Kuwamanさんの教室は、「在り方」と「ベンチ」が融合された素敵な教室でした!

昨日はKuwamanさんの教室にお邪魔しました。

参考 kuwamanさんのブログon the ball

 

いやぁ、ほんと幸せな金曜日の午後の時間でした。僕の目から見たKuwamanさんの教室をお伝えしたいと思います。

 

ベンチのある教室

 

最初に僕らの自己紹介。サークルベンチに集まりました。

 

実はこのとき、「スムーズな移動だなぁ」と感じたのですが、この集まるときにも授業時間を減らさなかったり、導線が複雑にならないように一応の「定位置」があるのだそうです。

 

こういうこまかな配慮あっての教室の雰囲気、学ぶところがたくさんあります。

それにしても6年生なのに男女の距離感が異常に近い。でも平然としている…それもベンチの良さだなぁと思いました。

 

自然と先生との距離も縮まる。手段によって縮まっているんじゃなくて、それが当たり前だから縮まってくる。。。

 

そういう姿があって、素敵だなと感じました。

 

 

 

 

掃除の時間からお邪魔しました。

6年生のクラスは、様々な場所で掃除をしている様子。教室では数人が残って掃除をしていました。

 

他のクラスも見せていただいたのですが、6年生は3クラスともベンチがあり、さらに2年生のクラスにも1クラス、ベンチがありました。

 

当たり前のようにそこにあること。

 

それによる効果は大きいと、放課後、学年主任の先生が話してくださいました。

この子たちは、3年生の頃からクラスにベンチがあるとの話。4年目になると、子どもたちにとっても「当たり前」なんですね。学年でどのクラスにもあるというのが、とても大きいんだろうなぁと思います。

 

5・6時間目が始まると、ベンチに腰掛けて声をかける子がちらほら。

 

あぁこうやって椅子を動かさなくても、関係性が動くこと…これがベンチの良さだなぁって思いました。

 

Kuwamanさんは周りながら声をかけたり、止まっているところを教えたり…ベンチと机との距離感がそういう絶妙の場を生み出しています。

 

距離感を生む中央にあるベンチ。お話しを聞くとどのクラスもこのような形でやっているとのこと。

昨年度(?)の研究でこうやって見よう、あぁやってみよう…という話を同僚とされていたようです。同僚と質が高い研究ができるのが、なんともうらやましい。

 

ブロックアワー

子どもたちがどう呼んでいるかを聞き忘れましたが、イエナプランでいうところの「ブロックアワー」を2時間見学させていただきました。

 

教室前方に大きなホワイトボードがあって、

国語の課題、算数の課題が書かれているだけ。

 

 

スタートで子どもたちは「自分の学び」を進めていきます。時折場所を変えて、課題を変えて、あくまで自分のペース。過剰な手伝いや協力も少なく、進んでいきます(ここはぼくの理想型!)。必要あれば声をかけたり、ちょっと脱線して笑い合ったり…でもKuwamanさんも気にとめるではなく、その時間は続いていきます。

 

ぼくはこのブロックアワーがすごく大好き。自分のペースで学習する実践を積み重ねてきました。でも今年度はできていない。学年に気を遣っているのが大きいかなぁ。

 

Kuwamanさんの教室のこの時間は「とにかく自然」。

 

算数苦手な子が、ちょっと目の前の女の子の筆箱のキーホルダーを触っているシーンがあって…。どうするかなぁと思ったら、優しく微笑んで、「(勉強)やろうよ」と話しかけていました。

算数苦手な子にも、関わりすぎず、でも気にかける…そういう関係性が自然に行われている。そういう圧力の低い教室でした。

 

Kuwamanさんの教室は、火曜日の午前中と、金曜日の午後はこの時間だそう。

 

自分の学びを自分で選択する。それぞれがもつ課題は違うし、2時間という時間だと、一人ひとりのバイオリズムも違う。ずっと一つの学習をしている子もいるし、飽きたら国語から算数に切り替えたり、そのたびに座席を替わったり…本当に自然と進んでいくんです。

 

Kuwamanさんの在り方から学ぶ

 

ベンチがあり、ブロックアワーがあり…というKuwamanさんの環境設定から学ぶことも多かったのですが、僕にとっては在り方から学ばせていただくことが多かったです。

 

スポーツ理論から来る一貫性

 

Kuwamanさんの軸としているものって何かなぁと思い、ブログも読んでいたのですが、再度聞いてみました。

 

それは「スポーツの理論」と話してくださいました。

 

現状と理想との関係、そこを自分たちで考える。(あぁ、この辺の話じっくり聞きたかった!)

それが一貫して流れているんですよね。

 

「やった後の感情から考える」ことも大切にしているとお話ししてくださいました。掃除自体が目的となってしまう…いつでも自分たちは行為そのものが目的となってしまう。それを防ぐために「どんな気持ちになるだろう」からスタートする。

 

 

授業の時に子ども自身が漢字も算数も丸付けすること、トラブルを自分たちで解決すること、給食当番や掃除当番がないこと…

 

すべて自分たちで考えていく。そこには丁寧に振り返りのシステムを経て…というよりかは、スポーツでの状況判断と同じような状況で、その場その場で子どもたちも判断していく、そこを大切にしていることも丁寧に説明してくださいました。

 

「プレイヤーズ・ファースト」についての説明も、ストンと落ちました。

 

あぁ、そうやってKuwamanさんが大切にしてきたことと、ご自身が学んできたことがつながって、軸となっていることを実感したのです。

 

ダブルスタンダードになっている僕の教室

 

一方、僕の教室はというと…

 

体験学習サイクルで回している…としながらも、そうではない部分がたくさんある。。そう感じました。ここだなチャレンジしていくところは。

 

もっと子どもたちに任せよう、もっと子どもたちを信じよう。

 

Kuwamanさんの教室を見ていて、感じたこと。それをトミーと話しながら、いろいろと思いました。

 

僕ら先生は「手を打ちすぎている」。

 

そしてそれが、子どもたちの自主性を奪うことにつながっていないか…もう一度問い直してみる必要がある。もっと面白がる…僕らに必要なのは自分のやっていることをもう一度、問い直すこと。そこに踏み出していけるだろうか。

 

学年を見るという視点と手立て

 

放課後は学年の先生たちも交えて、お話ししていただきました。

 

初日の「強みは何か」という対話の時間の大切さを3人ともあげていらっしゃいました。

 

「お互いの強み」を削ることなく、自分のことを開示する。

 

それが3人の先生方の在り方から感じられました。

 

そして学年研の事務的な手続きじゃなくて、お互いにちょっと声をかける。それをお互いがやっている。気になることがあったら声を上げる。

 

これが今の僕の学校には足りない。

子どもも先生も平均化してしまう。そうしようとしているのではないけれど、結果的に角を落とすことになっていないか。。。

 

 

Kuwamanさんの教室に流れるゆるやかな雰囲気、学年の先生たちに流れるチームとしての雰囲気にふれながらそんなことを思いました。

 

次のステップ

 

ベンチがあるだけじゃない、Kuwamanさんの理論とそれが相まっての子どもたちの姿、ほんとうに素敵でした。Kuwamanさんの教室を見させていただいて、月曜日から次のことに取り組もうと思います。

 

  1. 学年みんなでできることななにかを考える
  2. ブロックアワーの導入
  3. 自分の中の自然と不自然を分けて、軸に沿ってやらないことを決める

 

あぁもっと学ばないと、理論的な部分も、実践的な部分もまだまだ。

 

自分や周りに人の「強み」に目を向けて、何ができるか考えていきたいです!

 

青ちゃん

Kuwamanさん、忙しい時期に、快く見学させていただき、本当にありがとうございました。

2 Comments

ひわ

いいね!私も見に行ってみたいな〜。
その場その場で判断していく、そんな力を育んでいきたいな。

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青ちゃん

ひわちゃんとこから、かなり近いよー。むちゃくちゃオススメです。こんな素敵な学校があるんだーと嬉しくなりました!

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