おはようございます。
夏休み、旅行に帰省に人間ドッグ前なのに食べ過ぎているヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「都会だからできるGIFT Schoolのおくりもの」と題して、東京青山にあるGIFT Schoolの見学記を書いていきます。
GIFT School?どんな学校なの?
まーくん
あお
東京のど真ん中にあるステキな学校でした!
目次
GIFT Schoolって?
概要については、GIFT SchoolさんのHPをご覧ください。
ここでは簡単に引用させていただきます。
私たちは大きな時代の変化の中を生きています。
様々なテクノロジーの進歩によって産業構造は大きく変わり
それに伴い社会構造も変化を続けています。
この変化の速度は止まることを知らずもはや私たちの「当たり前」は5年と持たないような時代です。
不安定な経済、気候変動、急速なグローバル化や移民の問題様々な分断による社会不安など人類史上最も複雑な時代をこれから私たちは生きていかなければいけません。
そんな時代をどうしたら私たちも、子どもたちも幸せに生きることができるのでしょうか。
GIFT Schoolはこの問いをきっかけに生まれました。
「幸せ」を紐解いて行くとその形は個人によってそれぞれ異なるものの
時代も世代も超えて共有できるいくつかの共通点があります。
- 生きがいを感じていること
- 他人との繋がりを感じていること
- 常に成長を感じていること
- 他人や社会に幸せを還元すること
この4つのGiftのためにある学校です。
HPより
めっちゃステキな学校!!
まーくん
あお
実際に見学し、見せてもらったのですが、勉強になることが多かったです!
見学や写真掲載についてはGIFT SchoolさんにOKをいただいております。
GIFT Schoolを見学した一日
この日は、プロジェクトの学習の発表に向けて、午前中は、発表場所の視察と発表練習を行っていました。
あお
めっちゃオシャレな場所を使っての発表でした。ディレクターの富田さんとの繋がりからお借りしているそうです。
ちなみにGIFT Schoolの中も、すごくアートな空間で、ステキな空気が流れていました。
発表の練習では、一人一人が当日のための撮影をしていました。
どの子も、自分たちが作ってきた作品を、丁寧に伝えようと試行錯誤していました。
撮影順が細かく決まっていて、順番に撮影を進めていました。
撮影後
「どうだった、今のでいい?それともやり直す?」
という先生の問いかけに、何人もの子が
「もう1回撮りたい!」
と言っていたのが心に残っています。
自分でより良いものにしたいという子どもたちの想いがよく溢れていました。
忙しい時期の見学だったのね。
まーくん
あお
感謝の言葉しかありません、ありがとうございました!
お昼はランチ、1階のキッチンで作られていました。
ボクもいただきましたが、野菜たっぷり、温かいランチに心も温かくなりました。
午後は、Contract time というヒミツキチでいうところの「ブロックアワー」にあたる学習でした。
長期で滞在しているゲストの方の英語や、物語を読む時間が展開されていました。
あお
一旦、1日の流れはここで終了です。
GIFT Schoolで見えた4つのGIFT
この日見つけたGIFTについてお話しします。
まず、「生きがいを感じていること」ですが、これは子どもたちの感情によく現れていました。4歳から入学できるGIFT Schoolでは小学生と中学生年代、幼児が一緒に生活しています。
だからでしょうか、小学生の感情が素直に出てくるなぁと思っていました。
うまくいって喜ぶ姿、思い通りいかなくて怒る姿、友達に優しく寄り添う姿、一人ひとりの感情がよく表れている。
どちらかというと感情を抑えて、表に出さないことを良しとするのが日本の文化でもあるよね。
まーくん
あお
そうなのよ、でもちゃんと出てくる感情をどうコントロールするかが大事で、最初から抑えるのはちょっと違う気もします。
この日も
「うわぁー今日は最悪な日だ!!!!??」
と話していた子に、他の子がたくさん寄り添う姿がありました。気にしないように気にする子がいたり、肩だけぽんぽんと叩いて立ち去る子がいたり…
そうやっているうちに、その子の興奮もだんだんおさまってきました。
誰かの素直な感情に触発されて、感情に寄り添う子が生まれている。そうやってお互いの感情に気づきながら、自分で次の行動を決めていく力が育っていく。
こういう他者とのやりとりが生きがいに繋がっていくのではないでしょうか。そこに「他人との繋がりを感じていること」も感じることができました。
また「他人や社会に幸せを還元すること」については、この日のプレゼン練習では、伝える相手がいることを強く意識していたと思います。
一度リハーサルをしていた後に、
「いや、もう1回撮りたいんだ!」
と強くお願いしていた子にとっては、伝える相手がイメージできているのでしょう。自分の発表を聞いてくれる相手のことを想像できていました。
受け取ったGIFTを今度は自分が誰かに贈って、社会を作っていく…そんな子どもたちの想いが溢れていました。
そして「常に成長を感じていること」も、発表の様子を見て感じました。
中には感情がコントロールできずに、思うように発表できないことに投げやりになってしまっている子もいました。でも問われ、自分で考え、
「発表する」
と気持ちをコントロールして戻ってきました。
そして発表後にはニンマリ。
あお
こういったことの積み上げが、幸せな自分、幸せな社会を作っていくと思うのです。
大きなことを成し遂げる瞬間ではなくて、こういった日々の積み上げにこそ、価値があり、光を当てていきたいですよね。
うちの学園も同じです。日々を良い時間にしようという、愚直な積み重ねの先に、未来があるはずです。
FOUNDERの富田さんとお話しして考えたこと
今回、FOUNDERの富田直樹さんとお話ししました。
あお
変化したことは、させてきたことはどんなことでしょう?
環境も場所が変わるなど大きく変わっていて、3年目を迎えて、ある程度の枠を作る段階に入っています。
前はやっていたけど、無理があって辞めてしまったこともあります。ヨガなどもそれにあたるんです。その中で見えてきたのは、今できることをできる人たちでやることだと気づきました。
富田さん
ボクもカリキュラムというのは、改善し続けるものだと思っています。
それが学園を支えるシステムで動き続けるものだと思っているんです。だからこそ、今できることをできる人たちがやるという、「今」のあり方を大事にされているところに共感しました。
あお
子どもたちとの接し方で特に意識していることはありますか?
子どもたちとの接し方としては、この人はOK、この人はダメのようにダブルスタンダードにならないように気をつけています。
富田さん
それぐらいのスタッフ間での会話量があるということですよね。この日も発表に向けて、スタッフ同士が密に連携をとって確認している姿がありました。
あお
今後の展望として、どのように考えていますか?
コロナがあって、地方や住みやすいところに動く人は出てきました。
しかし、まだまだ都会に人が集まるのは感じています、都会の可能性を諦めたくないんです。
富田さん
ボクらも都会での展開が頭にないわけではありません。自然豊かな場所もいいですが、街の中だからこそできる豊かな教育というのは必ずあるはずです。さらには自然が豊かな場所の学校とのコラボも楽しそうですよね。
GIFT Schoolの未来、楽しみにしています。
都会だからこそできるGIFTSCHOOLの贈りもの
今回の見学でわかったことは、GIFTSCHOOLの学校としての在り方の誠実さです。
そして、今回の見学を通じて考えたのが、子どもの尊厳をどうやって守っていくのかということです。
今、一人ひとりに何が起こっているのか、子どもが見ている物語を一緒に見ることができるか、そこに尽きるのだと思うのです。
子どもたちを集団として見ずに、不十分な対象として見ずに、一人の人として捉え、一緒に育っていく。
あお
改めてボクが大事にしたいのはそこだなぁと思ったんです。
4歳から14歳という年齢の幅が、そこで育つ子どもたちに、いろんな影響を与えているのがわかりました。海外の大家族のような、暖かい雰囲気。
GIFT School、都会の学校として一つの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?
編入も若干名募集中だそうです!
まーくん
あお
それでは今日も良い一日を!
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