おはようございます。
ボードゲームやカードゲームにハマりつつあるヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日問題になっている「多忙な教員の仕事」についてですが、
- 部活が大変
- ニーズが多様化して仕事が終わらない
- 残業が続く学期末
など現場からは悲鳴が聞こえてきそうです。
教員の仕事を少しでも楽にするべく、たくさんのグッズが教員向けに作られています。
その一つが手帳です。
皆さんはどんな手帳なら、実際に使ってみたいと思いますか?
今日は教師向け手帳へのこだわりを持つ「明治図書出版」の担当編集者の方へインタビューをさせていただきました。
よろしくお願いいたします!
担当編集者の方
あお
ありがとうございます!
明治図書さんの手帳への想いが多くの方に届き、教員の仕事をより良いものにできたらと思いこの記事を書かせていただきました。
2024年の手帳特集はこちら!
早速いってみましょう!
まーくん
目次
どんな教員の仕事のニーズにも応えるべく4冊体制
明治図書さんの手帳は2022から4冊体制になりました。
あお
どうして4冊体制になったんですか?
使用している先生方の声を反映していった結果がその理由です。
担当編集者の方
編集者の方曰く
- もっと書くスペースが欲しい!学校の文章がA4なので、縮小せずにプリントが貼りたい
- 書くスペースは欲しいんだけど重い。全部を1個にまとめておきたいんだよね
そんな多様なニーズを1・2冊で応えていくより、どんな先生のニーズにも応えたいとの気持ちから4冊になったと話してくれました。
本は一度出してしまったら大きく改善はできないけれど、手帳については、毎年のように改善して世に出せる。だから大事にしたいんです。
担当編集者の方
あお
確かに!バージョンアップする本という感じなんですね!
明治図書さんの手帳は自由度の高さが売りだそうです。
これ、よくわかる!と思って、ボクが教員時代に褒め言葉手帳を使っていたのも、制限が少ないからです。
制限がある方が発想が出る人もいれば、ボクみたいに制限0の方が、発想が広がる人もいます。
自由度の高さを好む人は、ぜひぜひ明治図書さんの手帳、検討してみてください。
ここからは今年度新たに出版した2冊の手帳について見ていくよ。
まーくん
教員の仕事も自分の時間も大切にする「教師生活手帳」
仕事も自分の時間も大事にする人に向けた手帳を開発しました。
担当編集者の方
あお
実はうちの妻も、これにベタ惚れ。今年度も使いたいと話していました!
教師生活手帳の一番の特徴は、サイズと軽さです。
従来の重さから、「教員手帳は学校に置く」ことがスタンダードです。しかし、この教師生活手帳は、手軽に持ち運べる軽さを提案しています。
この提案は、初めてだね!!
まーくん
普段使いの中に、教師版の手帳を紛させた…そんな点が特徴だと教えてくださいました。
表紙の2022も箔押しだったり、カバーの素材の良さが光っていたり、みてほしい点がたくさんあるんです!
担当編集者の方
あお
確かに高級感がある!
現場の先生にアンケートをとりながら細かく構成を決めている点など、こだわっていることも聞くことができました。
特に、プロジェクトの中に仕事だけじゃなく家族のこともいっぺんに管理できるように工夫されている点も特徴です。
家のこと、仕事のこと、人生丸ごと捉えたい方におすすめの一冊です。
教員の仕事をまるっと一冊に!ほめ言葉手帳ワイド
今年はワイド版も登場した、「ほめ言葉手帳」です。
プロフェッショナル仕事の流儀にも出ていた「菊池先生」監修のこの手帳。
毎年、コラム・価値語については菊池先生が力を入れてバージョンアップされているようです。
主に小学校の先生向けで、いろんな方に使ってもらえるように、菊池先生に関する部分以外はシンプルにレイアウトしています!
担当編集者の方
確かに使いやすさが光るシンプルな点も見逃せないんですよね。
たくさんのページがあるのに価値語やコラム以外は自由度が高いということは、明治図書さんの特徴ですね。
今回ワイドにしたのは、冒頭にも話した「教員の仕事のニーズ」に応えるためです。
先生の仕事って、まだまだ紙が多いんです。
だいぶ変わってきているけど、それでもまだまだ紙が多い。
まーくん
そう、先生の仕事は、「教材以外の紙」がまだまだたくさんあること。そしてそれらの中には極めて重要な書類もあるため、「紙をどうするか」は教員の仕事術の鍵になります。
大事なものをしっかりと貼れるように、ワイドではA4もそのまま貼れるサイズになっています。
挟むのと貼るのでは大きな違いがあって、本当に大事な情報はデジタルよりも紙の方が早くアクセスできます。
ほめ言葉手帳を脇に置いて、それを見ながら仕事をする…
そんなデスク上での活躍が目に浮かびます。
教員の仕事を支える編集者の方の仕事
色々と聞いてみたいことがあったので、詳しくお聞きしました。
Q
教員手帳がよく買われる時期は?
A
昔は発売直後から売れていたんですが、今は春の時期が多い。新しい学年の体制がわかりつつある時期に手にする人が多そう。秋には来年度も同じ手帳を使おうと確信している人が買っているよう。
教育書自体が売れるのも2、3、4月ぐらい。
書店に来たついでに手帳も買っていかれる方が多いようです。
担当編集者の方
Q
新商品の手応えは?
A
いいものができてるという自信を持っています。
担当編集者の方
知名度は大きくないけれど、口コミで良さが広がっている。
今までの手帳も2年目以降が売れてきて、リピーターの方に喜んでもらえているのが嬉しい。来年度以降、浸透していくのが楽しみ。
Q
手帳の編集にかける想いを教えてください!
A
他の本は大体が1名の編集者だけれど、この手帳に関しては3名の編集者で作っている。それだけでなくいろんな部門の知恵を借りて作っている。
いろんな人の知恵が集まり、みんなの思いがこもった明治図書の手帳、ぜひ使ってみてください。
今後もいろんな意見をいただいた上で、いいものを作っていきたいです!
担当編集者の方
あお
本当に知恵や想いが集結してできた手帳ですね!
2024年度版の明治図書手帳について
昨年度までに引き続き、今年度も担当編集者の方にインタビューをさせていただきました!
よろしくお願いいたします。
担当編集者の方
Q
より見やすい誌面を心がけたためです!
同様の手帳でも、2色刷等のものが増えてきていますので、それと同じく利用者の方のニーズを踏まえて決断しました。
担当編集者の方
Q
開きやすさが素晴らしかったです。よく耐久性とのトレードオフと言われるのですが、開きやすさを取った形なのか、それともよく開けて強度があるものを開発した(された)のか、どんな形でしょうか?
ありがとうございます。
開きやすさと耐久性を兼ね備えた製本方法を、製作部署のものと相談して採用しました。編集部では知識が乏しいことを、製作部署にサポートいただきました。
今後も、誌面だけではなく、紙質や色調整、製本方法など、オール明治?で、調査研究していきたいと思っています。
担当編集者の方
明治図書チームが、部署を超えて協力しあって作っているのが伝わってきます!
Q
小さな変更点もあるかと思いますが、その中で特に手応え(期待)を感じていることは何ですか?
1点は、小さな変更点と言うよりも大きな変更点かもしれませんが、今年度『教師生活手帳』はカバー色を変更しました。爽やかなイメージになったのではないかと思っています。
担当編集者の方
もう1点は、フォントの変更です。カラー化と合わせて、スッキリと見やすいフォントに変更しました。よりオシャレに、親しみやすくなったのではないかと思います。また使っていただいている方の声を聞きながら、改良を続けていきたいです。
担当編集者の方
中身を見ると、「変わったね!」とうちの妻も話しておりました。
あお
来年度も愛用させていただきますと話していましたよ!
教員の仕事に効く!明治図書の手帳
あお
手帳担当編集者の方の想い、伝わったでしょうか?
手帳に関して同じものを繰り返し使う人にこそ、この手帳たちを手に取ってほしいなぁと思っています。
同じものが安心する、今までの自分と比べられる良さも確かにあります。
ただ、枠組みが変わると、思考が変わるんですよ。
ボク自身も手帳に関しては、色々と変化を遂げながら、今の形に落ち着いてます。
変化をするって怖くないの??
まーくん
あお
変化し続けることが「安定」なんだよ。
同じものを使って同じ思考でいくのも大事なことだと思います。ただ、これからの時代は、違うものを使って、違う思考になり、変化に対応することを求められるのではないでしょうか?
変化に対応するには、日頃から「変化を自分で作り出す」ことが重要です。
自分でその環境を作り出してみませんか?
ぜひぜひ明治図書さんの手帳、手にとってみてほしいです。
あお
それでは今日も良い一日を!
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