おはようございます。
ドラえもんの映画でしっかり泣いてしまったヒミツキチ森学園のあおです。50周年に花を添えたMr.Childrenの曲もぴったりでした。
さて、今日は「みん職のリヒテルズさんの講座」から学んだことを紹介します。
おぉ、これはシリーズもんだね!

まーくん

あお
そうなんです、過去記事はこちら!
今回はブロックアワーについてです。
ヒミツキチ森学園での学びにリンクするアイディアをたくさんいただいたので、リヒテルズさんの言葉とともに、ご紹介します。
目次
講座の概要、ブロックアワーとは?

オランダのイエナプラン教育の第一人者であるリヒテルズ直子さんによる連続講座の6回目でした。
今回はブロックアワー(仕事)についてです。
ブロックアワー??ブロックする時間?

まーくん

あお
やらなければならない学習(仕事)のうちの一つで、日本でいうところの国語・算数を中心に行う学習のことだよ。
2時間続きで取られていることが多い、毎日ある学びの時間です。
今回の講座はこのブロックアワーを中心に学びがあったんですね。いくつかをご紹介したいと思います。
一人ひとりのペース・レベルに添うブロックアワー

ブロックアワーは一人ひとりのレベル・ペースに合わせて学習をしていきます。
それぞれのレベル・ペースに合わせるから、学習の格差は縮みます。

リヒテルズ先生
これまさにそうだというのが、ヒミツキチ森学園のことば・かずの時間を見ていても感じることが多いんですね。
みんな同じ、一斉にやることで、効率がいいように思うし、みんなを助けられるように感じられるのですが、実際はそうではなくて、学習から遅れてしまう子が出てしまう。
その子を救うには、休み時間や家庭教育に頼るしかないというのが、学校の現状なんです。
先生方は懸命にやっているんです!奮闘しています。だけど、システムがエラーを起こしているからそこに立ち向かえない。
ブロックアワーは一人ひとりのペースに合わせます。一人ひとり獲得している概念が違う(現在地が違う)ので、獲得しているものなら、サッと簡単に進めることができるんですね。
じっくり苦手なところなら、何度も繰り返せばいい。
インストラクションも繰り返すし、個人の学習も繰り返す。
週単位で見ていくので、1日の遅れというのはそう簡単に気にならない。

あお
明日続きやろうよー!
って気軽に言えるのがブロックアワーのいいところ。
一人ひとりに合わせるからこそ、格差は確実に縮まるし、無理に1つのペースに合わせる必要がないという安心感は、子どもを学習に向かわせます。
ブロックアワーでは、教師の過剰な介入を避ける

ブロックアワーというか、学習の中で教師の過剰な介入は避けるべきだという話がありました。
ここ、あお先生の反省ポイントじゃない?

まーくん

あお
グサグサきました!
例えば、イエナプランのはブロックアワーでは、週の計画を立てるのですが、その立てた計画について振り返ることが大事だという話がありました。
大切なのは1週間を終えてから振り返ることです。1週終わる前に、「それで終わるの?」とかごちゃごちゃ言わないこと。

リヒテルズ先生
ぐさっときました。
ボク言っています。
「今のペースだと終わらないんじゃない?」とか。
この辺り、うちの学びの地図を改善しながら、「何を学ぶか」の計画を立てられるバージョンに変えていこうと思っています。
また先生はキャスター付きの椅子を使って子どもたちの間をまわることの良さも話されていました。威圧感が少なく回れる、それぐらい目線が大事ということです。
うまく進んでいる子に対しては、無関心を装ってください。先生が見過ぎていると、先生がいるところでしか学ばない子が育ちます。

リヒテルズ先生

あお
グサリグサリ。
この辺りの介入の仕方、ボクは振り返って、学んでいくところですね。
ブロックアワーでの先生の仕事は記録を取ること

どこでつまづいているのか、どう進んでいるのかがわからないと、指導はできません。だから記録を取ることは何よりも大事な先生の仕事です。

リヒテルズ先生
この部分もまだまだ甘いと思います。
ボク自身、学習範囲のエクセル、またはスプレットシートを作り、進捗状況や仕組みを作っていこうと思いました。
子どもたちも学びの地図を見ながら、今週のものをチェックする、ボクも全体の学びのどこに子どもが位置しているか記録を詳細に取る。
その記録って子どもと共有できないでしょうか。
子ども自身が、録音しておいた先生のフィードバックを活用したり、現在地を確認したりできるシステムを構築していくのがボクの夏の課題です。
もっと言えば、例えば児童に関する先生が持っている情報って、大きなもの(どちらかと言えばよくないことが中心)は児童の指導の記録に残されるけど、その先生が見つけたその子の良さや特徴などが書いた些細なメモは廃棄されることが多いじゃないですか。
廃棄される子ども情報をどう積み重ねて、皆が0から子どもを見なくていいシステムの構築 はするべきだと思っています。

あお
まだまだ時間はあるので、頑張ります。
子どもは自立を学んでいる最中である

子どもは自立を学んでいる途中です。約束は守れないし、失敗もある。それを叱りつける必要は全くなく、それに気づかせてあげることが大事

リヒテルズ先生
「自分が苦しいことを先生が知っている」
ってことが大事で、何事についても受け止めること。
上手くできないのが当たり前なんですよね。
だからボクらはそれを受け止めて、それに寄り添う。
命の危険性がないものなら、しかる必要も全くないと思います。
わかっていてもコントロールできないのが、子ども。ここを先生はよく忘れがち。

まーくん

あお
はい、たくさんの反省点があります。まだまだです。
一緒に学びを作っていきたいし、発展させていきたいなぁと思います。
イエナプランについての学びは続きます、よかったらみん職で一緒に学びませんか??

あお
それでは、今日も良い1日を!