おはようございます。ヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は海外からの一時帰国者の体験入学について、お話ししたいと思います。
海外からの一時帰国の際、我が子の小学校をどうしようかと悩む方も多いと思います。長い一時帰国期間、ずっと家にいられるのも、親としても困りまよね?
とはいえ、学校はどうやって探せばいいのか、持ち家や実家の学区の公立校以外の選択肢はないだろうかといろんな選択肢があると嬉しいところ。
今日は、一時帰国の体験入学について、そして神奈川県葉山にある受け入れOKのユニークな小学校について解説します!
- 一時帰国の体験入学の流れ
- 神奈川県にある体験入学できるユニークな学校について
- 受け入れの際のメリットについて
あお
さて、早速行ってみましょ!
目次
一時帰国の際の体験入学、一般的な流れを解説
体験入学とは、海外在住の日本人児童が長期休みなどを利用して一時帰国した際に、日本の学校に通うことです。
普段と違う国、もしくは将来的に住む国の学習や生活を学ぶことは大切だもんね。
まーくん
ただ、この体験入学ですが、ルールがなく、各自治体や学校に任されているといった印象です。住民票の問題、籍を置くかどうかの問題、さまざまなケースがあるようです。
一時帰国の際の一般的な流れについて
実家や持ち家がある場合は、その学区の自治体にまずは問い合わせてみるのが良さそうです。
一般的な流れは次のとおりです。
- 帰国前に日本にいるときに住む自治体に問い合わせる
- 転入手続きをする際は、役所に通い、多くの手続きが必要になる
- 自治体から受け入れが決まったら、一時帰国してから小学校に行って手続き
ボクが教員をしていた頃のケースでは、連絡が来て「明日から受け入れてほしい」と言われたケースも。
明日から!いきなり!?
まーくん
あお
急に決まることも多いんだよね。
手続きは早め早めが良さそうです。
体験入学は迷惑?断られた?先生側から見た視点
海外からの一時帰国の際の体験入学ですが、15年の教員経験の中で3回ほどありました。
しかしながら、ボクが迷惑だったと感じたことは一度もありませんでした。
ただ日本の学校だと、学校側に合わせることが基本となります。
だから、
- 学習進度が違って、ちんぷんかんぷん
- 行事が直近であっても強制参加
などで、子ども自身の方が大変だった印象があります。
先生側としても、この辺りのフォローは万全ではありません。なるべく個別対応しますが、基本的には学校側の流れに合わせる形になりますので、難しいところも出てはくるでしょう。
教員側が迷惑ということはありません、いつもと違う子がいることで、子どもたちにも良い影響を与えてくれます。
お互いのことをよく知り、涙涙の別れとなりました。
あお
その点は安心してください。
一時帰国者が体験入学できる「ヒミツキチ森学園」
しかしながら、体験入学は断られるケースがあるとのこと。
中には、コロナ禍で、家が学区にあるのに断られる場合も生まれているそうなんですね。
それは困る!
まーくん
そんなときに助けてくれる学校はないのでしょうか。
実はあるんです、それがヒミツキチ森学園です。
神奈川県葉山にあるオルタナティブスクールです。
お主の学校かい!?
まーくん
あお
ふふふ、制度があるんだから仕方ない!
※時期や受け入れ態勢によってはお引き受けできないこともあります。ご承知おきください。
さて、ヒミツキチ森学園がどんな学校で、どんな体制で受け入れているか詳しく見ていきましょう。
海外からの一時帰国も受け入れるヒミツキチ森学園
ヒミツキチ森学園は、神奈川県葉山にある小さなオルタナティブスクールです。
定員は20名で、定員数の子どもたちが毎日朝から夕方まで、小学校と同様に通っています。
オルタナティブスクールは日本の制度だと「フリースクール」扱いとなりますので、通っている子どもたちは、自分の住んでいる学区の学校に籍をおいて、通う形になります。
住んでいる地区もそれぞれで、逗子・葉山が多いですが、鎌倉、藤沢、横須賀、横浜からも通っています。
あお
自分のどまんなかで生きるをコンセプトに、学習も特徴的です。
午前中はブロックアワーという自立学習です。自分のペースの学習を1週間分、自分で計画して進めていきます。現地校などで扱っているテキストや宿題などがあれば、そちらで学ぶことができます。
午後はプロジェクトアワーと言って、チームになって探究課題に取り組みます。
3ヶ月間にわたって探究していく「ラーニングプロジェクト」、運動会などの「イベントプロジェクト」、そして森クラス(1〜3年生)、海クラス(4〜6年生)と分かれて行う「クラスプロジェクト」の3つのプロジェクトがあります。
2023年5月からのラーニングプロジェクトは、「釣り」についてですね!
まーくん
特徴的な学習は、子どもたちを惹きつけていて、毎日いい顔をして子どもたちが登校しています。
ヒミツキチの一時帰国者の受け入れ制度
一時帰国の際の体験入学は、体感留学という制度を使っています。
体感留学は、ヒミツキチに入学したいのだけどその前に体感してみたい、入学枠がないために定期的に週に数回通わせたいなどのニーズがあり、大人気の制度です。
ヒミツキチの子たちにとっても、20名という少ない人数で過ごしているので、体感留学に来てくれる子と触れ合うのは、貴重な機会です。
人気すぎて、直近ほとんど毎日埋まっているのよね。
まーくん
あお
そうそう、毎日誰かしたら体感に来てる。
この体感留学の制度を使って一時帰国の際に体験入学をすることが可能です。
時期や受け入れ態勢によってはお引き受けできないこともあります。ご承知おきください
21年度、22年度、23年度ともに一時帰国者受け入れ実績あり
ヒミツキチ森学園では、体感留学を使った一時帰国者の体験入学を、21年度も22年度も受け入れをしています。
受け入れた子どもたちが、ヒミツキチの子にもすごくいい影響を与えていて、お互いに良い刺激になっています。
また、ヒミツキチの学習の仕方にすごく興味を持ち、楽しむ子が多い印象です。
たくさんの数を受け入れることができませんが、若干名なら可能です。
受け入れ時期が分かった場合は、お早めにご連絡ください。
あお
最近、連絡が多いので!
一時帰国の体験入学のメリット
実際に体験入学をしている子の様子から、最後の章では、そのメリットについて考えていきましょう。
体験入学でお子さんの学びたいものを学べる
ヒミツキチ森学園の体感留学では、ブロックアワーも体感します。
ブロックアワーとは基礎的な学習を個別のペース(時に集団で学ぶ時間もある)で進めていく学習のことです。
それぞれが個別のペースでiPad等を使って自分の学習を進めています。
一般的な体験入学だと、学校のペースに合わせる必要があるため、すでに学習し終わっているところや、全くわからないところを学習するため、困惑するケースも多いはずです。
ヒミツキチであれば、自分に必要な学習ができるので、一時帰国の子についてはやりやすいのではないでしょうか。
あお
一時帰国中の学校からの課題をやっている子もいました。もちろんOKです!
さらにはラーニングプロジェクトなどの、魅力的な探究学習も体験できるため、学習の時間が親御さんにも好評なんですね。
体験入学で親の時間ができる
もう1つ、なんと言っても大事なのは、親の時間ができるということです。
もしこれが、ずっと子どもたちと一緒だと、久しぶりの日本も満喫できないのでは?
たまの日本、友人に会ったり、ショッピングに出かけたり、親も自分の時間を取りたいでしょう。
体験入学はしっかりとその時間を確保することができます。
後ろめたい?
いやいや、お子さんとは海外でも一緒の時間が長いはず。人と関われる帰国時の時間こそ大切にして、リフレッシュすることに後ろめたさはありません。
親が自分の時間を作り、子離れすることで、子どもたちも生き生きしてくるのです。
ベタ付きの親が必ずしもいいわけじゃないよね。
まーくん
あお
親が自分の時間を生きている子の伸び率は半端ない!
親も一時帰国の貴重な時間を楽しんでいいんです。
一時帰国 体験入学ならヒミツキチ森学園へ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ヒミツキチ森学園の体感留学は、毎月埋まっていますので、もしご検討いただけるようならお早めにご連絡ください。
こちらから理事が対応させていただきます。
体感留学中の通信教育については、こちらをどうぞ!
あお
それでは今日も良い一日を!
ヒミツキチ森学園をもっと詳しく!