おはようございます。
娘の10歳の誕生日ケーキ、滑り込みでいいものが買えたヒミツキチ森学園のあおです。コロナ療養明けて外に出れる日が娘の誕生日というハードワークをこなしました。
さて、今日は「宿題をしない小学生への対処法」です。
世の親たちが、宿題という難問に日々、挑んでいることを知っています。時に格闘し、時に励まし、なんとかかんとか宿題をさせて送り出している家も少なくはないですよね。
親の本音としては、
宿題ぐらい一人でしっかりとやってほしい。。。
でもそれがなかなか上手くいかないんですよね。
今日は宿題をしないお子さんへの対処法として、
- 原因は何か?
- 対処法は何か?
- 根本解決を目指すには?
という3本だてでお届けしたいと思います。
原因がわかり、対処法がとれるだけではなく、最終的には根本解決を目指していきましょう。
あお
え、ボクは何者かって?あおは…
- 元教員(宿題出す側)
- 小学校4年生の子を持つ親(宿題を出される側)
- オルタナティブスクールの先生(宿題を出さない毎日を過ごす側)
そんな立場から、「少しでも宿題をしないお子さんの現状」を動かすお手伝いができたらと思います。
あお
早速行ってみましょう!
目次
イライラ!宿題をしない小学生、その原因は?
さて、宿題をしないということにも、原因はいくつかあると思います。理由は1つだけではなく、時にいくつかが複雑に絡み合っていることも。。。
どんなものがあるか見ていこーう!
まーくん
宿題をやる意義を感じていない
なぜ宿題ってやらなくちゃいけないの???
子ども
この質問をお子さんがしてきたら、なんて答えます??
宿題って
- 一律に均等に出されるもの
- 学校側の都合で、学年で揃えて出さなくちゃいけないもの
だったりします。
そもそもその点が時代錯誤ですよね。これだけGIGAと叫ばれて、一人一台のタブレットなどが支給されているにもかかわらず、取り組むものが全員一緒だったら意味がありません。
一人ひとりの進度にあった宿題が出るべきだと思っています。
あお
こう言う取り組みを始めている学校もあると聞きます。
子どもたちの中には、「もう書ける、もう解ける」のに、同じように一律で出される宿題にうんざりしている子もいるでしょう。
そこは学校側も努力していく点だと思っています。
宿題に学力が追いついていない
一律で出されるということは、その課題が楽勝の子もいれば、かなり難しい子もいるわけです。学校側は難しく感じる子に配慮すべきだと思っています。
ある子には10分で終わる宿題も、ある子には1時間以上かかってしまう。そこと格闘している家もあるということですよね。
あお
ボクがずっと宿題に反対だったのは、ここのサポートがやりにくいからです。だから、3つの中から選ぶようにしてもらっていました。
学力が追いついていないというのは、数をこなせばわかるのか、そもそも理解できているのかで、大きく変わってきます。
お子さんが宿題がすらすらできるレベルにないなぁと思ったら、まず理解しているのかを探ってみてほしいです。
他のことが満たされていない
このケースも多いと思います。
お子さんはたっぷり遊べていますか?
お子さんはたっぷり親と話をしていますか?
今の小学生はなかなか忙しく、放課後たっぷり遊べていない状況もあるでしょう。家族との時間を味わえていないことがあるでしょう。
みんな、忙しいだよね、でも満たされているかって大事。
まーくん
子どもは自分の自尊心が満たされることで、いろいろなことにやる気が出てきます。お子さんが、ちゃんと満たされているかどうかには、いつも注目したいですね。
いっぱいいっぱいになってしまう
もしかしたら宿題に対して何らかの不安を感じているのかもしれません。
- 何をしたらいいかわからない。
- 明日の予定がわかっていない。
- 宿題をどう解いて出したらいいかわからない。
その仕組み自体がわかっていないケースだってあります。宿題をやるにも、何から手をつけたらいいかわからない。
そんな困り感を持つ子が、ここ数年増えてきています。
「宿題の取り組み方」として、できるのが当たり前として、先生も進めているのかもしれません。
あお
お子さんは、宿題をやる手順を理解してますか。
学校の支度に苦労したり、宿題の手順が理解していない場合は、何か他にも要因があるかもしれません。
宿題をしない状況への対処法
上に挙げた原因の中で、「意義を感じていない」が主であれば、対処法がいくつかあるので、それを試してみてください。
まずは試してみましょう!!
まーくん
子どもへの声かけを工夫する
どんな言葉でお子さんはやる気を出すでしょうか。実は、お子さんのタイプによって声かけが違います。
こちらの本は性格統計学に基づいた、タイプ別の声かけをあげています。
あおの長女と次女は、この本の分類だと、「ピースタイプ」。
一人ではできにくいけど、「一緒にやろう!」という言葉が響くとありました。
あお
「一緒に宿題してみよう」って声かけは、効果抜群でした!
一気に娘のやる気が上がったんですね。
お子さんによっては、
「一緒に〜してみよう」ではなくて、「〜分までにここまでやろう!」というロジカルな問いかけが必要になる子もいれば、できたことに対して大きなリアクションを喜ぶ子もいます。
声かけ1つとってもタイプがあるので、お子さんへのさまざまな声かけを試してみてください。
こちらの本に興味を持った方は、講座の方も受けてみると理解が進みます!
宿題に友達を巻き込む
一緒に宿題をする仲間を作るのもいいですよね。
長女は、学校内の学童に18時ぐらいまで預かってもらっているので、今は友達と一緒に宿題を頑張っています。
友達と一緒なら頑張れるっていうのは、大人になっても大事ではないでしょうか。
仲間と一緒に何かをやる良さは小さい頃から感じてほしいですね。
今ならオンラインでzoomで繋いでなんてこともできるかもしれません。
一緒に取り組む仲間がいると心強いね。
まーくん
子どもの関係性を活かすことを試してみてはどうでしょうか。
宿題をやる時間を工夫する
思い切って宿題をやる時間を朝にするのはどうでしょうか。
ボクも考えることについては必ず朝にやるようにしています。
その日のことはその日に終わらせるという発想も大事ですが、自分にとって一番効率の良い時間を知るのも大事です。
子どものうちから朝にどのくらいの学びの効果があるか、試してみるのは良いことだと思っています。
あお
解く時間を工夫するのも大事なことです。
宿題をしない子への根本解決3選
ここまでは対処法をあげてきました。
対処法だと、短期的な効果はあったとしても、効果が長続きしないんですよね。
あお
この状況を解決するためには、対処法だけじゃ足りないと感じている方も多いですよね。
今回は、対処法だけじゃなく、根本解決に迫ります。
根本解決は次の2点です。
宿題をする環境を整える
まず最初に大事なのは、宿題をやる環境を整えることです。
1つ聞きたいことがあります。
親は宿題をやっていますか?
親が学んでいないのに、宿題がないのに、「宿題やりなさい」は効果ないですよね。
きっと親が学んでいる姿を見せることで、我が子の学び方も変わっていくのだと思います。
ボクが学んでいる姿を見て、娘も学びに熱心になっている…そんなふうに我が家では感じています。
親が学んでいる姿、家族に見せていますか?
「宿題をやる時間は、親も一緒に何かを学ぶ時間にする」など、家族の中での宿題のプライオリティを上げていくのはどうでしょうか。
学習する、学ぶということが当たり前になっていると、「宿題やりなさい!」を掲げなくても、子どもたちは勝手にやり出します。
あお
そういう親の姿を見せることも、一つの環境をつくることになりますよね。
あと、環境という面で言うと、お子さんはたっぷり宿題をやる時間がありますか。
時間が元々ない中だと、何をやるにも苦しくなります。
我が子のように学童でやるなど、宿題をやる時間が決まっていることは、非常に大事です。
「毎日宿題を決まった時間にやる」という、宿題をすることが当たり前になる環境を作ってみてはどうでしょうか。
宿題に取り組むお子さんの学力を上げる
一番の根本解決は、お子さんの学力を上げることです。
お子さんの学力が上がれば、宿題を苦にしなくなります。
正しく解く力がつけば、それだけで宿題をやる気になるかもしれません。
学力を上げるにはどうしたら良いのさ??
まーくん
あお
家庭学習として、通信教育に取り組んでみるのはどうでしょうか?
通信教育も発展してきています。自分が子どもの頃のイメージでいると本当に驚くと思います。
学力を上げるのにおすすめの通信教育
あお
総合的に判断して、宿題をやる学力をつけるには、小学ポピーがオススメです!
小学ポピーの特徴
学習方法 | 紙ベースのテキストのみ |
学習内容 | 教科書準拠(教材を作っている会社が作成!) |
料金比較 | 1年生:月額2500円 2年生:月額2900円 |
税込価格 | 3・4年生:月額3300円 |
5・6年生:月額3800円 | |
学習レベル | 普通より易しめ |
資料請求/体験期間 | あり(無料資料請求することで見本が届きます!) |
その他 |
- 添削がないため、親がきちんと学習を見る必要がある。
- 教科書と問題が同じなので、物足りない子もいる。
- 教科書に完全対応。学校の学習とリンクして、教科書の内容を予習・復習ができる。
- 高学年になっても金額が上がりにくい。コスパ抜群!
- 付録等はなくシンプル。基礎的・基本的学習を大切にできる。
ポピーは小学校のテスト会社が作っているので、学校の勉強に特化した通信教育です。
1日1ページなどリズムがつかみやすい工夫もあるので、最適だと思っています。
ポピー他、通信教育を詳しく知りたいなら!
宿題をしない子への根本解決には、手間と時間をかけよう
宿題をしないと言う状況に対して、対処法で考えると、長期的には厳しい状況が待っています。
根本解決には、手間と時間がかかります。
学習することを苦にしない姿勢と言うのは、将来的にも役立ちますよね。
自分の望むできるようになりたいことができるようになる…そのための学習の本質は、家庭にあると思っています。
あお
ここは時間とお金をかけてでも、根本にアプローチするべきです!
ボクが先生をしているオルタナティブスクール「ヒミツキチ森学園」では、
- 自分の学びを計画して振り返ること
- 自分で選び自分で決めること
を大事にしています。
主体的に学ぶって、自分で決めることが少しずつ増えていく楽しさを味わうことだと考えています。
ぜひ、宿題をしないという状況を生かして、主体的に学ぶ一歩目をお子さんが切れるようにサポートしてみてください。
あお
それでは今日も良い一日を!