おはようございます。
花粉に効くジャムーティーをいただいたのですが、「例えるなら泥の味」と聞いて、なかなか踏み出せないヒミツキチ森学園のあおです。
さてさて今日は、以前参加したワークショップについて書きたいと思います。
人事の人と話す機会ってなかなかないねー!
まーくん
あお
非常に面白かったです!いろいろな方とのつながりを持つことができました。
今現在、ヒミツキチ森学園というオルタナティブスクールにいて、感じることと一緒にお伝えできればと思っています。
目次
ふたせんさんの素晴らしいプレゼン!
先生代表としてふたせんさんの素晴らしいプレゼンがありました。
「先生の四大疾病」のなかで紹介されていた「閉鎖的な空間である」ということ。
これはボクも感じていて、他者が学校に入る意味は、とっても大きいと思っています。
バンバン教室にいろんな方が入ってくれば、「子に厳しく、自分に甘い」部分ってきっと取り除かれるだろうし、「価値感の狭さ」も広がっていく…
そこに企業が入ってくれれば、「ガラパゴス化」となっている学校の中の「物」も変化が生まれるでしょう。
だからこそ、このワークショップが開かれたんだ!!
まーくん
この場につながるプレゼンがとても素敵でした。
共通するのは「どう人を育てるか」という視点
「どうやって人を育てていくか」という視点が、人事と先生との共通点だと感じました。
oneHR×先生の学校WS①
経営に沿った人事を行っている担当者が語る、かけていること。一番は主体性。
自分は何をしたいのか?が欠けている大学生や新入社員が多いとのこと。さてその主体性を子ども時代に育てるには、ぼくらに何ができるだろうか?
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年3月24日
人事の方の話を聞いていると、若手に「主体性がない」ということが1番の課題だそう。だからこそ新人研修は、「徹底的に自己開示してほしい」と語る方も。
それは学校の現場も同じですね。どうしたら主体性を持つことができるのか、どうしたら自己開示してくれるのか。。。
それには直接のアプローチではなく間接的なアプローチかなぁと思っています。
安心できる環境や雰囲気を作ること。
対話を中心に自分のことを話せるシステムを作ること。
この翌年スタートした「学年での振り返り」も、きっとこういうアンテナがずっとあって、スタートできたものなんだなぁと思いました。
人事も先生も同じなんですよね。人を育てるところに苦労がある。いろんなアプローチの仕方を探っている段階だと話していました。
oneHR×先生の学校WS②
人をいかに育てるか。
人→人手→人材という歴史の流れ。
これからは人財→人才へ。その中でも成長のキーは「リフレクション」だ!と語っていた。
社会で人を見る立場の人と、学校現場で注目しているところが重なっているのは素直に嬉しい。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年3月24日
社会に出た時も、リフレクションができるということは、自己成長のためには必要と語っていました。
学校の中と社会と必要なことがおんなじことはいいことだね!
まーくん
あお
同じ課題があるってことは、解決に向かうプロセスにも近いものがあるかもしれないね。
以前のワークショップでも感じたのですが、自分が使えるリフレクションにいかにバリエーションがあるかは、これからの成長のためのキーポイントだと思っています。
「企業から見た学校」は、資源の宝庫
oneHR×先生の学校WS④
無かった発想だがこれだけコミュティの活用や創造が大切だと感じている中で、学校というのは社会から見たら大変貴重な「資源」だということだ。
コミュニティを創らずとも全てがそろっている!確かにそうだ。学校を地域のコミュニティの場としてもっと活用したい。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年3月24日
学校って本当に資源の宝庫。コミュニティに必要な「人」「場」がそろう資源なんですよね!
それをどう活用するか、真剣に考えている人が周りにいる…そう考えると非常に面白い。
ここにブロックチェーン等の技術が絡んでくると、本当に有意義なコミュニティになりそうでワクワクしています。そのときに自分が学校の中の人としてやれることがたくさんありそうだと感じてはいます。
ぼくは、学校を取り巻くコミュニティは経済圏とともに小さくなっていくと思う。 義務教育をブロックチェーンにするとどうなるだろう? – TOMMY’S IDEA ROOM https://t.co/HNgq48w9Ob
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年3月23日
「小さな学校」が技術革新によって生まれてくる。そして学校の中のコミュニティとしても、 いくつも生まれてきそう。
このあたりのこと考えるのは非常にボクにとっては面白く、実現に移そうとしている人も、学校も増えてきています。
ボクもその一つに関わることができています。大きなことはこれから進めていく中でこのブログにも書いていくつもりです。
学校の中でと考えていたんだったっけ、この頃は。。。
まーくん
あお
外からできることも、きっとあるはずだと、踏み切ってみたんだよ。。。苦しい?
この時関わっていたプロジェクトがヒミツキチ森学園のプロジェクトです。今、先生をしている学園です。
しかしながら、この時感じた流れというのは確実に生まれています。
小さな学校が生まれてきています。
技術革新は進み、一人ひとりにあった個別最適化のペースで学びを展開することもができています。
小さな学校が企業と組むときのポイント
今、ヒミツキチ森学園にきて考えていることは2つあります。
- 自分たちの周りにあるものを地域という最小単位で循環させること
- お互いにwin-winの関係をつくること
最初に、自分たちの周りにあるものを地域という最小単位で循環させることについてです。
例えば、作家の時間の文集について。第2号の印刷を今日お願いする予定なのですが、地域の印刷会社さんにお願いしています。
ボクらの学びの集大成は、大きな外部の印刷会社に任せるのではなく、地域の出版社さんにお願いする。できたら、印刷するところを見せてもらいながら。
すると、地域にまた一つ、子どもたちとのつながりが増えるんですよね。
親が何か出版をお願いするときに頼んでみたり、帰り道に「ここ、印刷会社さんだよね、元気かな?」と気づくことも。
そんな地域での循環を増やしたいなぁと思っています。
印刷だけじゃなくて、食べ物も、学園で使うものもそう。地域の中の小さい単位で循環することで、ボクらが本当の意味で地域に根付くってことができるんじゃないかと思っているんです。
もう1つはお互いにwin-winの関係を築くことです。
今考えているのは、来年度の取材する作家の時間。ボクらがいつもお世話になっている学園の近くのお弁当屋さんに取材に行きます。取材の結果を丁寧にチームで文章にして、HPにアップします。
「葉山、子連れ、ランチ」をキーワードに文章にして検索順位で上位を取れれば、そのお店が注目する機会を共創することができます。それは、同時にヒミツキチ森学園に興味を持ってもらえるきっかけになりそうなんです。
そんな、win-winの関係を築いていくこと。企業と組むまでいかなくても、一緒に何かを創るときには持っておきたい視点です。
新しいつながりが、新たな展開につながる!
いくつかのつながりをいただくことができました。
oneHR×先生の学校WS⑥
名刺をいただいた面白い方がいて、日本のキャリア教育の在り方を危惧されていた。この方とつながり、次の総合が展開できるのではないだろうか。
早速メールを送ってみよう。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年3月24日
総合的な学習の時間にドンピシャリ!の方がいて、つながることができそうです。早速4月入ったら相談したいと思っています。
また、いろいろな方の話を伺う中で、再読したい本が一冊浮かびました。
この本、すごくおすすめで、自分の原体験を掘り起こしながら、あれから3年後の今、何が大切か考えていく機会にしたいと思います。
あお
それでは今日も良い一日を!