2冊目の著書!「プロジェクト活動」のススメ

石川晋さんの言葉は多くの気づきを生む…先生であるあなたがこれからできること

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あお

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あお先生です。よろしくお願いします!

「あおやまーくん」です。3年目に担任した女の子がキャラクターとして作ってくれました!

まーくん

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あお先生

あお先生

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|振り返り・ライティングスキルなど1on1 の実績多数|「先生が知っておきたい仕事のデザイン」出版。雑誌・書籍への寄稿等執筆多数

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おはようございます。
本日、30代最後の誕生日を迎えたヒミツキチ森学園のあおです。学園の子どもたちにもサプライズを受けて、嬉しかった!

さて、以前、石川晋さんを自分たちの学びの場に招いての会を企画しました。

満員御礼と大盛況の中、終えることができました。

今日はその様子と、学んだことについて書きたいと思います。

あお

あお

石川晋さんを知らない方にも読んで欲しいなぁ。

石川晋さんってどんな人?

石川晋さんってどんな人?

NPO授業づくりネットワークの理事長をされている方です。

長いこと、北海道の中学校教員を務めた後、今は退職し、全国の学校に入り、伴走者として、アドバイザーとしてご活躍されています。

ボクが晋さんと出会ったのは、10年以上前の授業づくりネットワークの集会でした。

あお

あお

鋭く切り込む、頭のいい方がいる!

そんな第一印象でした。

その後、これももう10年くらい前になるかと思いますが、「作家の時間」を年間通して学ぶ講座があり、そこでいろいろとお話しさせていただく機会がありました。

親身になってアドバイスしていただくこともあり、「優しい方だなぁ」と強く感じたのを覚えています。

すごくステキな方だと言っていたよね!

まーくん

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晋さんの本がすごくいいんです。また読みたくなる。

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しばらくの間、ちょこちょこ会話を交わすぐらいでしたが、昨年11月の学びの場で再開しました。

今回は、一緒に学びの場を作っている仲間の学校にゲストとして参加されたということで、その流れで翌日、この会を開けることになりました。

石川晋さんの読み聞かせが秀逸!

石川晋さんの読み聞かせが秀逸!

実は晋さんの読み聞かせ、以前信頼ベースの講座で聞いたことがあり、その時の動画はボクの宝物として撮ってあったのです。

今回、それを思い出し、「冒頭にぜひ読み聞かせを!」とリクエストしちゃいました。

あお

あお

本当に素敵な時間でした!

読んでいただいたのは、こちらの本。

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表紙を見せるところから読み聞かせが始まりました。

  • カバーもとって見せる。
  • 一度読んだところをもう一度読みながら進むことで、ざわざわをおさえる。
  • 質問する。
  • 本をめくる方法。

晋さんの読み聞かせに関する知識に加えて、本に関する知識、時代に関する知識、それが心地よく混ざり合いながら展開されていきます。

いろいろなものが、混ざり合って、その場の雰囲気を作っているんだなぁと思いました

今でもこの姿が焼きついていて、ヒミツキチ森学園で読み聞かせをするときにも、大事にしています。

全国の学校を周って、晋さんが感じたこと

全国の学校を周って、晋さんが感じたこと

ここからは晋さんが話してくれたことにです。

ただし内容については、センシティブなこともあるので、詳しくは触れることはできません。

ボク自身がビビッときた言葉をご紹介します。

私は学んでいるんだ、公教育が俺についてこない。。。そんな生産性の無い考え方へどうアプローチをしていくのか。

自分自身は、セミナーや勉強会を開いている。

他の先生より多くを学んでいる。

でも目の前の子たちが言うことを聞かない。

現実から目を背け、「相手が悪い」と考える先生が少なからずいると。その思考停止状態にどうアプローチするか…そう言う場面に直面するそうです。

耳が痛い話なんじゃないの?

まーくん

まーくん

あお

あお

うぅ…そんなこと考えていた時期もあったなぁ。

学校を耕すには、内部リソースだけではなく、外部リソースをうまく活用することが必要。

教科のオーソリティとファシリテーターの両方が研究を進めていく上で必要。

これも実によくわかります。外部の人が入ってきたときに学校は変革していくのだと思います。

しかも定期的に、長期にわたって入ってもらったときですよね。

また教科のオーソリティは、大抵ファシリテーターではありません。すごく話は詳しいが、その場を冷やしてしまう。そういった研究主任がいることも事実です。当然ですよね、きっと教科のオーソリティとして学んできているんですから。

だからこそ現場にファシリテーターは必要。ただ同時にオーソリティがいないと、研究が深まらず、同調や共感で終わってしまうところもあります。

両者が必要なんですね。

その人の文脈がある。それを無視していろんなことは言えない。

一人の先生には色々なその人特有の文脈がある。それを理解すること。

そして理解した上で、何ができるか考えること。

あお

あお

これは子どもに対しても言えることだと思いました。

その子が何が好きで、どう成長してきて、何を大事にしているのか。

そういう一人一人の文脈を知ることなく、何か物を言うことはできないなぁと思っているんです。個の信頼を大切にする上で、相手への理解は必須です。

学校で負った傷は学校でしか癒せない。

他のことで忘れることはできても、傷までは癒せない。じゃあその人がその現場でどう癒せるか。

ボクにそのお手伝いができればなぁと思っています。

先生がコミュニケーションの阻害になっていないか

先生がコミュニケーションの阻害になっていないか

ボクがコミュニケーションの阻害になっていないか。

知らず知らずのうちに、コミュニケーションを遮断する行動をとっていないか。

子どもたちが自ら学ぶことを押しながら、ただ統制を図ろうとしている…ボクにはそう言う時があります。

大抵その理由は、「学年に合わせるべき」「子供達は授業の中でこうあるべき」そんな、自身の価値観が色濃く出てしまったときです。

子どもの立場に立って、学習者の立場に立って考えると、おかしな行動や言動で、子どもの育ちをストップさせている…

しんさんの言葉はグサグサとボクの心に刺さってきます。

あお

あお

でもなんか心地良いんですよね。

参加者の方が、「今日はチューニングにきた」とおっしゃっていたのですが、その意味がよくわかります。気づきが非常に多いんです。

晋さんの話から、次への一歩を得たよ!

晋さんの話から、次への一歩を得たよ!

自分の文脈を示すことで、相互理解に繋がるんじゃないか…

そんな風に思いました。学年の先生に、それを伝えていく。大きなことじゃなくて、小さくてもぼちぼちと。そう言う機会や環境づくりを進めていきます。

その結果がこちらに!

自分が他の年代、特に上に積極的に絡んでいくことで、職場全体が大きく変わっていくこともできるんじゃないかと思います。ボク自身も気軽にもっと教えていただきたい。

自分本位にならない意味でのチューニングでもあります。

あお

あお

もうちょっと、ここは頑張りたかったなぁ。

多くの先生に授業に入っていただくこと。

まずはボク自身が、やりたいことを徹底的に追求した形をもち、それを実践することだ。その上で一緒に授業を見る、授業に入ってもらう。

ここにつながったなぁ。。。

こう言うコミニュケーションも大切だけど、もっと授業に来てもらう。ダメなら、授業の動画を撮っておく。

これはできそうだ。

自分自身の視野を広げ、視座を上げていきたい。

たくさんのことが学べたいい機会だったね!

まーくん

まーくん

ほんとその通りでした。今後もまた石川晋さんと一緒に学べることを楽しみにしています。

本当にありがとうございました。

あお

あお

それでは今日も良い一日を!

人から学び続けています!

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