おはようございます。
桜の満開はいつなのか?と真剣に悩んでいるヒミツキチ森学園のあおです。7分咲きかなと思っていたら、いつも枯れ始めているんです。
さて、今日はオルタナティブスクールについてお話ししたいと思います。
お、おるたなてぃぶ??
まーくん
あお
オルタナティブスクール!初めて聞いたって方も多いかもしれません。
サクッと読んでもらえるように解説していきます!
目次
オルタナティブスクールって何?
学校っていうと、公立か私立の2択で語られがちです。ボクらはそういう時代に生きてきました。子どもの頃の選択肢はそれしかなかったように思えます。
でも時代は変わりました。N高などの新しいカタチの学校も生まれてきました。
今や選択肢はたくさんあるのです。
その中で最近よく聞く「オルタナティブスクール」ですが、以下のように説明されます。
オルタナティブ教育(オルタナティブきょういく、英: Alternative education)もしくは代替教育(だいたいきょういく)とは、「非伝統的な教育」や「教育選択肢」とも言い、主流または伝統とは異なる教授・学習方法を意味する。オルタナティブ教育の対象は幼児(園児)・児童・生徒であるが、本項では便宜上「生徒」と統一する。
オルタナティブ教育方法の多くは、主流・伝統的な教育とは根本的に異なる哲学に基づいて発展したものである。ヨーロッパのシュタイナー学校やアメリカのホームスクールに見られるような非常に強い政治的、学術的、宗教的または哲学的な方向性を持つものがある一方、アメリカのチャーター・スクールに代表されるような既存の教育手法に不満のある教師や生徒が集まって作りあげた学校もある。教育選択肢には、公立校、私立校、無認可校(営利・非営利)、ホームスクールなど多岐に渡っているが、大部分が少人数クラス、教師と生徒との近しい関係、コミュニティー意識の三点に重きを置いている。
wikipediaより
あお
話題のChatGPTにも聞いてみました!
オルタナティブスクールとは、従来の学校教育システムとは異なる教育方法やカリキュラムを採用し、子どもたちの個性や能力を最大限に引き出すことを目的とした学校です。オルタナティブスクールでは、一般的な学校とは違った教育理念やアプローチが取られており、子どもたちの自主性や創造性を重視しています。
オルタナティブスクールの特徴は、以下のような点が挙げられます。
- 学びの自主性:子どもたちが自分の興味や関心に基づいて学習を進められるよう、教育プログラムが柔軟に設計されています。
- 個性の尊重:子どもたち一人ひとりの個性や能力を尊重し、それぞれが自分らしい成長を遂げられる環境が整っています。
- 人間関係の重視:コミュニケーションや協力を大切にし、子どもたちが互いに支え合いながら学ぶことを重視しています。
- 多様な評価方法:従来のテストや試験に頼らず、子どもたちの成長や学びを多様な視点から評価する方法が用いられています。
- 実践的な学習:実際の社会や自然と関わりながら、子どもたちが実践的な知識やスキルを身につけられるような学習が行われています。
オルタナティブスクールは、子どもたちが自由で創造的な学びを追求できる場を提供しており、従来の教育システムに疑問を持つ家庭にとって魅力的な選択肢となっています。ただし、多様なオルタナティブスクールが存在するため、具体的な内容は学校ごとに異なります。子どもや家庭のニーズに合わせて、適切なスクールを選択することが重要です。
ChatGPTより
オルタナティブスクールは何かと言われたら、伝統的な教育システムとは異なる方法やカリキュラムで教育を行う学校、オルタナティブ教育に基づいた学校哲学を持つスクールということになります。
公立か私立かではなく、根本的に今までの学校とは異なる哲学で作られた学校のことです。
あお
ボクも公立校で、オランダのイエナプランの一部を取り入れるなどもしていました!
しかしながら、一部じゃダメなんだと強く思っているんですね。
学校全体の方向性が揃っていないと、大きな成果は出ない…ここ数年ずっと考えてきていることです。
日本にあるオルタナティブスクールは??
それでは日本にはどのようなオルタナティブスクールがあるのでしょうか?
こちらの記事にまとめました!
全国にもこんなにあるんだね!
まーくん
あお
実際に7、8校に足を運び、見学させていただきました!
見学記までしっかりと載せています。ぜひ読んでみてください。
どういう教育が、これからの社会に最適なのか
この問いには、簡単には答えられないですよね。
ただ、時間割が決まっていて、机も前に向いていて、決まったことを毎年のように繰り返していく…そういう日本の教育が諸外国の教育と比べて、数周分遅れているのも事実だと思います。
イエナプラン教育や他の教育が大事にしているような、「自分で学ぶことを決める」ことはこれからの教育では必要になっていくでしょう。
また、ICTの力を借りてより個別的な教育へとシフトしていくことも容易に想像がつきます。
あお
残念ながらGIGAの取り組みが本質に届くまでには時間がかかるとは思いますが。。。
ボクらは、この変化が生まれるのを、ただ待っていてもいいのでしょうか??
教室での大きな変化は、誰が責任を持って進めるのでしょうか??
今の学校に馴染めない子が、ここ10年で増えていっている気がします。ボクが教室を続ける中だけでも、随分と様子が変わりました。
あお
我が子が小学校に上がって、ますますこのことを考えるようになりました。
神奈川のオルタナティブスクール、ヒミツキチ森学園
このまま黙って変化が起こるのを待つのは、ボクの性格上難しいので、今の学校がどのようにあるべきなのか、大切な仲間と再考してみました。
そして、今ボクは神奈川の葉山にオルタナティブスクール「ヒミツキチ森学園」を仲間と共に立ち上げ、そこで先生をしています。
公立の学校を飛び出して、新しい学園で働いてみて、いろんなことを感じています。
うちの娘も通う公立の小学校を批判する気は全くありません。
選択肢の一つとして、あらゆる子の居場所として、こういう学校があることの価値を感じているのもの確かです。
ヒミツキチ森学園だからこそみれる子どもの成長っていうのもあるの?
まーくん
あお
ここだからこそってのは無いと思う。でも流れる空気感は、言葉で表現できないものがあるよ。
3年目を終え、ここに通う子たちの笑い声は絶えず溢れています。
常に次へと進化していくために、ボク自身ももっともっとできることがあるんだろうなぁと思います。
2022年度は教育委員会をはじめとして、たくさんの方の見学が多かった1年。
ぜひぜひ、一度遊びに来ていただければと思います。
あお
それでは今日も良い一日を!
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