おはようございます。
依頼記事ですっかり2023年の総まとめを忘れていたヒミツキチ森学園のあおです。昨年もたくさんの方と楽しく働けて幸せな一年でした。ありがとうございました。
さて、年末恒例企画「今年読んだ本ベスト10」をお届けします。
あお
2024年に入ったけど気にしなーい!
今年も1年ありがとうございましたー!
まーくん
昨年11月に音声でもトップ5を!ブログとの違いにも注目
早速行ってみましょ!
まーくん
目次
2023年の読書傾向
2023年の読書傾向を、ブクログのグラフから見てみましょう。
2022年を左のグラフ、2023年を右のグラフに示しました。
2023年に読んだ本は90冊でした。
あお
昨年から20冊ほど増えましたね!
夏休みに執筆に追われながらも、しっかりと読むことができたこと。さらに毎月ちょこちょこ読んでいた印象があります。
特に8月以降は、モーニングメソッドに読書を入れたのも大きかったと思います。
来年の目標はあるの??
まーくん
あお
毎月10冊以上、年間120冊に挑戦します!今度こそ!
それでは今年のランキングです!
第10位 ミステリー大賞受賞は納得!
短編ながらも読み応えがある一冊。
読了後の重さが癖になる。そして、刑事物ながらこれだけ一人の刑事にフォーカスを当てながらも描写がはっきりしている本はない。この辺りのバランスを取れること、作風が幅広いことが、米澤作品の強みだと思う。
この辺りもおすすめ。
第9位 かなり印象深かった1冊!
今年読んだミステリーの中では間違いなくナンバー1。
ミステリー大会で優勝したライバルがなぜ最後の1問でこの答えを導き出したか。それが詳細に描かれている。納得させられる圧巻のストーリー展開です!
こんなに推したいミステリーも珍しいね!
まーくん
あお
読む手が止まらないというのが本音です。おすすめします!
第8位 長年言いたかったことが書いてある教育書
2023年の中で、特におすすめの一冊でした。
普段教育書は読まないのですが、こうやって専門的なものや「新評論」を中心とした海外の教育実践を詳しく書かれているものは読みます。
「マルトリートメント」という概念も知らなかったですし、そこを教室とつけて論じてくれたことに、感謝しかありません。
ボクが初任の時から抱いていた指導の強い先生の言葉への違和感。
でも当時は、それがどうして良くないかはわからず、見よう見まねで取り入れていた時期もありました。
あお
2年で辞めました。これは違うと。
ずっと語られることがなかった、そういった指導の悪い影響。この本にはそれが書かれています。先生なら誰もが、したことがある言ったことがある言葉や指導だと思います。
ちゃんと、その価値が語られているのは大事だね。
まーくん
これから教員になる人も、経験が長い人もぜひ。
第7位 思考は現実化する
文庫版もあります
ナポレオンヒル博士の名著。
記録によると2015年に購入しながらも、ようやく秋に読むことができました。
夏に読んた本を辿っていくと、この本のことが紹介されていて、それなら読んでみようとなりました。
あお
この本に出会えてよかった!というほどの衝撃でした。
やっぱり名著って手に取って読む価値があります。7つの習慣に並び、何度も再読したい本の一冊になりました。
まだ読んでいない方はぜひどうぞ!
第6位 本屋大賞納得の一冊!
物語の中でもかなり好きな部類に入ります。
2023年の本屋大賞。それも納得の一冊でした。
過疎地の島の高校生、その高校生が大人になり、互いに交差し、生きていく過程を描きます。
凪良さんの文章力、そして心の描写。
読み進める手が止まりませんでした。「君のクイズ」もよかったですが、こちらが上か。
あお
まだ読んでない方はぜひ!
第5位 デンマークの教育の奥深さを知る!
年末に駆け込みでランクインです。
「生のための学校」という本があるのですが、それ以上にボクはこっちの方が好きでした。
デンマークを代表する現役の先生10名が語る言葉。国の考え方や大事にしたいことが随所に書かれていました。
あなたの学園もイエナプランとデンマークの教育を大事にしているのよね。
まーくん
あお
圧倒的にオランダのイエナプランの割合が大きかったのよ。
開校当初からイエナプランの研究を進めてきたのですが、デンマークについてはまだわかっていないことが多かったのです。
しかし、この一冊を読み、デンマークの教育は、「居心地の良さ」をしっかりと作っている、根を張る教育なんだというのを実感しました。
今後、いろいろな本を読みつつ、うちの学園の考え方の根っこをまとめていきたいと思います。
あお
そしていつか、オランダとデンマークに行きます!
第4位 自分の行動を変えてしまった1冊
この本を読み始めてわかったのは、全てをデジタルに任せてはダメだということ。
ボクは常々moneyfowardというアプリで資産管理をしています。デジタルのいいところは、全ての口座から残高などの情報を一元化できること。
ただ、一元化して任せすぎると、日々のお金をどう使うのかに目が向きにくくなります。
この家計簿の良さは毎日手書きで記していくこと。
手書きで記していくからこそ、使った分がわかり、質感となって自分位伝わってきます。
もう2ヶ月ぐらい毎日家計簿つけていますが、それによって救われたことも多々ありました。
あお
こちら使っています!
第3位 探究を学ぶ上でこれ以上の本はない
2023年に読んだ本の中ではドンピシャりの一冊。
ボクらの学園もプロジェクトアワーという探究学習を進めていますが、そのヒントになるものが満載な一冊でした。
あお
新評論の本の質は高い!!
いやぁ、本当にある一定層しか共感を得ることはできないと思いますが、真剣に探究に向き合ってきた人については、この「PBL」の本がもたらす価値、伝わるのではないでしょうか。
第2位 新版 ミーニング・ノート
1日の終わりに何を記録するか…
長年のボクの課題でもありました。
この一冊は著者の方が、手帳展で講演をしていたことから始まります。
そんな出会い!!
まーくん
あお
そうなんです、著者の方の考えにすごく共感して、その場で購入を決めたのでした。
基本的には、1日に出会った3つのチャンスを記しておくということ。
そして1週間、1ヶ月、1年というスパンで貯まったチャンスに意味付けしていくという活動です。
これが、もうびっくりするぐらいのプラスをもたらしてくれます。
あお
3ヶ月続いているのだから、もう間違い無いです!
専用ノートもあるそうです!
第1位 教育書の中では2023年ダントツか!
教員の世界でも賛否が分かれるところ。
それだけの1冊だと思います。
ボクは教育史を学ぶ教育学部を出ているんですが、当時この1冊があれば、どんなに良かったか。教育史という分野にもう少し関心が持てたかもしれません。
今からだって学べばいいのにね。。。
まーくん
あお
はい、おっしゃる通りです。。
孫さん本人が「遺作のつもりで書いた渾身の1冊」と話していた通り、ボクの中では、これ以上の本は今年なかったなぁ。
教員なら誰しもに読んでほしいし、これからん先生になる人に贈りたいなぁと思える一冊。
いつかこんな本を書いてみたいです!
2024年も読書を続けます!
2024年の目標は、
- 年間100冊達成!
- ブクログ × amazonレビューでいろんな人に貢献
- 読書好きとつながること
でございます。
2024年もすでにこれは!?という本に出会っています。
読みながら学んでいくのが本当に楽しみです。
あお
それでは今日も良い一日を!
昨年11月に音声でもトップ5を!ブログとの違いにも注目
⭐︎4つ以上の昨年読んだ本を、全部ご紹介!