おはようございます。春休みに突入したものの、毎日忙しさは変わらない、ヒミツキチ森学園のあおです。
昔から、休日の方が、よく働いてたよね(笑)
さて、今日は初任研じゃ教えてくれないことシリーズ第8弾「休日出勤しなくなる方法」についてお話したいと思います。
教員って休日出勤多いよね、残業代ないのに。。。
まーくん
あお
したくてしてるわけじゃないのよ。。。
今日はこんな方に読んでほしいです。
- 休日出勤しないと仕事が回らない方
- 休日も働くことに嫌気がさしている方
- 残業代も出ないのに、やってらんねーと憤っている方
教員をベースに書いていますが、他の職業にも当てはまることが多いですので、ぜひぜひお読みください。
教員1年目のボクに向けて書いてみたいと思います。
あお
それでは早速行ってみましょー!
目次
休日出勤していた日々を振り返る
まずは、ボクの休日出勤歴を振り返ってみます。もうちょっとお付き合いください。
毎週土日、フルに学校にいる異端者。
初任の頃は、土曜日も日曜日も学校にいました(笑)。
あお
今だと、残業しすぎて、校長先生に呼ばれるパターンです。
でもそれぐらいやらないと終わらなかったんですよね。
休日だけで、月50時間は越えていましたね。
時間をかけることで、やることを増やすしか、できなかったんだね。
まーくん
あお
いま、初任に戻ったとしても、それは覚悟するかなぁ。
まだ仕事がなんたるかをわかっていな人が、定時退勤なんてもってのほか。まずは学べよ!と16年前の自分に言ってやりたいです。
休日出勤は、土日のどちらか一方に。
2年目から両方行かなくても良くなりました。仕事がわかってきて、どうにか片方の日でもまわるようになってきたからです。
どちらか片方の午前中。もしくは早朝。
2校目に入って、さらに半日に減りました。この頃は、結婚したことや、子どもが産まれたことが大きかったですね。家にいる時間も大切するようになりました。
2校目は単学級で、仕事をわんさか持っていましたが、今思うとみんな帰るの早かったですね。それに触発されて、どうやったら減らせるか、どうしても休日やらなくちゃいけないことはなんなのかを考えていました。
この頃、休日出勤しない週が出てきました。
早朝に2時間のみ。
娘が習い事を始めたこともあり、早朝にシフト。
仕事がはかどり、早朝の2時間ぐらいで終わるようになりました。主に作業系の仕事だけです。
年に1、2回イベントの日のみ。
今年は、ヒミツキチ森学園に来て働き方が変わりましたね。
季節イベントのみです。
あお
そもそも、学園までも距離があるので。
さらに言うと、毎日の働く時間は、8時間程度。残業は年間で2時間ほどに減りました。
働き方ってとっても大切。
あお
ここからは、休日出勤をしたくない!と願うあなたへ、ボクが有効だったことを中心にアドバイスをします。
休日出勤するなら朝に限る!
最初に伝えたいこと、休日出勤するなら朝に限ります。
だって、
- 脳が疲れていない
- 邪魔するものがない
- 家族の時間を作れる(その準備ができる)
から。
子どもと1日過ごしてからの放課後の時間って、生産性が最悪です。10点満点中の1点ぐらい。
そんな時は、サッと帰って、早く寝て、休日の朝にきて、仕事を終わらそう。
あお
効率として記録をとってみたものの、3倍ぐらいはかどりました。
朝、それも人がいない早朝にシフトできないか考えてみよう。
ただし、初任者に限っては、そもそも学校の開け方を知っていないといけません。また一人じゃ進まない仕事もあるでしょう。学年主任の先生が出勤しているのであれば、その時間に合わせる必要がありますね。
一人でやれる仕事を切り分けておこう
休日出勤した時にやるのは、基本的に一人でできる仕事です。
これを肝に銘じて、平日に一人でできないことは終わらせておこう。
初任者の君に起こる悪循環はこう。
- 平日仕事が終わらない。
- とりあえず休日に仕事を持ち越す
- 休日、一人でどうしていいかわからなくて、終わらない
- 月曜日の朝を不安なまま迎える
多くの人が陥るスパイラルではないだろうか。
月曜日が嫌いじゃないという、人類稀に見る特技を持つボクだけど、初任の4月から7月はこのスパイラルに陥っていて、月曜日が嫌だったのを思い出します。
だから、一人でできない、聞かないといけない仕事は何なのかをはっきりさせて、それは平日に終わらせよう。
これが最も効果的なアドバイスだと思っているよ。
仕事を少しずつ前倒しにしてみる!
前倒しすることも、あなたは学ばなくちゃいけない。
例えば、先生にとってはわかりやすい週案を例に取ってみよう。(週案とは、毎週の予定が書かれていて、管理職に提出する週の計画のこと)
この週案はボクが勤務していた学校では、月曜日の朝には学年主任の先生が、管理職に提出するのが義務付けられていたんですね。
最初のうちは、周りの先生が出した週案を見せてもらって、土日に作り、月曜日の朝に提出していたんだ。
でもね、それだと色々不具合が起こってくる。
ギリギリに提出していたんじゃ、週案を作ることがゴールになってしまう。本当に大切なのは、週の計画が終わっていて、この週にやるべきことが明確になってないといけないのに。
だから、金曜日に週案を作るようにした。すると、土日にその準備ができるようになった。それによって毎週の学習がスムーズになり、少しずつ余裕ができてきた。
この週の計画って、先生だけが持っていていいんだっけ?なんてことを考え始めたのが5、6年目ぐらい。子どもたちと共有することで、新たな価値が生まれるんじゃないかと。
共有するには、時間割書かせるってこともやめる必要があるし、自主学習と連動させたらうまくいきそう。
だったら、金曜日には次の週の予定を出していないと。ということで、週案を作るのは木曜日になった。
これが前倒しする価値なんだよね。
前倒しによって、どっかの誰かの価値が高まるなら、どんどん倒してみよう。
水曜日に出さなくちゃいけない事務的な書類は、きっと月曜日に持って行っても、あんまり意味がない。担当者がちょっと喜ぶぐらい(笑)
前倒しにするものを見極めるってことが何よりも大切なんだよね。
あお
見極める基準として、次の話に行ってみよう!
子どもたちと一緒にやると価値があるものを増やす
さらに大事なこと、ボクが有益だったことを話すよ。
初任者のボクがこれに気づいたのは、1年目の秋だった。
マトリックスで自分の仕事を整理してた頃、ボクだけがwinになって子どもがloseになってしまう働き方がいくつかあったんだよね。
その中から、子どもたちにとってもwin、ボクにとってもwinになるものを見つけることができたんだ。
具体的な例を挙げると、一人一当番って言うものを学級のシステムに取り込んでいた。
確か、同じ市町村の尊敬する先生が本で書いていた実践だ。
放課後、一人で掃き掃除をしていたんだけど、子どもたちと担当を作って一緒にやることにした。
すると、一緒にやることで短時間、さらに子どもたちがいる時間で終わるようになったし、子どもたちには自分の仕事を果たすという責任が生まれた。
お互いにwin-winになったんだね。
まーくん
それを学級の中に増やしていくと、ボクの時間もできるし、子どもたちも生き生きしてくるし、学級が居心地がいい空間になったんだ。もちろんボクは空いた時間で、子どもたちのためになることを全力でやっていた。
こういうwin-winはあなたの周りにないだろうか。
- 一人で考えている席替え
- 掲示物の張り替え
- あなただけが頭を抱えているクラスの問題
一人で悩んでいること、踏ん張っていることを、クラスのみんなと共有したら、それはいい学びの機会にならないかな。
こういう思考の転換こそ、大事なことなんだ。
学び続けることで、働き方にも変化が生まれる
働きながら、学び続けよう。
学ぶって言うのは、自動的にできる作業じゃなくて、あなたの頭をフル回転して考える「思考」が伴うものだ。
ちなみに市町村などで行われる「国語研究会」などの教科の研究は、研修じゃなく仕事だ。これを学びだと勘違いしている人は多い。
学ぶってなんだろう。
どこかに行ったり、何かに属したりしないとできないことなのだろうか。
意外と自分の近くにあったりして。。。
まーくん
自分の学びに向き合っていくのは、本当に大切なこと。
その時々で全く違うから。
でも変わらないのは、常に学び続けること。
きっと10年後、踏ん張って学んだことは多くの機会を生み出す。
まずはその一歩目、どうしたら休日出勤がなくなるか考えてみてほしい。それも一つの学びだと思う。
あお
それでは今日も良い一日を!
初任者なら、ホームに戻って、初任者へのおすすめ記事へ!
2年目以降の方は、ボクが担当している学びの場で、本当の学びを一緒にやってみませんか??
3月30日にゼミ形式で学ぶ「学習する学校」のプレ講座(体験版)があります。
あお
無料で参加できますのでぜひ!