おはようございます。
今朝の仕事でようやく仕事納めなヒミツキチ森学園のあおです。今年もたくさんの方と楽しく働けて幸せな一年でした。ありがとうございました。
さて、年末恒例企画「今年読んだ本ベスト10」をお届けします。
あお
最後は恒例行事で締めましょー!
今年も1年ありがとうございましたー!
まーくん
早速行ってみましょ!
まーくん
目次
2022年の読書傾向
2022年の読書傾向を、ブクログのグラフから見てみましょう。
今年読んだ本は67冊でした。
あお
昨年とほぼ変わらない数字でした!
夏休みに執筆に追われ、なかなか伸びなかったのが特徴的かもしれません。代わりに冬休みよく読んでいましたね。
来年の目標はあるの??
まーくん
あお
毎月10冊以上、年間120冊に挑戦します!
いきなりステップアップしすぎじゃ??
まーくん
あお
2位の本のおかげで、読書力が上がったんです。絶対いけます。
大きな目標を立てたなぁと思いますが、実際にいけると思っています。では、今年度のランキングです。
第10位 妹から教わった深い世界の1冊
第10位は「融合しないブレンド」です。
こちら、徳島県にあるアアルトコーヒーの店主の方の本なんです。
あお
じつは妹が仕事でこの方と関わっていまして…
妹が両親の古希祝いの際に、この本を持ってきてくれたんですね。
そこで一気読み。面白い人だなぁというのが印象的です。淹れてくれたアアルトコーヒーがすごく美味しかったので、帰った後に他の本も読んでみました。
この本にあった豆の挽き方、コーヒーの淹れ方が気になり、次々と器具を購入。
2022年はコーヒー沼にハマりつつあった1年でした。
あお
きっかけとなった1冊、かなりおすすめです。
第9位 手帳の新境地を教えてくれた一冊
ボクの手帳歴は長いです。
それこそ自作のリフィルを作った手帳から始まり、ほぼ日手帳、edit、宝地図手帳など色々なところを歩んできました。
今回、久々のヒット!使ってみようと思った手帳がCITTA(チッタ)手帳です。
実際に使っているのがこちら!
ヨガをベースにした女性向けの手帳なんですが、自分のやりたいことリストが毎月ついています。
以前の手帳でやりたいことリスト100を年間で作っていたのですが、実行されるのは10以下でした。これは実行まで考えた現実的なやり方ではないと思い、新しい方法を探ってみました。
CITTA手帳で毎月書いているわけじゃないのですが、3ヶ月に1度見直すことで、その周期のやりたいことをピックアップすることができました。結果、3ヶ月前の10月に書いた100のことは3割ぐらいは達成することができました!
あお
使い方の幅がボクとすごくあっていました。2023年はこの手帳、使い込んでみようと思います。
手帳マニアを動かした1冊がこの本なんだね!
まーくん
第8位 引き込まれて一気読みの1冊
今年の本屋大賞にもノミネートされていましたね。非常に面白かった。
非日常の就活体験から、その後を描き伏線を回収していく、ミステリーとしても1級品でした。
あお
2日で一気に読みました!
第7位 心理的安全性とは何か考えさせられた1冊
こちらも非常に面白かったです。
執筆に励んでいる夏頃読みました。
どうやったら心理的安全性が学級の中や職場に生み出せるかという視点で読みました。わかりやすい答えと難解な問いとを残してくれた1冊です。
あお
本の中にも参考文献として挙げさせていただきました。
校種問わずいろんな方に読んでいただきたい1冊です。
第6位 物語ではトップ!知らない世界を教わった1冊
すごく面白かったです。
話自体はミステリーとして進んでいくんですが、読み進む上でいろんなことを考えさせられます。自分の結婚観、相手を思う気持ち、家族のつながり。
いろんな世界を見せてくれた作品でした。
この本も一気読みだったね!
まーくん
あお
周りにもよく薦めていました!
第5位 ビジネスとは何か 再構築した1冊
この本を読んで思ったのが、先生業と言われるものは世の中にたくさんあるんだということ。そしてビジネスに結びつけようと思うと、なかなかそのお手本がないということです。
主に弁護士など「士業」がつく人たちも先生と呼ばれます。この本は学校の先生向けではなくて、どちらかというと「士業」の方向けの本です。ただ、何度も精読したくなるほど、たくさんの示唆をくれました。
このビジネスの視点が、足りないもんね。
まーくん
あお
えぇ、すごく苦手な分野で。。。
ビジネスっていうと「お金が絡んで嫌」というすぐ毛嫌いする人いるじゃないですか、特に先生は公務員であり、こういう側面を見てこなかったので、.見なくてもいい世界なのかも知れません。
ただ、世の中がビジネスで回っているのも確か。
ビジネスの世界で先生がどう生きていくのか、その先駆者になることができたら…と考えています。
オルタナティブスクール界隈では、収入の低さが永年の課題です。そこを一歩越えられたら、先生の可能性がぐっと広がっていくのではないでしょうか。
そういう意味で、こちらの本も内容がすごく似ていて参考になりました。
あお
がんばります!
第4位 失敗することを大事にしたいと思った1冊
この本を夏に読み終えることができたのも大きかったですね。
「リーン・スタートアップ」や「マージナルゲイン」など、新しい考え方を学ぶことができました。そしてこれは学級の中でも大切なことだと、新刊本に書いています。
思えば昔ほど、失敗に敏感じゃなくなりました。未知のことにも踏み出せるようになっているのは読書のおかげです。
自分の怖さの正体の解像度を上げることができたら、挑戦が怖くなくなりました。読書はそういう自分の経験値を上げてくれる存在です。
かなり長めの文章ですが、どなたにもお勧めできます。
こちらも読書中!
第3位 先生の新しい概念を生み出してくれた1冊
2022年で非常に有益な1冊でした。
ボクにとってはすらすら読めて興奮した1冊です。
著者の市川さんとも4月に一緒にFeel度Walkし、逗子界隈を周りました。聞きたかったことや探究の中身について知れて、すごくワクワクしたのを覚えています。
それと同時に、教室という閉じられた空間でできることから、外の世界で何を作っていくかという方にシフトチェンジできた本でもあります。
ファシリテーターでもなく、コーチでもない、ジェネレーターという新しい概念が、「昔大好きだった先生」と重なり、そういうことかと納得したのも事実です。
あお
先生必読の1冊です!
第2位 新たな読書の境地を見せてくれた1冊
いやぁ、意表をつかれました。
確か12月に日替わりセールで購入した1冊が、こんなに有益なものになるとは。
どういうこと?
まーくん
あお
ボクの読書の概念を全く変えてしまいました。
概要としては、
- 1日のうちの1%(15分)で読み終える読書法
- スキミング × 置き換え・想起・休憩
- 1%の知識に出会うことを100回繰り返す
といった内容なんですが、年間700冊読んでいるこの著者の言葉にはちゃんと裏付けがあるため、どれもうなづきながら読み終えることができました。
それで効果はどうなのよ??
まーくん
あお
30分で1冊読めるようになったんだよね。
え、どういうこと??
まーくん
今まで、2、3時間かかっていた読書が、30分で1冊読めるようになったんです。
これってすごいことだと思いませんか。
速読は科学的に不可能と言っている読者が、どうやったらたくさんの知識を入れながら、実生活に役立つ読書をしていくか、その知見が詰まった1冊です。
第1位 心地よい場所と未来の方向性を教わる1冊
映えある2022年の1位はこちらです。「近江商人の哲学」です。
たねやという和菓子屋の社長が書かれた1冊ですが、この社長、まだ若く、どうやってたねやを大きくしてきたかを丁寧に丁寧に書かれています。
あお先生、家族旅行で滋賀県に行ったんだよね?
まーくん
あお
そうそう今回もそのことがきっかけです。
妻がクラブハリエのバームクーヘンが大好きで、出来立てが食べれるからということで、ラコリーナ近江八幡というカフェに寄りました。
このカフェ、莫大な敷地の中に、工場や直売所、カフェなどがあったわけですが、その空間がとっても気持ちがいいんです。
この空間ってどうやって生み出したんだろうと思ったら、そのカフェに置いてあったのがこの本でした。
手にとって読んでみたら納得。
現地に行ってみたからこそ、近江商人が何を大切にしてきたか、たねやが何を大事にしてくるかが伝わった1冊でした。
同じような本にこの2冊があります。
どちらもボクに大きな影響を与えてくれた2冊で、タルマーリーにも、クルミドコーヒーにも現地に行って味わうことができました。
このたねやの本もボクの中では何度も読み返す1冊になるでしょう。
2023年もたくさん読みます!
働き始めてからの冊数が1000冊を越えました。
ボクにとって読者があったからこそ、今の自分があります。
苦しい時を助けてくれたのも、楽しい時間を作ってくれたのも読書です。
あお
2023年はその楽しさをより多くの人に届けていきたいです!
そんなボクが書いた著書も発売中です。良かったら手に取ってみてください。
あお
それでは今日も良い一日を!
併せて読んでほしい記事はこちら!