おはようございます。ヒミツキチ森学園でグループリーダーをしているあおです。
さて、今日は題名の通り、ずっと準備を進めてきた「ヒミツキチ森学園」が開校した!というお話をしたいと思います。
そこの先生してるんでしょ??
まーくん
あお
スタートして1年が経とうとしています。今日はその軌跡を振り返りながら、開校した様子をお伝えしようかな。
今日はこんな方に読んでいただきたいと思います。
- オルタナティブスクールって何?
- ヒミツキチ森学園ってどんな学校なの?
- あお先生はそこで何をしているの?どうしてそこの先生になったの?
早速行ってみましょー!!
まーくん
目次
ヒミツキチ森学園が神奈川葉山に開校するまで
さて、開校したオルタナティブスクール「ヒミツキチ森学園」ですが、その序章はとても長く壮大な歴史が詰まっているのでした。
校長である「ちほやん(宮下千峰)」が口にするのは、
- 前職で子どもと関わりながら感じていた違和感
- 導かれるように行ったオランダ・デンマークでの経験
- 帰りの飛行機で涙を流しながら決意したこと
そこから、この学園の歴史は始まったのです!
この辺りは、来春開校!ヒミツキチ森学園とその創立にかける想いで詳しく読めるので、良かったらどうぞ。
あお
ボクもここに心を動かされた人の一人ですよ!
神奈川葉山に開校したオルタナティブスクール!
この学校のために、ボクは2020年の5月からプロジェクトチームに入り準備を進めてきました。
ヒミツキチ森学園は300名のプロジェクトチームで動いています。
学校の中からも外からも様々な方の協力のもと、学校の開校準備を進めてきました。この学校の中だけで完結せず、外の人たちとつながりながら学校を創るという視点も、ボクがひかれた点でもあるし、これからの未来にフィットしているものだと思っています。
また、ボクらのカリキュラム部が作ってきたカリキュラムは本当に素晴らしいものになりました。
ヒミツキチ森学園のビジョンである「自分のどまんなかで生きる」ということについては、ボク自身もずっと自問自答してきました。
- ベーシックインカムが支給されて、仕事は仕事でなくなるかもしれない。
- 役に立つことの価値が下がり、意味があることに注目され始めている時代
- 自分の好きなことに没頭し、それによってお金を得られるようになった現在
未来予測に基づいて考えた時、「自分のどまんなかで生きる」というビジョン自体がこれからの時代に必要なものだとボクは確信しています。
詳しくは、転職理由を公開!小学校教員だった自分がオルタナティブスクールの先生になったわけに書きましたので、続きはそちらでどうぞ!
そんな新しい時代に生きる子どもたちを後押しできるカリキュラムになりました。
また、葉山の古民家を拠点として、「街で学ぶこと」を大切にしています。
「教育のミライアドバンスというイベント」の時にふわっと出てきた意見が、ボクの中で残っていて、
「街で学ぶ学校」
というのを実現したいと思っていました。
葉山の校舎の周りには、海も山も森も美術館も図書館も、歩いて行ける範囲にあるんですね。学びの財が豊富なんです。
それを生かした街とともに生きる学校を目指しています。
実際の様子は、ヒミツキチ森学園のブログで書かれていますので、こちらもご覧ください。
あお
ヒミツキチ森学園が大切にしていることについて、詳しく説明するね!
ヒミツキチ森学園のビジョンと大切にしたいこと
ヒミツキチ森学園のビジョンは「自分のどまんなかで生きる」です。
そのための3つの柱として、
- 自分を知る
- 生きる力を育む
- 学び方を学ぶ
があります。
代表のちほやんが、オランダやデンマークで感じてきたことを素直に言葉にしたもの、そして日本の学習指導要領とも合わせながらこの3つに設定しました。
その3つを深掘りしたものがこちらです。
カリキュラム部と夏にじっくりと話し合いを重ねました。マインドマップに表現したものを深く掘り下げ、大切にしたい3つの柱の骨格を設定しました。
これらのことと、子どもの育ちを照らし合わせながら毎日を過ごしています。
3つの柱を子どもたちと作るときに、必要なこととして
- 対話
- 共創
- リフレクション
があります。
こちらもボクのブログでも散々話してきたので、この3つが大切なのはいうまでもありません。
対話については、
共創については、
リフレクションについては、
をご覧くださいね!
あお
どれだけ大切かがわかっていただけますか??
首都圏から通える「ヒミツキチ森学園」の1日の流れ
続いてヒミツキチ森学園の1日の流れについてです。
イエナプランの4つの活動をめぐらせながら、
このような時間を設定しました。
イエナプランのワールドオリエンテーションのみにとどまらず、魅力的な時間を子どもたちとつくっていけることにワクワクしています!
また水色の枠の部分については、「街で学ぶ」時間に設定しています。
実際に海を味わったり、登山をしたり、畑から食と芸術の収穫祭・感謝祭を開いたり、この1年で街で学ぶことを続けてきました。
日本は狭い国です。
広大な土地を使って大人数で授業を組み立てる良さももちろんありますが、学校が、地域や他の学校と繋がり、学んでいく方が、現実的なのかなぁとも思っています。
開校直前でコロナ…オンラインに切り替えて開校!
でもコロナウィルス もあったでしょ?それはどうだったの?
まーくん
あお
オンラインで授業をスタートして、4・5月はオンラインで学ぶことも大事にしたよ。
新型コロナウィルスの現状を受け、ヒミツキチ森学園では、次のような判断を下し、オンラインでの入学式を行いました。
あお
通ってくる子どもたちは、家族同様に守りきりたいのです。
オンラインでの学習は5月まで続き、それはそれで得るものがありました。
みんなに言われました。
「1年待ったらどうか」
って。
「安定して学校が始まってからで良いんじゃないか」
って。
でもそれじゃボクらにとっては意味がないんですよ。
0から1に関われたことが、チャレンジだし、そこで得られる経験の大きさは、今後に生きてくると思うんです。
不安定な中を生きていくしか、ボクらの世代には選択肢がないんです。
きっとコロナウィルスが過ぎ去っても、今回のような事態はいくつもやってきます。
じゃ、その時に安定を求めて留まるのか、一歩踏み出して不安定な中を歩いていくのか、判断はいつも自分自身が持っています。
あお
面白いのは、価値があるのはどっちでしょうか?
その時の経験を踏まえて、現在は「オンラインでの授業参加」はいつでもOKにしています。
体調不良だけでなく、家族の都合や事情、子どもたちの心も捉えて、いつでも対面が一番ではないなぁと感じているからです。
子どもの気持ちって揺れ動くもんね。月曜日だけとか、入学直後はとか、幅広く対応しているんだ!
まーくん
あお
オンラインでも参加できるような下地を作っています。
ヒミツキチ森学園2021年度編入の枠を増やしました!
これまでは、次年度4〜6年生の女子児童のみを編入対象としていましたが、ここに、男子児童も含め、4〜6年生を対象として再募集させていただくことになりました。
すでに、問い合わせを多くいただいているので、おそらく枠は埋まるかと思っていますが、新しい仲間が増えることを楽しみにしています。
入学検討者も
学校の先生も
企業の方も
葉山の町の皆さんにも
コロナウィルス が終息したら、
みんなに見にきて欲しい!
そんな学園を子どもたちと創っています。
応援よろしくお願いいたします!
あお
それでは今日も良い一日を!
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