おはようございます。
朝3時台に起きるとドン引きされるので、4時台にしてみたけど、結果変わらず引かれる「あお@aosenn」です。仙人ですみません。
今日は、
「教員からの転職で後悔していない?」
という質問についてお答えしようと思います。
- 転職して満足しているのか、後悔しているのかを知りたい
- 自分が教員から転職しようか悩んでいる人
- 転職した人の体験談を聞きたい人
こんな人に向けて記事を書きたいと思っています。
15年公立小学校に勤めて転職をした体験談です。
そんで、後悔しているの?

まーくん

あお
これも結論から先に!
- 満足していることがある
- 後悔ではないけど、不安なことはある
- 満足か後悔ではなくて、大切なことがある
最後までお読みいただければ、嬉しいです!
目次
30代の転職は難しい?教員を辞めた満足感・幸せ

ボクは退職して、ヒミツキチ森学園というオルタナティブスクールで働いています。先生から先生への転職なので、もしかしたら読みに来た理由は違うかも知れませんが、本音で話そうと思っています。
転職して満足① システムから考えられる
何かに不満を持って、退職を決意したわけではないんですね。
ボクは教員という仕事にやりがいも感じていたし、現場に大きな不満もなかったです。
まずは大きなこと(システム)から自分たちで大切にしたいことを考えられることが大きいなぁと感じます。
自分たちの学園でやってみたい方向、望ましい姿をイメージしながら、システムを考えられることは非常に強いです。
問題解決じゃなく、望む姿がベースになっている。望まないものをなくすことに躍起になるんじゃなくて、「自分のどまんなか」をイメージしながら毎日を走ることができています。

あお
これが自分にもあってるんじゃないかって思うんですね。
コロナの宣言下での振る舞い方など、上からの指示でやることに慣れてしまっていると大変に感じることも無きにしも非ずですが、システムから考えることは、難しいながらも、楽しさがたくさんあります。
転職して満足② 子どもの姿に寄り添える
明らかに変わったのは、この部分です。
ヒミツキチ森学園に来て
- 一人一人の成長をじっくりと見られる
- 学びのペースを比較することがない
- 悩みや子どもの声を聞くことができる
公立校でそれができなかったわけではありません。でも聞くことができなかった声も多かったんじゃないかという後悔もありました。
でも、それは自分の力ではなく、
- 学園の子どもたちの状況を複数で見ることができているから。
- 人数自体が少なく、一人ひとりに声をかけられる、聞けるから。
そんな中でボクの子どもたちの見方も日々変わっています。
まだまだ力量不足なところもありますが、じっくりと子どもたちに寄り添う‥それを大事にできているなぁって感じるんです。
転職して満足③ 生きるために学び続けられる
転職してからも、学び続ける日々です。
勤務時間は9時から17時なので、それ以外の時間は、自分の学びに充てることができています。
転職してから学びになっているのは‥
- イエナプランやデンマークの教育などカリキュラムの根源
- お金のこと・税金のこと
- 今まで出会ったことがない人とのつながり
が挙げられます。
カリキュラムにあげているイエナプランやデンマークの教育はヒミツキチ森学園のコンセプトです。コンセプト自体を実践しながら学び続けています。
実践しながら学ぶことが、1番の学びになりますね。それは日々実感しています。
お金のことについては、転職をしてから学び始めることになりました。
税金のこと、確定申告、副業など、今も日々学び続けています。
出会う人も増えました。自分の中でつながりが広がっていく感じです。
これは今後とも大事にしていきたいですし、今の状況の中でも丁寧に作っていきたいです(笑)
全て少しずつですが、自分と関わる人も広がってきています。

あお
今年1年で、いろんなことができるようになりました。
教員からの転職は失敗?後悔していることは?

では実際に、後悔していることはある?

まーくん

あお
後悔していることはない!でも、不安なことはあるよ。
それについて説明していきたいと思います。
転職による後悔ではなく不安① 金銭面
お金の勉強をと話しましたが、自身の年収自体は大きく減ってしまっています。
金銭面に対する不安はないと言ったら嘘になるでしょう。
だからこそ、複業をしながら暮らす!というチャレンジをしているところです。
ブログ、みんなのオンライン職員室、先生のコンサルティング などなど。。。
まだ確固たるものにはなっていませんが、いろんな分野で種を撒きながらチャレンジを続けているところです。このチャレンジが今の自分の原動力にもなっているところなので、時にウロウロしながらも、ここへのトライは続けていきたいです!
人生100年時代、おじいちゃんになる頃にはどうなっているかはわからないもんね。

まーくん

あお
自分の思い描く方に進むために選んだ道です。
転職による後悔ではなく不安② 安定感の欠如
教員時代に感じていた、「変わらぬ日々が続いていく安定感」がない不安はありますね。
力を抜いても、日々は続くってこと?

まーくん

あお
力を抜くなんてことは15年間一度もなかったけど、ボクがいなくても日々が回るのは何度か体験したね。
アキレス腱断裂の大怪我をした時も1週間いなくてみんなに迷惑をかけたのですが、それでも学校は平気でまわっていくんです。それが悪いことじゃなくて、むしろありがたかった。
当たり前に異動があって、毎年たくさんの人たちが入れ替わり、学校というものは続いていきます。
それがいいところでもあるし、安定の中での不安な部分もあるのでしょう。
ただ、「明日はどうなるかわからない」ということを危機感という恐れではなく、ワクワクに変えて進んでいる感じです。
強がりでもなんでもなく、不安を抱えながら、それをポジティブに変えつつ前に進む日々です。

あお
安定感に欠く日々ですが、それもまた楽しいと感じることができているかな。
友人から聞いた話なのですが、身体の構造上、安定感を欠いているからこそ、人は一歩を踏み出すと言われています。不安定だからこそ、次の足が出る‥そうやって人間は歩いてきたんですね。
確かにその通り、不安定は悪いことじゃないんだね。

まーくん
教員からの転職に向いていない人は、次の2パターン!
ボクの経験からは、教員からの転職に向いていない人として、確実に言えるのは次の2パターンです。
- 日々の不安定に耐えられない人、変化を望まない人
- 転職しても一つの収入で生活していこうと思っている人
変化を嫌う人はいますし、自分自身も少なからずそういう面はあるんですね。ただ、環境は自分を変えてくれるという言葉通り、変化が好きな心をこの歳になって持てるようになってきました。

あお
人間いくらでも変わることができる!
また、副業が豊かに推奨されるこの時代に、単一の収入源で暮らしていくことを第一に考えている方も、後悔されると思っています。
個人の考え方次第だとは思いますが、収入源を複数持つという選択肢は、今後ますます現実的になるのではないでしょうか。ボクはそこを大事にしていきたいです。
満足か後悔かよりも、大切にしたい転職マインド


あお
さて、あなたにとって大事なものは、なんですか?
満足か後悔なのかが、あなたにとって大事なのか?
ただ、本当に満足するのか後悔するのか、今考えることが大事なんでしょうか??
自分自身の未来は踏み出してみないとわかりませんよね?
そして一番大切なのは、「あなたがどう生きたいのか」ってことだと思うんです。
ボク自身、転職活動をしていくことを通じて、自分がわかっていないなぁということをたくさん感じました。
自分はどうしたいのか。
自分はどんなふうに生きたいのか。
自分がやりたいことはなんなのか。
自分の中にたくさんの問いを持って、向き合う時間を作ってきました。

あお
ただ、完全に自分っていうものはわからないですよね。
今もまだ自己分析は続いていて、
「自分はどう生きたいか」という問いは持ち続けています。
それを考えず、働き続けるのは、自分に背を向けているのと同義だと思ったからです。
「学校ってこういうもんだよ。」
なんて、偉ぶる先輩に憧れる瞬間は1ミリもありませんでした。
数年かけて、自己分析をどう進めてきたか??
ボク自身もどう生きたいかを考えるきっかけになったものがいくつかあります。
これを将来を見据える上で大変参考になりました。この本に書かれている未来があるという確信はありませんが、予測される未来を学んでおくのは、有益だと思っています。
こんな働き方をしている人がいるよ!と、知ることができてよかった本です。
4回目の再読を終えました。自己啓発本はこれ一冊でいいと思っています。それぐらい価値のある本で、ミッションステイトメントを作る習慣もこの本から生まれました。
また、自分の強みについても自覚的であろうと思っています。
こんなことがわかるサービスがあることも知っておく価値はありますよ。
転職を考えてから、自己分析が進んだのは??
昨年1年で特に自己分析が進みました。数年前から考えていたものの、実際に転職となったのは昨年だったからです。
ここで大事なことって、自分に問い続けるってことだと思いますが、
- 一歩目は何からやっていいかわからない
- マンツーマンで自己分析に取り組むコーチがいてほしい
って思ったことはありませんか?
ボク自身もそうでした。
そうやって動きながら、自分の感触を確かめ、考えを固めていくことをオススメしたいです。
だって、自分の周りには転職を果たした人はいませんでした。
だって、安定していると言われる職業からの転職は、多くの人が反対していました。
でも、自分は自分でこの道を選びました。
それは、実際に動いてみて、やってみたいことが生まれてきたからです。

あお
ぜひぜひ一歩目を踏み出してみてください。
教員を転職して後悔してるかの、そのさきに

満足しているポイント、後悔しているポイントについて触れながら、それだけじゃないってことを、自身の経験からお話しさせていただきました。
「転職してどう生きたいか」
これに明確に答えることができれば、次のステップは踏めるんじゃないかと思います。
むしろ、転職がゴールではありません。現場に残り続けることも、立派な一つの選択です。
モヤモヤしてこの記事にたどり着いているあなたが、スッキリして目の前のことに打ち込めることを願っています!
お読みいただきありがとうございました。

あお
それでは、今日も良い1日を!
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