おはようございます。ヒミツキチ森学園のあおです。
さて今日は学事出版さんのスクールプランニングノートについて、「徹底取材!」と題して、開発担当者の方にインタビューさせていただきました。

あお
学事出版の皆さん、本当にありがとうございます!
この記事についても学事出版の方にご確認いただき、公開させていただいています。

あお
それではいってみましょう!
目次
スクールプランニングノートって?
老舗の安定感
シンプルかつ洗練されたバージョンアップにより、完成品として質が高い。
ラインナップの豊富さ
小学校教師以外にも、中学校・高校教師向け、校長などの管理職向け、ユニバーサルなど、豊富なラインナップ。
コラボ等の展開力
現役の先生がアンバサダーになって展開しているなど、ホームページの情報量も豊富。
- 自分の色を手帳に反映させたい人
- 使っている人の例などを参考に、自分でアレンジしたい人
- 限定色の好みや役職による専門性など、はっきりしている人
バリエーション
豊富なラインナップ!!

まーくん
リニューアルした月のページと週のページ


あお
リニューアルの中身を教えてください!
月間カレンダーの12月分を削除して、翌年の4月を追加したことです。

開発担当者

あお
それはどうしてですか?
手帳って2・3月がよく購入していただける時期になります。
11・12月からはなかなか来年度のことが考えられないですよね。12月があるより、翌年分の4月が書き込める方が、月間カレンダーの意味があるんじゃないかと。

開発担当者
確かに、12月はまだそのクラスのことでいっぱいいっぱい。逆に次を考えにくいし、そうしちゃうと子どもに失礼な気もしています。
ボクも現役教員の頃は、ちゃんと終業式を終えてから次に行くって決めていましたし。
重さについてもすごく大事にしています。
増やせばいいってわけではなくて、どのページも大事なぶん、この辺りは悩みますね。

開発担当者
ちょうど良い持ち心地と重さ!


あお
スクールプランニングノートって、家に持って帰る想定なんですか?
それは使う先生方にお任せしています。
どちらにも応じている感じです。

開発担当者
ギリギリの重さを保っている完成度が素晴らしいなぁと思いました。
この重さなら、持って帰ることもできる。逆にいうと、もうちょっと重いと職員室専用かなぁと思うんです。

あお
ちなみに、週のページの前にその月のページがあって欲しいなぁがボクの好みなんですが。。。そうしないのは理由がありますか?
実はここは好みが分かれるところです。
色々考えて「はじめにまとめる方」を選びました。はじめにまとめると見通せますよね。

開発担当者
スクールプランニングという特徴を考えると、その見通しのあり方を優先的に選択をしているということですね。
それから、M・Jタイプについている年齢早見表と、昔Jタイプにあった郵便料金表については、すべてのタイプで追加することになりました。

開発担当者

手帳を選ぶ・使う感覚や感情の世界を想像する

カバーについては、すべての通常版(A・B・M・U・Jタイプ)の色が新しくなりました。

開発担当者

この限定色の色、すごく好きなんですよね!

あお
開きやすさなどは変わらずですか?
実は2023年度版は強度を優先したのですが、2024年からは開きやすさを重視した形に戻したんです。今後も強度と開きやすさの両立を追求していきたいと思っています。

開発担当者
毎日書くものですから、1日の中で何度もメモしていく先生方の使い勝手がいい方を選んだということです。

あお
手帳って、開きやすさだったり、手触りだったり、その手帳を扱う感覚や、その手帳を持って感じる感情が使う決め手になると思うんです。
まさしくこだわっているのはその点で、どんな色がテンションが上がるんだろう。使い勝手がいいんだろう、そういうことを徹底して考えます。
気持ちが上がるって大事なんですよね。

開発担当者
限定色は見返しの色も合わせるなどまでしているそうです。


小学生の先生は明るい色を、中高の先生は落ち着いた色をなど、どんな色が合うのか、すごく悩んで決めています。

開発担当者

あお
校種に合わせて決めているってことなんですね。
様々な方の好みに応えられるよう、書店でも売っている限定版に加えて、AタイプとBタイプでは、ウェブ限定版をご用意しています。ピンクはやっぱり毎年人気ですね。

開発担当者

お客様によっては、「ずっと同じ色でいいわ」って方もいるんです。
手帳って毎年何かを変えなくてはいけないというわけではなく、毎年必ず検討するけど、それが必要であれば変えることを大事にしています。

開発担当者
ただ変えることがいいことなのではなくて、「変えない」という選択肢も勇気を持って選ぶこと。時にはそれも必要なんですね。
人それぞれ好みは様々だけれど、どこかに最大公約数を見つけて変えてきたんです。
しかしながら、それらの意見から最大公約数を見つけることが、最近ではなかなか難しくなってきたんです。
それはある意味では、完成に近づいているということです。

開発担当者
一番始めに教師用手帳を出した会社だからこそ、年数をかけて丁寧に形にしてきているのが実っているのでしょうね。
スクールプランニングノートの特徴として、担当者の方が言葉にした「最大公約数」を大事にしてきたことが挙げられると思うんです。
例えば、児童の細かい記録を書きたいなら、別冊でカバーしたりもできます。スタンダードで普遍的なものにこそ、その最大公約数が詰まってるという誇りと自信があることを感じました。
だから、サイズ感とかも変えずに、自信を持って送り出しているのだと思います。
お茶で言えば、伊藤園さんの「お〜いお茶」を目指しています。どの年代にもどの先生にも「やっぱりこれだね」と言われるような商品。

開発担当者
監修者はつけておらず、全てユーザーの方の声をもとに作っているもの。ユーザーの方と一緒に作り上げることをコンセプトにしてきたそうです。
色をつけないで、それぞれ使う人に、自分の色をつけることで「自分だけの手帳」にしてもらうことを大事にしています。

開発担当者
ユーザーと作り上げるプロセス


あお
先ほど、ユーザーの声でという話があったのですが、ユーザーとどうやって作り上げているのですか?
開発当初から一冊に一枚のアンケートはがきを入れていて、そこから寄せられるご意見を一番大事にしています。

開発担当者

あお
はがきにこだわっている理由はありますか?
あります。確かに今は、Googleフォーム等の方が楽だと思います。でも、はがきですと例えば、「こういうものを作って欲しい」と絵で書いてくださる方もいます。
想いがあって、一手間かけて、はがきを出してくださっているのが伝わってきて、はがきにこだわっています。

開発担当者
ハガキにすることで、ユーザーの想いが丸ごと伝わってくるということなんですね。
フォームはわかりやすいしまとめやすいけど、ハガキのような想いまでは見えないことが多いんです。

開発担当者
はがきに書かれる熱量や想いを大事にしていることがすごく伝わってきました。
だからこそ、この時代にアナログのはがきを大事にしているんですね。

あお
いただいたはがきで、今でも覚えているものってありますか?
はい、あります。「スクールプランニングノートを使って人生が変わった」というハガキです。「スクールプランニングノートを使うことで学校生活が円滑になり、家庭にも大きな影響を与えるようになりました。」と書かれているのをみた時、心から嬉しくなりました。

開発担当者
きっとこういうハガキを送ることで、使っているユーザーも好きな想いに自覚的になり、よりファンになるプロセスの1つとなっているんじゃないでしょうか。
大事なことを教えていただきました。
スクールプランニングノート徹底取材

前回はアンバサダーの方へのインタビューでした。
今回、編集者の方にインタビューさせていただいたのは、きっといろんな想いを手帳に込められていると感じたからです。
実際に、たくさんの想いを聞くことができました。
最大公約数としての手帳の存在やユーザーと作り続ける姿勢など、手に取る手帳からも改めてそういった想いを感じることができるはずです。
そういった作り手の想いを奥にみえるものが、ボクらが選ぶものなのでしょう。

あお
本当にありがとうございます!!
皆さんもぜひ、スクールプランニングノート、触れてみてください。

あお
それでは今日も良い一日を!
併せて読んでほしい記事はこちら!