2冊目の著書!「プロジェクト活動」のススメ

大日向小学校の見学から感じた試行錯誤を続ける学校文化

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あお

あお

あお先生です。よろしくお願いします!

「あおやまーくん」です。3年目に担任した女の子がキャラクターとして作ってくれました!

まーくん

まーくん

あお先生

あお先生

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|振り返り・ライティングスキルなど1on1 の実績多数|「先生が知っておきたい仕事のデザイン」出版。雑誌・書籍への寄稿等執筆多数

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おはようございます。

ホワイトデーのお返しに横浜駅のデパ地下を駆け回ったヒミツキチ森学園のあおです。

さて、今日は「大日向小学校の見学から感じた試行錯誤を続ける学校文化」というお話をさせてください。

今年2月に大日向小中学校を見学させていただきました。

あお

あお

関係者の皆様、本当にありがとうございました。

今回の見学で考えたこと、感じたことをお伝えできればと思います。そしてそれを次年度のヒミツキチ森学園にどう生かしていくかも考えを置いておきます。

大日向小学校・中学校がどういう場所かよりも、見学をどう生かすかという見学記だね!

まーくん

まーくん

あお

あお

そうです、写真等も使っていないので、ご興味がある方は、直接学校を見学されるのをお勧めします!

大日向小学校・中学校概要

大日向小学校・中学校は、

誰もが、豊かに、

そして幸せに生きることのできる

世界をつくる。

をコンセプトに、長野県の佐久穂町に2019年から開校している日本初のイエナプランスクールです。

ボクは、2020年の2月にも見学をさせていただいたことがあります。

当時はヒミツキチ開校前でいろんなことを学んだね。

まーくん

まーくん

あお

あお

ちょうど丸3年経った同じ日に、2回目の見学が叶いました。

すごい偶然!?

まーくん

まーくん

そうなんです、丸3年経っての見学者って、もしかしたらボクぐらいかもって思いました。

この3年間での積み上げてこられたものを感じながら、見学することができました。

「誰もが豊かに、幸せに生きる」を真摯に見つめている…それがひしひしと伝わってきました。

ボクがボクのままでいていい そう感じるデザイン

ボクがボクのままでいていい そう感じるデザイン

1日見学させていただいて、子どもたちに感じたのは、

自分が自分のままいていい

という静かな自信でした。

人と違うことを恐れていないその姿を感じたんですね。

子どもたちが自分のペースで過ごしている。

人と比べていない。

自分の在り方を確立している。

そんなふうに感じました。

伸び伸び自分らしく、でも静かな穏やかさもある。

そんな素敵な空間が広がっていたんですね。

新しく設立された中学校の方を見ても同じようなことを感じました。

隣接されていた園を改装して作った新しい校舎には、自分の学びに没頭する中学生の姿がありました。

自分らしくあるってことに、抵抗がない子どもたち。

もちろん日常の中で、いろんなトラブルだったり、不安だったりがないわけではないと思いますが、静かな自信を感じえたのは確かです。

大人が試行錯誤を重ねる学校文化

大人が試行錯誤を重ねる学校文化
写真はイメージです

大日向小学校にはいわゆる職員室がなく、芝生でデザインされた素敵なスペースが広がっています。ランチ時には、ここに子どもたちが来ることも。

そして大日向小の先生方に感じたのは、試行錯誤を繰り返しているということ。

見学後のミーティングで教えていただいたのはこんなこと。

  • 大人が引っ張り上げてここまでをしない
  • いつでも自分たちで考える
  • 良い意味で、上手に教わる方法に慣れていないんですとの話もありました。

それだけ、自分たちで考え、大人が答えを持っていないことが日常の中にあるんでしょう。

見学日の夜、自分とのつながりから数名の先生方と話すことができたのですが、この規模の中で、試行錯誤を繰り返す気概と柔らかさを感じ、ステキだなと感じました。

あお

あお

その節は、ありがとうございました!

そして学校の中に対話の積み重ねがあることも。。。

「学習する学校」の考え方の中に、共有ビジョンというものがあります。

共有ビジョンとは「教育目標」などの文言ではなくて、「個人の願いが聞き合う関係性ができているときに、その関係性の中に生まれてくるもの」です。

まさにこういった対話の積み重ねがされているのを、今回の見学とその後の先生たちとのお話の中で、実感しました。

見学から見えてきたヒミツキチの次年度

見学から見えてきたヒミツキチの次年度

さて、見学から見えてきたヒミツキチの次年度の構想についてもちょっぴりお話しします。

ヒミツキチ森学園は大日向から1年遅れて開校、今3年目を終えようとしています。

子どもたちの数も多くなり、温かい場所や文化ができています。

ヒミツキチの学びは2本柱。午前中のブロックアワーと午後のプロジェクトアワーです。

午後の探究の学びは、3ヶ月ごとにプロジェクトを進めていくラーニングプロジェクトが中心になるのですが、今回の計画や直近のプロジェクトの実感から、計画の甘さを実感しました。

ざっくりとした子どもの姿ややることの計画がありながらも臨機応変に対応していく…

そういう形が理想なのだろうかとお酒を飲みながら話していたのですが、この感覚でいうところのデザインをどの程度やっておくかということについては、まだ見えていません。

先生があらかじめ大雑把に計画していた方が、子どもの学びが充実するということはあるでしょう。ただ、子どもたちが

「どうせ先生は考えているんでしょ?」

ってなるほどだと、学びが促されていかないし、飛び出る幅が出ない。

1枚のシートなのか、方向性をつなぐ図なのか、そういったものをわかりやすく形作っておくことが大事だろうなぁと思いました。

あお

あお

見学させてもらった日よりも、今の方がこのイメージは鮮明でもう少しでできあがりそうです!

さらには、各教科との接続については、今年度、強く結び付けられなかった…という思いがあります。

この日の視察で一番子どもたちの顔に真剣さが宿っていたのが、ブロックアワーで学んだことをワールドオリエンテーションで活用している場面。

学んだことが使える!っていう感覚ってすごく子どもたちにとっては大きいんですよね。問題はそれを3学年1クラスの中で、どう散りばめてどう託していくか。

この辺りも含めた

  • スケジュール感
  • ブロックアワーの教科接続
  • 子どもたちの問い
  • 子どもたちの狙いたい姿

が、わかりやすく表現されているといいんでしょうね。

次年度の挑戦だね!

まーくん

まーくん

そして、もう一つはブロックアワーの進度表です。

何を学んだかの進度表を確認のため、今作っているのですが、この辺りの構成力にはちゃんと磨きをかけたいところです。

実はそもそものところを考えています。それは、「単元を学習し終えたら学んだことになるのか」という問いです。

公立の小学校での教員時代は、学習進度表が単元名になっていました。実は今もそれは一緒。でもそれではいけないと思っているんです。

「この単元を学び終えたら、この子は学習しているよね」ではありません。

ヒミツキチに来てから、より個別に考えて、学べたかわかっているかを気にするようになりましたが、それでもまだ単元名なんです。

本当だったら、何を学んだか・学んでいるかという言葉で語られるべきなんです。

「古文・漢文」ではなくて、「日本古来の文章に馴染み、そこから学びとることができる」のようなものです。

実はこちらはイエナプラン協会の研究部で今進めているのですが、何を学んだかが一覧になっていることで、それがブロックアワーを使うのか、「作家の時間」「本の時間」を使うのか、ラーニングプロジェクトの中で学んでいくのか、もっともっとはっきりしていくはずです。

マニアックな世界。

まーくん

まーくん

あお

あお

でもとってもとっても大切なことです。

学習が進んだかではなくて、その子が理解して自分のスキルとして活用できる状態になているか、ボクらはそれをちゃんと測って、次に繋げていくことが大事なんじゃないでしょうか。

まとめ

今回は、大日向小学校・中学校に見学をさせていただき、そこで感じたことから考えた次年度の構想などをお話しさせていただきました。

あお

あお

これからも年に数回になりますが、学校見学を、続けていこうと思います。

たくさんのアイディアと構想を得られるから、本当に学びになるよね!

まーくん

まーくん

あお

あお

その通りです、背筋が伸び、また次年度へのエネルギーをいただきました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました!

次はヒミツキチ森学園で待ってまーす。

あお

あお

それでは今日も良い一日を!

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