おはようございます。
ヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「樋口綾香先生に聞くプロデュースした先生スタイル手帳の魅力」と題してお届けしたいと思います。
東洋館出版社さんが開発した「先生スタイル手帳」、プロデュースしているのが樋口綾香先生です。
その樋口先生に「先生スタイル手帳」の特徴や今年の変更点、開発秘話など、単独インタビューさせていただきました!
あお
樋口先生、東洋館出版社さん、ありがとうございます!
今日もまずは結論から!
- インフルエンサーの樋口先生と東洋館出版社がタッグを組み0から作った手帳!
- 見た目にもこだわり、手帳を持つ人の気持ちが上がることを大切にしていること
- 充実なダウンロードコンテンツがあるから、シンプルかつこだわりが詰まった手帳に!
結論に至るプロセスを、樋口先生プロデュースの「先生スタイル手帳」、ここまでこだわるのか!という点をお届けできたらと思います。
あお
早速いってみましょ!
目次
樋口綾香先生って?
2008年から大阪府で小学校教諭をしている。
大阪教育大学附属池田小学校で「読解力・表現力を育成する多読を基にした言語活動のカリキュラム開発(科研費奨励研究16H10516」や「シンキングツールを取り入れた構造的板書による読解力・対話力と情報活用能力の研究(科研費奨励研究17H00095)」などに取り組み、現在は大阪府公立小学校勤務。
Instagramでは@ayayat で自分の授業を磨くために板書や授業のリフレクションを発信し続けている。関西国語授業研究会、授業力&学級づくり研究会所属。著書に「「自ら学ぶ力」を育てる GIGAスクール時代の学びのデザイン」(東洋館出版社)などがある。
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あお
誰もが知るインフルエンサーの先生に、この度はインタビューさせていただきました!
そんな樋口先生がプロデュースした手帳が、「先生スタイル手帳」なわけです。
ということで、ここからは樋口先生自身にも語っていただく形でお届けしますね!
「先生スタイル手帳」はこだわりの塊!
先生スタイル手帳についての結論からまずお伝えしようと思います。
- インフルエンサーの樋口先生と組んで0から作った手帳
- 見た目にもこだわり、自身の気持ちが上がること
- 充実なダウンロードコンテンツとだからこそシンプル設計な手帳
これらのことを、以下のインタビューから紐解いていきますね。
ちなみにプロデュースというのは、開発に対してどのくらい関わるのものなのでしょうか?
あお
樋口先生
0から1を東洋館さんと一緒に作った感じで、何から何までです!
東洋館出版社さんの先生向け手帳は、2022年度から販売開始をしています。今年で2年目になります。
その際、樋口先生が手帳をよく使われていることが伝わり、プロデュースの依頼が来たそうです。この段階で構想も0の状態だったとのこと。樋口先生のヒアリングやこだわりを聞きながら、じっくり一つ一つ作り上げていったとお聞きしました。
監修というより、設計全てに樋口先生が関わっているそうです。
樋口先生
私の言った要望を形にする東洋館さんの開発力はすごいです!
こだわりや想いをがっつり伝えて、それを東洋館さんが形にしているんですね!
あお
また、見た目にもこだわるとともに、軽さを保ちながらも多彩な要望に応えるために、豊富なダウンロードコンテンツがあります。
それでは各部分、実例を挙げながら見ていきましょう!
「先生スタイル手帳」のこだわり抜いた特徴
こだわり抜いた1番のポイントは?
ここでは樋口先生に実際にインタビューした内容から、こだわりのポイントをご紹介いただきます。
今年の手帳についても、何か特別にこだわった点があるのでしょうか?
あお
樋口先生
1番は、見た目を重視しています。私にとって手帳は、毎日肌身離さず持っているものなので、それが可愛くて、おしゃれで、気分が上がるものであることがこだわりです!
2024の箔押しなど、持つだけでとっても気分が上がりますよね。
機能面も大事なのですが、持った時にどんな気持ちになるか、持ち続けたくなるかといった感情面の満足度も高い一冊になっています。
オレンジの新色が加わるなど、「先生スタイル手帳」は見た目もステキなんですね。
また、フロントポケットは、かなりこだわったポイントと話してくださいました。
ボクもこの意見にすごく賛成です。小さな手紙で配られるものが現場では多く、このポケットがあるのは非常にありがたいなぁと。
デザインに関して、特にこだわっている部分はありますか?
あお
2024年の部分がキラキラと反射しているのですが、これは印刷ではなく、特別な加工(箔押し)です。
これだけでずいぶんと印象が変わります。
樋口先生
教師手帳でもデザイン性が高く、高級感のあるものを先生方に使ってほしいと思っています。
先生スタイル手帳は、一言でいうと「かっこいい!」
樋口先生が監修していますが、先生自身が全面に出ているわけではなく、むしろ引き算をしている点がすごいなと思うんです。
デザインでシンプルさを心掛けていること、どんどん洗練されていっているイメージ。
ブラウンとネイビーは、中身の色合いが違うのですか?
あお
樋口先生
ブラウンの中身が暖色、ネイビーの中身が寒色になっています。2024年度版から暖色のピンクが薄くなりました。男性女性というわけではなく、自分の好みに合わせてもらえたらと思います。
寒色で展開されているネイビー
中身の色合いにまでこだわって作った手帳、そのこだわりがしっかりと伝わってきます。
今年の改訂のポイント
mini版は改良されていますか?
あお
樋口先生
7時間目をしっかり書けるスペースを作りました。フロントポケットが付いたり、ピタペタシートに見開きページが追加されたりしました!
mini版の改良も大きかったとのこと。昨年度までは、中高の先生方が「小学校版しかなく、無理やり使っている」という声もあったそうです。
中高版も新しく出たんですね?
あお
樋口先生
中高版が本気出しています。ウィークリーページの右側が小学校版とは違うようになっています。
小学校の先生はクラスのこと、その日にあったことを書くのに大きい方がいい、中学校の先生は教科のことや部活動、会議などが多いので、縦に通しで書ける方がいいと思ったと話してくださいました。
去年から変わっているのは、細かいところで言ったら何十箇所もあるそうです。
樋口先生
中高の先生方にたくさん使ってほしいです!
樋口先生の思い入れが強い部分
自己調整が苦手っておっしゃってたんですが、ご自身の課題が手帳の中の機能に変わっているところはありますか?
あお
樋口先生
めっちゃあります!
物をいろんなところに置き忘れてきちゃうので、全部手帳に書くということ、手帳が全部把握していることを大事にしています。
全てをまかなえる手帳にしたいのですが、そうすると重くなる。いろんなものが出てるなら、いらないものを削ってある手帳があってもいいと思ったそうです。
樋口先生
私のこだわりでメモ欄を増やしてもらっています!
ノート、手帳などあちこちにいろんな書くものが散らばるのではなくて、しっかりと書けるノートも手帳の中にあってほしくて、メモ欄を大量につけてもらっているそうです。
樋口先生の思考の癖だと話されていましたが、会議の時は罫線。授業の立案は方眼がいいのだそう。
めちゃ共感する部分です!
あお
樋口先生
Todoリストもめっちゃ多いです。なんせ私が書き出したいからです。
月初めや小学校版はウィークリーのページにもつけてもらっています。
定時にしっかり帰れるタイプではないとご本人は話していましたが、理路整然と語る樋口先生の言葉から、手帳を頼りにしながら、自分の仕事を上手くやりくりされているのだと感じました。
将来的に手帳に取り入れたい機能や、検討したけど辞めた機能
手帳に入れたかった機能、検討したけど辞めた部分があれば教えてください!
あお
樋口先生
実は、小学校版の新色が欲しかったのですが、コストの問題や売れ残りのリスクもあるため、難しかったです。
実際に見せていただきました!
うわぁ、その色最高です!ボク買います。
あお
すごく素敵な色で、即買いしたくなってしまいました。
幅広く受け入れられる色をチョイスすると、冒険ができなくなる。そのあたりの難しさも語ってもらいました。ただ、編集者の方とタッグを組みながら、細かなところまで検討を繰り返している様子が伝わってきました。
樋口先生
こだわりを排除しシンプルにしたらどうなるだろう…と思ったんですが、これは「先生の手帳」で既に叶えられているんです。
樋口先生
「先生の手帳」のグレージュ(限定色)の中身のページに展開されている「落ち着いたピンク」は女性に人気が出ると思います!
こだわり抜いたもの(先生スタイル手帳)とシンプルなもの(先生手帳)、両方あるといいし、自分なりにアレンジしてもらえたらと話してくださいました!
「先生スタイル手帳」を使う先生へのメッセージ
先生スタイル手帳を使う先生へのメッセージをいただけますか?
あお
樋口先生
この手帳は、自分のスケジュール、授業案、校務分掌など、多くのことを1冊で管理できるようになっています。常に携帯して、仕事のパートナーとして活用していただきたいと思います!
使い倒すことで、馴染んできそうですもんね!
あお
樋口先生
ぜひ使っていただきたいですし、ご要望があれば東洋館出版社さんに遠慮なく言っていただきたいです。来年度の手帳がさらに良くなるためにも、皆さんの声を聞かせてください。
樋口先生、ありがとうございましたー!
あお
「先生スタイル手帳」まとめ
あお
ボクがインタビューをしながら感じたことは、次の3点です。
- 無駄が省かれたシンプルな設計の中に込めた樋口先生のこだわり
- デザイン、持っていることが喜びに変わる手帳
- 想いを形にできる東洋館さんの技術力
インタビューにもある通り、デザインにこだわり抜いている点が素晴らしいと思います。
常々思うのですが、機能面より感情面がこれからの販売を支えるということ。
いいものはたくさんあるけど、持っていてテンションが上がるものだったり、持つこと自身が感動につながるようなものは、絶対に欲しいとなります。
お客さんは機能面と一緒に感動すること・気持ちが高まることも求めています。
その点、箔押しだったり、こだわっている表紙カラーなど、持ちたくなるポイントが「先生スタイル手帳」は多い印象です。
あお
さらには、樋口先生のこだわりと、それを形にできる東洋館さんの技術力。
モノの奥にはヒトがいます。使う人であったり、考える人であったり…
いいモノには、奥にいるヒトが見えます。それは使えば使うほど、感じるもの。手帳のページを開くたびに、こだわっている先にいる樋口先生や東洋館出版社さんの想いが随所に感じられます。
ヒミツキチ森学園でもモノや技術だけが独立しないように、常にその先にある人を見ることを子どもたちと大事にしています。
こうやってヒトが見える商品であることが、先生スタイル手帳をお勧めしたくなる理由です。
まずは書店にてぜひ、触ってみてください。
あお
手に取れる書店が遠い場合は、こちらの比較記事はいかがでしょうか?
樋口先生からもお知らせがあります!
授学研 2024.1.13(土)
先生ハウス
\フォロワー2万人以上/
\国語のことが非常によくわかる!/
あお
それでは今日も良い一日を!
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