おはようございます。
和室にこたつを導入したら、出られない子が続出しているヒミツキチ森学園のあおです。あれは、家だからいいのかも。
さて、今日は12月に見学してきた「箕面子どもの森学園」の見学記を書きたいと思います。
皆さんは、「箕面子どもの森学園」をご存知でしょうか。
ボク自身は、著作を何作も読んだり、
カリキュラム作成の時に間接的にお世話になったりしました。
そんな「箕面子どもの森学園」に昨年、ようやく行ってくることができました。
念願だったもんね!
まーくん
あお
そうなんです!学びがたくさんありました。
- 関西で魅力ある学校を探している方
- オルタナティブ教育について興味がある方
早速行ってみましょう!
目次
コクレオの森(箕面子どもの森学園)の活動
「コクレオの森」という名称のNPO法人が母体です。
学校事業だけではなく様々な事業を展開しているNPO法人です。ニュースレターで、街のみんなといろんな取り組みをしている様子が頻繁に送られてきて、その活動の幅広さに驚かされます。
さらには2校目の学校法人の設立にチャレンジしているとか。
箕面って学校事業だけじゃなく、いろんな活動をしているんだね!
まーくん
学校だけが全部ではなくて、幅広い視点から学校を捉え直すってこと、本当に大事だと思っているんです。
ボクも以前小学校に勤務していた時と今とでは全く見え方が変わりました。
ヒミツキチも箕面とまではいきませんが、外に向けて発信し、たくさんのイベントを作って、学校関係者以外とも関わり広がっていこうとしています。
葉山の街との関係性も大事にしています。
学校を少し拡張して捉えると、子どもたちにとってもそこで過ごす大人にとっても、良いものが生まれてきます。
あお
箕面の活動にいつも刺激をもらっています。
箕面子どもの森学園に話を戻すと、話し合い活動の力をすごく強く感じました。
見学した日は低学年と高学年が話し合いを行う日。
そこで見えた景色をお伝えします。
積み重ねが見える心地よい話し合い
低学年の話し合いでは、毎週毎週繰り返されているのがはっきりと感じられました。
掃除場所のことについて話し合っていたと記憶していますが、どの子もよく聞いているんです。
遊び出す子も出ずに、お互いの意見に耳を傾けていました。
聞き合う様子は今まで見てきた学校の中でもピカイチで、毎週毎週積み重ねてきたものなんだろうなぁと思います。
話し合いや対話の基本は、話すことよりも聞くことです。しっかり聞くことができる子が多い場では、活発な意見や大人も思い付かないアイディアが飛び交います。
聞けば、学年別(1〜3年生と4〜6年生)のサークルと、学園全体のサークルの2種類をずっと積み重ねているそう。
話し合いも議題として降りてくるというわけではなく、子どもたちが話し合いたいことになっているのを感じました。
話し合いで学園が作られていることが見学させてもらってわかったんです。
記録もシステム化されていて話し合いが文化に
低学年は先生の寄り添いのもとではありますが、話し合いがシステム化されているなぁと思いました。
まだ役目をもらっていない子が順番に司会などができるように、次回の司会を希望者から選ぶ姿もありました。
当たり前のように議事録として、話し合ったことが残っているのもすごくいいですね。
あお
ヒミツキチはこの記録化が甘いので、毎週の学園サークルで写真以外の記録を取るところから始めていきたいと思います。
きっと低学年の子も高学年の話し合いの姿を、学園全体のサークルで見ているんでしょうね。自然とモデルがいる仕組みの重要性を感じました。
ヒミツキチの次年度の参考にさせていただきます。
話し合い以外も魅力の多い箕面子どもの森学園
話し合い以外にも学習に真っ直ぐ取り組む子どもたちの姿があって、見に行ってよかったです。
学園の大きさ、隣にある大きな公園など立地の良さもすごく感じました。
箕面子どもの森学園は、NPO会員になると、情報が知れたり、いつでも見学に行くことができたり、いろんな特典があります。
興味がある方は、まずは会員になって関わりを持つことから始めてみてもいいかも知れませんね。
あお
それでは今日も良い一日を!