おはようございます。
ヒミツキチ森学園というオルタナティブスクールで先生をしているあおです。
さて、今日は娘の自主学習ノートを使って、低学年のネタや書き方についてご紹介します。
あお先生の娘、低学年なのに自主学習があるの?
まーくん
あお
そうなんだよ、土日だけなんだけどあって、楽しく取り組んでいるよー!
今日読んでほしいのは次のような方です。
- 低学年で自主学習、どんなのを書いていいかわからない親子
- 自主学習の取り組みに苦しむ親子
- 幅広く学習させたいと考えている親の方
- 公立小学校で自主学習を10年続けていた元教員
- 自主学習ノートの著者に直接話を聞いて実践
- 2年生の長女のノートを公開
あお
最後までお読みいただけたら嬉しいです。
目次
1年2年の自主学習何すればいい?基本的なやり方
ボクは低学年はまだ自主学習をするには早いなぁと思っています。
4年生以上での実践がほとんどでしたね。昨年度2年生を担任しましたが、自主学習はさせませんでした。
「学校全体で取り組んでいて、高学年になったら必ず取り組む」といった準備段階と捉えるならばありだと思いますが、系統だっていない宿題体制の中でさせるには、まだ早いのでは?が本音です。
ということで抑えておきたい低学年のポイントは3点です。
- 無理をさせすぎない
- 決まったものをやる
- 楽しいことをやる
順に教えてー!
まーくん
まず、低学年ですので、無理をさせすぎないことが基本です。
見開き1ページが基本の自主学習ノートですが、半ページぐらいからスタートしたいものです。また、何をやったらいいかわからない子はプリントをもらってくるなど、できたら選択制の方がありがたいですね。
長くやるものですから、それぐらいのフォローは学校であるべきです。もしないとしたら、親が短くやれる手本を用意しておきましょう。この記事の後半は娘の実例を挙げていきます。
さらに、「決まったものをやる」は自主学習と相性がいいですね。半分は漢字練習をしよう、算数が苦手だから計算の復習をしよう、など決まっていると子どもたちは気が楽になります。
あお
6年生の自主学習でも、半分はプリントでしたね。学校事情もありましたが。。。
お子さんと一緒に必ずやるものを決めておくといいと思います。飽きてきたら取り組み方の方法を変えるチャンス!
「こんなのもやってみれば?」と伝えて子どもたちが自ら工夫できるように促してみるといいですね。
最後に楽しいことをやることです。
お子さんが大好きなことを自主学習に取り入れると、自主学習が楽しい時間に変わります。
大好きな鬼滅の刃に出てくる難しい漢字を書いてみたり、習い事のバレエの基礎練習の絵を描いたり…
お子さんが好きなことと掛け合わせましょう!
あお
ここからは娘の事例をご紹介します!
小1小2の自主学習ノートのネタをご紹介!
ここからは長女(小学校2年生)の自主学習ノートをご紹介します。
小1小2の自主学習ノート 国語編
まずは定番の漢字学習からです。
同じ漢字学習でも、時間が経つにつれて、さまざまな工夫がされているのがわかります。
- 枠をつくる
- 熟語を使う
- 文章を作る
基本的には漢字はただやるだけではなく、「日常生活で使えること」が一番大事なので、さまざまな工夫をして練習すると、普段の学習でも漢字を使おうという気持ちが高まります。
同じ漢字でもこのようにバリエーションを変えて取り組むのもいいなぁと思います。
- 文字を分解する(へんとつくり)
- 同じ読み方を持つ漢字を書く(まとまりを新たに作る)
などは、漢字を幅広い側面から学ぶいい取り組みだと思います。
漢字ではなく言葉を使ってこのような取り組みもいいですね。
類語辞典などの学習につながるし、こういう取り組みで語彙を増やしていくこと、大切です。
小1小2自主学習ノート 算数編
続いて算数に関わることです。
シンプルに九九を言うのではなく書いてみたようです。
ランダムに、逆からなど、普段と違う頭の使い方をする取り組みで覚えやすくなります。
ボクの学園でもたくさん言って覚える子もいますし、書いて覚える子もいますし、Youtubeの歌から覚える子もいます。
取り組み方は様々ですね。
意外と大切な視点ですが、こうやって細かく算数と国語のものが混ざっていいと思います。1ページ埋めるということが楽しみな子もいれば、不安な子もいます。分けてあげることで安心してお子さんが進められるのならば、そうするべきです。
低学年の子は繰り返すことで、学びの力を大いに発揮します。もう飽きてるんじゃない?と思っても、本人にとってそれが楽しさになるまでには時間がかかるかもしれないので、何度も同じことをやるのはOKです!
小1小2の自主学習ノート その他編
日記は漢字を実践で使う練習にもなります。自分の気持ちを表現するいい練習にもなりますね。書くことが日常の中にあるのはいいことだと思います。
うちの娘は5歳の時に世界の全ての国を暗記するという離れ業をやっていました。お風呂で学んでいたんですね。
それ以来、国旗への興味は結構あるみたいです。友達の学校の座席や名前にも興味があって書き出しています(笑)
こわっ!
まーくん
日記×イラストもすごくいいですよね。娘は絵を描くのが好きなので、こういう好きなことを自主学習に生かして欲しいと思います。
ちょっと先取りしてこんな学習もしていました。
あお
意味わかっているのかな。。。
小1小2の自主学習の内容の見本は?
2年生の長女の取り組みを元教員目線で解説させていただきました。
でも、ボク娘の自主学習についてはほとんど口出ししていません。
娘が、通信教育のマネをするところからスタートしているんです。
それが小学館のまなびwith(4月から名探偵コナンゼミに改名)です。
学校の問題とは一味違った問題が豊富で、
まなびwithを使って自主学習すると楽しいよ!
長女
と話していました。
4月からは名探偵コナンワークブックとなる通常の通信教育と、 名探偵コナンゼミ【ナゾトキ】という楽しく学ぶものと2種類の学びになるようです!この「名探偵コナンワークブック」はPDF版も出ていてリーズナブルに受講することが可能です。
興味があったらぜひ!記事にしたものを貼っておきます。
長文お読みいただきありがとうございました!
あお
それでは今日も良い一日を!