先生をしているヒミツキチ森学園はこちら!

マイプロジェクトの試行錯誤、自己探究型の学びのプロセス

4 min 135 views
あお

あお

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー兼広報|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|ブロガーとして2020.3に月10万PV達成|コラムはnoteへ |2人の娘の父|横浜生まれ横浜育ち|ヨガ、筋トレ、早起き、5年間継続中

FOLLOW

おはようございます。気持ちのいい朝を庭でブログを書くことからスタートするヒミツキチ森学園のあおです。庭は言い過ぎで、本当は玄関先(笑)

さて、今日は「マイプロジェクト」というヒミツキチ森学園の学びの時間についてお話ししたいと思います。

ヒミツキチ森学園の学びの時間(教科)について、概要はこちらをどうぞ!

マイプロジェクトって?

マイプロジェクトって?

マイプロジェクトとは、「自己探究」です

自分の好きなこと、取り組みたいことをめいいっぱいする時間。ヒミツキチ森学園ではそんな自らの探究の時間を大切にしています。

「自分のどまんなかを生きる」というのがコンセプトのヒミツキチ森学園では、自分を知ることを大切にしています。

  • 自分はどんなことが好きなのか
  • 何をする時が心地よいのか
  • 何に没頭するのか

そんな一人ひとりの探究の時間こそ大切にしたいね…というカリキュラムを作ったチームの想いが強くあらわれた学びの時間です。

学園全体で取り組む探究が「ワールドオリエンテーション」に対して、個人でググッと探究していくのが、このマイプロジェクトです

マイプロジェクト1年目の課題

マイプロジェクト1年目の課題

しかしながら、マイプロジェクト、正直1年目、苦戦したのが事実です。

何をしようか??

と発想が広がっていかないのです。

「何をしてもいいよ!自分のやりたいことをやってみよう!」

って言われて学び始める経験があまりない、あっても「ゲーム!」となってしまう子は、なかなか思い付かない様子でした。

あお

あお

楽しみを受け取るのか自分で作るのかって大事なことか。。。

ただ経験がないだけで、繰り返していくうちに変わっていくだろうと思っていましたが、やはり大きくは動かなかったんですね。

さらには、自分がやったことのあるものの枠を飛び出さない子が多かったんです

人は自分の経験の中で楽しむもの、特に子どもはそうなんだよね!

まーくん

まーくん

これはもちろん子どもたちがどうというわけじゃなくて、こちらの認識が違っていたんです。

そこから、試行錯誤に入ります。

試行錯誤で活性化するプロジェクト

試行錯誤で活性化するプロジェクト

さて、ここからです。

夏以降、子どもたちと相談しながら新しいプロジェクトの取り組み方を決めていきました。

テーマを決めるアワープロジェクト

テーマを決めるアワープロジェクト

マイプロは「アワープロジェクト」と変えて1ヶ月取り組んでみました。全体のテーマを持って取り組むプロジェクトです。

この月はみんなで相談して「リフォーム」でした。自分たちの学園・空間を自分たちで心地よくがテーマです。

大きなテーマがあれば、次やることにたどり着きやすいし、やりたいことが明確になれば、次に進めるだろうと。

早速子どもたちに相談しました。子どもたち自身もその難しさを感じてたようで、

「いいねーアワープロジェクト!」「略してアワプロだ!」

子どもたち

子どもたち

と決まりました。

実際の成果物として、

  • 玄関前のオブジェ
  • 本棚の移動
  • 自分たちの道具の棚の移動
  • サークルベンチに色を付ける
  • 裏の畑のかかしを作る

たくさんの成果物が生まれました。

このアワプロの時間、マイプロがしたくなったら、いつでもOKということだったので、個人の探究に取り組む子もちらほらいました。

そこで裁縫に取り組む子たちがいて…それが10月の新たな進化につながってきます。

チームで取り組むチームプロジェクト

チームで取り組むチームプロジェクト

翌月は、チームで取り組みました。

マイプロジェクトはチームプロジェクトに進化しました。子どもたちの意見で、カタチを変えながら進むマイプロは、徐々にですが確実に個人の探究を進めています。

チームごとに別れて探究し続けたのは…

  • 裁縫チーム
  • パズルゲームチーム
  • ハロウィンチーム

の3つです。

裁縫チームは、Tシャツからバッグを完成させるなど、低学年ながらも裁縫をじっくりと進めていました。黙々と楽しむ姿は、「できること」が増えていく姿を見せてくれました。

あお

あお

ヒミツキチ森学園の子たちは、スカートを家で作ったり、子どもサポーターの力も借りれたり、自分の幅をちょっとずつ広げていっているなぁと。

パズルゲームチームでは、将棋が好きな子が、ヒミツキチ森学園独自の将棋を作ったり、絵が好きな子がパズルを作ったり、自分らしく豊かに活動をしていました。

チームで取り組むことで、悩んだ時に相談する相手がいるし、チーム単位になったことで、個人でやっていた時より、他のチームのことが気になり、子ども同士が結びつきやすいということも実感しました。

チームと個人を行き来!?ナチュラルプロジェクト

その翌月は、チームと個人との間を行き来する、ナチュラルプロジェクト(略してナチュプロ!)が誕生しました。

この時のネーミングの盛り上がりはすごくて、

子どもたちが話し合うってことの下地ができてきていることを実感したっけ。

まーくん

まーくん

あお

あお

うんうん嬉しかったんだよね。

この辺りから、個人とチームがいいように融合して、自然と一緒にマイプロに取り組む文化ができてきました。

そこで、次のマイプロ予算です。

マイプロジェクトに予算がついたら??

そして1月からは、マイプロに一人500円の予算がつくようになりました。

メンバーのみっちゃんのアイディアです。

予算がつくことで、

  • 実際にそれを使うお金の勉強になる
  • 自分のやりたいの可能性が広がる

というメリットがあります。

視覚化してわかりやすく掲示してくれているので、子どもたちもそれを使って、マイプロジェクトのやりたい枠がグングン広がっているのを感じています。

あお

あお

このアイディアは本当に素晴らしく、今年度も続いています。

2年目のプロジェクト、探究を促すしかけ

2年目のプロジェクト、探究を促すしかけ

こうして試行錯誤の中、1年目を終えたヒミツキチ森学園ですが、いよいよ2年目に入って「マイプロジェクト」の「マイ」を取っ払うことに決めました。

「プロジェクト」として取り組みをスタートします。

1つはテーマをつくること。子どもたちが今興味のあるもの、こちらが素材をいい形で渡せる可能性があるものを結びつけて、テーマを持ってやっていきます。

4・5月のテーマは「海」。場をテーマにします。

葉山の自然豊かな海をテーマにすることで、「特別な場所が自然と子どもたちの学びを広げる」と考えます。

これ、日本においてはすごく可能性があることで、土地が狭い日本は、アメリカと違って、校舎の中に資源って少ないんです。だからこそ、飛び出して、街の中の資源を活用したい。毎日そばにあると意外と使わないけれど、プロジェクトにして、特別な一日にすると輝き出すってやつです。

あお

あお

ボクも子ども時代、ちょっと遠くの自然公園に行くのが、めっちゃ楽しみでした。

また、場所は子どもたち同士を結びつけやすいというのも実感しています。

昨日も1年生の子が

「海、1つでこんないろいろできるんだな」

とつぶやいていたのが、印象的。

そうなんですよね、豊かな場所は、子どもたちにいろいろな可能性を示してくれます。

そして、入ったばかりの1年生も含めて、子どもたち同士の中がぐっと深まります。

「場」の他に「人」だったり、「社会貢献(町おこし?)」や「ものづくり」だったり、いろんなテーマが思いつきます。

そうやって何かと結びついていることで、子どもたちの探究の幅が広がっていくのを感じました

マイプロジェクトという自分の好きなことをやるのは、期間限定で行う予定です。

プロジェクトの中にも自己探究を残す理由

プロジェクトの中にも自己探究を残す理由

プロジェクト「海」になっても、自己の探究は続きます。自分が本当に心地よいことは何かを考え、みんなの中でも、個人が光っています

海プロジェクトで行われているもの
  • 海の絵を描きたい
  • 崖登りをしたい
  • 海で泳ぐ技術を身につけたい
  • 海底を調査したい
  • 綺麗な色のウミウシを見つけい
  • 綺麗なものを拾って何かを作りたい
  • 太陽の光を使って、海辺で火を起こして釣ったものを食べたい
  • 釣りをしてみたい
  • 小さな船を作って、浮かべてみたい

子どもたちの探究は輝いています。

場のテーマは同時に、

「海ってゴミが多いよね」とその地域の課題に気づく良さもありますね。

探究が続いていくこと、ボクも試行錯誤しながら進んでいこうと思います!

2年目の進化もお楽しみに!

あお

あお

それでは、今日も良い1日を!

学園の見学はこちらから!

併せて読んでほしい記事はこちら!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください