おはようございます。
春の終わりに眠気が多い日がやってきているヒミツキチ森学園のあおです。7時間睡眠取らないと、動けないっすね。
数年前、夢が叶った時のことを今日は書いておきたいと思います。
それは西村佳哲さんに会うこと。
岡山市で開かれた「もっと題名のない選曲会」に参加し、お話を伺うことができました。
周りの方も豪華でした!!
- 司 会:石川昌浩(石川硝子工藝舎)
- 選 曲:岡本方和(Moderado Music)
- ゲスト:西村佳哲(働き方研究家、リビングワールド代表)
- ゲスト:森山幸治(岡山市議会)
あお
今日はこのイベントのお話をさせてください!!
目次
働き方研究家 西村佳哲さんって?
にしむら よしあき
1964年東京生まれ プランニング・ディレクター、リビングワールド代表、働き方研究家
武蔵野美術大学卒。大手建設会社を経て、つくる・書く・教える、大きく3つの領域に取り組む。開発的な仕事の相談を受けることが多く、30代のものづくり、40代の場づくりに加え、50代以降は、建築計画やまちづくりや組織開発などの仕事が中心的。
2014年から東京と徳島県神山町での二拠点居住を始め、同町の「まちを将来世代につなぐプロジェクト」に一般社団法人 神山つなぐ公社(2016〜)理事として参画。
著書は『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)他。最新刊は『一緒に冒険をする』(弘文堂・2018年4月出版予定)。
京都工芸繊維大学や桑沢デザイン研究所、東京都美術館・とびらプロジェクト等で集中講義を担当している。[Mar 4, 2018]
リビングワールドHPより
ボクはこの一冊に出会ったのが大きかった。
10年前に読んでいるね!
まーくん
この本に登場する方々の話、そしてそこから西村さんが考えている言葉、それがとても心地いいんです。。。うーんこれは感覚的な問題なので、ぜひ読んでみてほしい。
などなど。どれも自分の「在り方」「根っこ」を創ってきた一冊なんです。
だからどうしても直接お会いしてお話を聞きたかった。今回は帰省中にその機会を得ることができました。
あお
あぁ、本当に嬉しい!
岡山にあるステキなヒバリ照ラス!
「ヒバリ照ラス」という面白い施設。2階は旅人が格安で宿泊もできるようになっています。
1階はカフェとイベントスペースが一緒になっているようです。
この日は、いつもなのか本や雑貨も置いてありました。
西村佳哲さんのお話を聞く
西村さんや前でお話しされていた方の言葉から感じたことをあげていきます!
学校はまちづくりの核
【西村さんトークイベントからの学び】
「学校は街づくりの核」
これだどなたの言葉だったのかは忘れてしまったけど、言い当てていると思う。島では高校がなければ、本島まで通わなければいけない。
いま学校というのは、これまでの価値に加えて、様々なものを包括してあるべきものなんだろうな。— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
かつて、企業の方とのワークショップの中でも同じような言葉があったんです。
oneHR×先生の学校WS④
無かった発想だがこれだけコミュティの活用や創造が大切だと感じている中で、学校というのは社会から見たら大変貴重な「資源」だということだ。
コミュニティを創らずとも全てがそろっている!確かにそうだ。学校を地域のコミュニティの場としてもっと活用したい。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年3月24日
ボクの学校はそういう資源という視点で見ていられるだろうか。地方の学校は資源となりうるが、都会の学校はどうか。新しいコミュニティとして学校にどのような価値があるか。
西村さんの話の中にもあったが、今のままではなく、他の機能も兼ね備えていくことができるだろうか。田舎だから「兼ねざるを得ない」のか。
考えるところです。
ボクが今働いている、オルタナティブスクールはどうか。
夜は稼働していないもんねー!
まーくん
違和感をそのままにしないこと
これも大事な視点ですね。
【西村さんトークイベントからの学び】
「働き方のすごい人や企業って自分の中に感じる違和感を放っておかなかった人たち」
どういう方法を持っているか→どんな人を持っているかという人間性に西村さんが目を向けるようになったのは、「違和感」が正体だと感じたから。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
次のような流れで、西村さんは変化が生まれたと話していました。
西村さんは、最初、すごい働きかたをしている人や企業には「自分なりのやり方」があるのだと思っていた。でも聞くうちに、「違和感を放っておかなかったこと」が共通点だということがわかった。
この人たちの凄さの正体は 「違和感」だと気づいたとき、「行為」じゃなく「感情」が正体なんだと思うようになった。
感情が正体なら、その人が何をしたかではなく、その人はどんな人なのか、どういうことを考えているのか…
人に焦点を絞るようになった。
【西村さんトークイベントからの学び】
「だんだん働き方研究って感じじゃなくなってきちゃった」
違和感を感じるのは人の感性。だから「どういう人か」っていうあり方の面を探っていくことに。こういう固執しない柔らかさが、ボクが「この人の言葉ってステキ!」って感じる正体なのかもしれない。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
西村さんの思考の柔らかさはもちろんのこと、こうやって冒険してきた経緯が聞けたのは嬉しかった。
あお
ボクも自分の感じる違和感を、留めたままにしておくことは難しくなってきたな。
最近、ボクが感じることです。
今回の旅で感じたこと。
自分の中の日常に関する違和感を言葉にする。今日のは違った、あぁ、心地悪いなぁ…というところ。
それを丁寧に、日々やっていく。
できることは直してく。できないところは言葉にしていく。
それを愚直に続けること。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年6月17日
違和感を大事にして、口に出すこと。そして行動すること。
よし、ちゃんとやりたいことに向かって前進していこうと決心した熱海の朝。 pic.twitter.com/hPqd6chW6C
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月9日
旅先で必ずここに引っかかっていたんだなぁ。
ということは、ボクの理想の暮らし、働き方というのは、違和感をそのままにしない先にあるこということだ。
そして丁寧に違和感の正体を探していったら、今ボクは公立を飛び出して冒険しているんだと思う。
その冒険は、果てしなく先が見えないけれど、とっても楽しいのは確か。
冒険はしにいくものではなく、向こうから来るもの
【西村さんトークイベントからの学び】
「冒険はしにいくものじゃなくて、向こうから来るもの」
「題名の付け方、間違えちゃった」
自分の意思じゃないところで起こったことが、自分の人生を創ってきたということも話していた。計画的に冒険はできない。身を委ねていく。これからのボクに必要。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
タイトルのつけ方について、西村さんが語っていた。
【西村さんトークイベントからの学び】
「自分と人の関心の間にタイトルをおく」
出版社の人の話で出てきた言葉らしい。間にタイトルを置く。ボクは本は出せないけど、ブログはかける。
間にタイトルを置くっていう発想がいいなぁ。ボクもそっと置きにいこう。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
冒険は向こうから来るもの。語源を追っていくと、そういう点があるということだ。西村さんは自分の意思で冒険していったのではない。その場その場に起こったことを大事にしていく…そういうことが、自分の人生につながっていると話していました。
ボクにはこの視点が足りないんじゃないか、いや計画(Design)という側面が強すぎるんじゃないか、そんな風に思っています。
ボクが一歩、成長するには、「今ここ」を大事にして、目の前のことと向き合っていくことなんでしょう。それが自分の人生を楽しく、豊かに変えていく。そう考えが変化してきました。
その場、その場に起こったことを大事にしていく…いい言葉だね!
まーくん
あお
何か遠くを見据える部分と、今ここに集中して大事な時間をつくっていく部分と両方を大切にしたいなぁ。
自分の在り方を見つめ直す
サインもいただきました!
【西村さんトークイベントからの学び】
旅は一個冒険しよう。
ボクは誰も見知らぬ人がいる場所で、知らない人たちの話を聞くことができた。
そしてももチャリに乗って岡山の街を移動した。
そうしたら、いろんなアイディアが浮かんできた。
人に会い、行動し、初めてを楽しむ。旅の醍醐味。
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
実はこの場所に来るまでに、岡山で初めて「ももチャリ」を使いました。その時のことはおいおいブログに書いていきたいのですが、 体験をしていくことって大切な気がします。
旅はその体験の良い機会。人に会い、自ら行動し、初めてを楽しむ…そうすることで自分の中の何かに引っかかって、トリガーとなり、アイディアが溢れてくるんですね。
【その他の学び】
☑️モノを減らす
☑️知らない音楽に触れる
☑️聴くって面白い学びの場
☑️ユーモアと陽気さをいつでも
☑️やりたいことと社会の接点を丁寧に探る
☑️美術や音楽、ARTに触れる時間を
☑️違和感を口に出す、行動に変える。何より西村さんに会えたことが幸せな時間でした!
— 青ちゃん@教育✕Design✕MADS (@aosenn) 2018年8月17日
今までボクの学びは「読む」がいつも中心にありました。「読む」のは自分の中で能動的で取りにいっているイメージ。それがボクの学びのスタイルだと思っていました。
でも、それも思い込みだったのかもしれません。
聴くという一見受動的な状態を作りながら、 浮かんだことをメモしていく。そういう受動と能動の組み合わせが、とっても気持ちよかったんです。
そこには音楽とか美術とかARTとの親和性があるんじゃないか…
そんな自分の可能性にワクワクしていました。
まとめ 西村さんの本を知ってほしい!
まずはこの本から読んでみてください。
数年ぶりに再読しましたが、多くの発見がありました。旅に持っていきたい一冊ですね!
ちなみに西村さん本人はこちらを推していました。
自分の根っこって何か、考えさせられる本だと思います。そして今のボクにはこういう本を読んでいくこと、すごく価値のあることだと感じています。
早速ボクも2冊買い足しました。
あお
それでは今日も良い一日を!