティブを見るフィルターがかかっちゃう。人間なんて誰しも自分のフィルター越しに事実を捉えている。でもボクらはフィルターを少しずつ変えていけるんです。
カウンターを持つことによって、「ポジティブを探す」というマインドセットがされます。だからポジティブが見つかるんです。目の前の子たちは変わるわけではありません。それをどう捉えるか、先生の心が変化するから、良さがよりよく見えてくるんです。
そういう機会を与えてくれるのがこのカウンターだと思っています。
ネガティブの抑止機能・ポジティブへの変換機能
また指導が必要な場面で、カウンターを握ってみるんです。そうすると、どうしたらポジティブなフィードバックに変えられるかを考える。
変換機能や、抑止機能もあるんです。
ぜひ一度試してみてください!
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2017年9月28日
「あ、つい小言を言ってしまいそう。」ってとき、ぐっと我慢して、どう言ったらいいか、態度や言葉を変えられるんですね。この効果もぼくにとっては大きい。
ネガティブな反応をしちゃう自分自身に気がつけるんだね。

まーくん
カウンターを持つことで、どうすればポジティブに変えられるか…そう考えることを大切にするようになるんです。
意外とポジティブに変えられることはたくさんあります!
やることをやらないで教室の中を走り回っている子には、言いたいこともあるのだけれど、
「パワーが余っているから、これ配って!」って役割をお願いする。
素直に配ってくれたら、「ありがとう!」
これで、周りのみんなもポジティブに見ることができます。
他の実践にも良い効果をもたらすカウンター

今日は、ファンレターがその日のうちに書けた記念すべき日。1日3枚だとしても、1ヶ月で60枚。そうか、そうすれば金曜日の分も書けるんだな。
このためにいくつか工夫してみたいことがある。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2017年9月28日
ファンレターをその日のうちに送る工夫
①必要箇所以外、極力自動的に書けるように制作する。
②取り出しやすい場所に持っておく。僕はヒップバッグに入れる。
③書く時間を決めておく。
④先生が進める授業から子どもたちが進める授業への橋渡し。それによって観察する時間、書く時間ができる。— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2017年9月28日
ポジティブは本当にポジティブを引き寄せるんです。ファンレターの枚数も増えていくのがよくわかりました。
ボクらは全体化を図りたがる。でもそうではなくて、大事なのは個に応じていくこと。その一歩目がこのカウンターならスタートできるんです。
ただし、どう声をかけるかに注意して、個への関心が薄れてしまったら逆効果です。あくまで一人ひとり大切にしているものが違う。じゃあどの部分に声をかけて、どの部分はスルーするか。そういうことも一人ひとり違うんです。
教室で目立つ子だけじゃなく、いろんなことが当たり前のようにできる子も、実はこの大雑把に括っちゃう対応には苦しんでいるかもしれません。
個への関心を高め、どうしたらどの子も安心して過ごせるかを考えていく必要があります。
まとめ カウンターならすぐ試せる!

このカウンターならすぐに試せるね!

まーくん

あお
様々な良さがあるから、ぜひスタートしてみてください!
100円均一に行くか、Amazonでぽちっとすれば次の日から始められますよ。

あお
それでは、今日も良い1日を!
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