おはようございます。ヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「教員にこそ読んでほしい教育書以外の本10選」という題名でお送りいたします。
急に勧めたいと思ったのはどうしてよー?
まーくん
あお
CLUBHOUSEで話をしていてね、その後メールをもらったりしたので。
先日、twitter仲間のスンさんと、本について語り合う30分をやったのですが、ボク自身読書が好きなんですね。今までも読書に関する記事を書いているのですが、そういや、教育分野以外のおすすめ本をまとめていなかったんです。
今日は教員の読書事情とともに、ご紹介できたらと思います!
- 読書は好きじゃないからどんな本がいいのか知りたい先生
- 読書が好きで、たくさんの本を読んでいる先生
- 教育書以外をあまり読まない先生
あお
では早速いってみましょう!
目次
実は読書量は多い!?日本の教員の読書傾向
気になる記事があったのでご紹介します。
この記事によると、
- 社会人のうち5割が、月に1冊も本を読まない
- 小学校教員の平均は、3.7冊
- 経験年数が上がると読むようになる
ということがわかります。
さて、この結果を見てどう思いますか?
あお
ボクが実際に職員室でやりとりしていた感じだと、月に3冊読む先生ってなかなかいなかったかもしれません。
800人をデータとしたものなので、一概には言えないとは思います。
結構、本に関しては話題にしていたんですが、
「あんま読まないんですよね…」
という一言がついている方が多かったなぁ。
特に若い先生は、読まない人が多かったかな。忙しかったのだろうと思いますが。。
同世代の人たちは、結構読んでいて、好きな本を交換したり、教えあったりしていましたね。
あお
ボクはこの職員室での時間が好きでした!
ただ、教員は一般の社会人と比べると、本を読む傾向にあることがわかりました。
教員の仕事の外側にこそ、多様なヒントがある
ボク自身も最初は、教育に関係する本を多読していました。
目の前の教室をなんとかしたかったからです。
でも、それじゃ足りないというのが経験を重ねるにつれてわかってきました。
目の前の教室で起こっていることを丁寧に振り返るとともに、先生にはより大きな視点が必要だと感じています。
学校の中だけのことではなく、社会との接点を見つけていく。
そこを楽しめるし、教育に転用することで生きてくるものがある。
ボクはそういう学校(教育)と社会とが交わる部分にすごく魅力を感じていました。
中だけにいると、見えにくくなることもあるもんね。
まーくん
今日はそんな視点から、10冊本をセレクトしたので、まだ読んだことのないものがあったら、ぜひ読んでみてください。
教員にこそ読んでほしい教育書以外の本10選
- 教育と社会との接点になる本
- 読んで楽しいと思える本
そんな視点でセレクトさせていただきました。
ここから紹介していきます!
まーくん
自己啓発本はこれ一冊で「7つの習慣」
1冊目はこちらです。
ボクも再読を4回。それぐらいためになる一冊です。
あお
自己啓発書はこれ1冊で十分!
コビー博士が研究してきた私的成功を成し遂げてからの公的成功を生み出す7つの習慣。
これは自分の生き方をも変えてくれました。
- 自分の人生の終わりをイメージして、大切なことを見出す。
- 自分が力を注ぐところはどこなのか。
- 公的成功の部分にもっと力を注いでいく段階に入っている自分。
迷ったときは、常にこの本を開きます。
学校や教室の在り方、自分の在り方、いろんな意味で一番の影響を受けた本です。
自分の人生を考える「ライフシフト」
この本にも影響を受けましたね。
自分が80歳になる頃の社会、そして100歳まで生きた時にどういう人生を生きたいのか、そのきっかけになった本です。
未来予測が多くのデータとともに紹介されていて、100歳まで生きるという大きな道が見えた気がします。
ちょうどこの本を読んだ頃、「教室にいた子どもたちの半数が100歳まで生きる社会になる」と書いてあり、その事実を伝えたら子どもたちも驚いていました。
65歳まで働く人生と、80歳まで働く人生では、今やることが違うと思います。ボクの転職のきっかけを作った本でもあります。
この先数十年を考える上で、読みがいのある本ですよ。
不調な時に開く「動きたくて眠れなくなる」
モチベーションについての理論に詳しい池田さんの著書。
この本はKindleで買って、手元に置きたくて紙の本で買い直した一冊。かなり読み込みました。
先生は子どもたちの感情にもっと注目するべきだと日頃から考えています。
「どうやったらモチベーションがあがるのか」という、ボクの興味関心の中心になっていることが書かれているんですね。
ボク自身、初任校の頃は、メンタルが不安定で、学校の教室のバイオリズムと同じ状態で過ごしていました。
あお
子どもたちが元気な時は元気、ドヨーンとしていると一緒にドヨーンとする。
不安定極まりなし!!
まーくん
でもこの本を読むことで、その原因が心の中で自分にかけていた言葉なんだと気づきました。
安定したメンタルを保ちたい方におすすめです。
仕事のタスク基本概念「仕事に追われない仕事術」
仕事においての基本概念である「仕事のタスクのこなし方」を先生方は教わることがありません。
あお
この分野は自己開拓しかないんですね。
タスクにおいて紹介したい1冊目がこちら。
「マニャーナの法則」です。
この本に書かれているのは…
- 明日に回して困る仕事はほとんどない。
- 今日1日やることはちゃんとロックして突発的な仕事を差し込まない
- 大きい仕事も細かく少しずつやること
基本的な仕事の片付け方が書かれていて、非常に参考になります。
実行の段階で感情に打ち勝つ「18分集中法」
続いて、実行に移す段階での仕事術の本です。
ポモドーロテクニックというのをご存知でしょうか?
25分集中し、5分の休憩を入れること。
それをセット単位で繰り返していく仕事術です。
全ての仕事を25分で抑えるのではなくて、25分という時間的制約によって、仕事が中途半端になることさえも、タスクに打ち込む活力に変えるという仕事術。
実は何をやるかではなくて、「どうやるか」という段階で邪魔をしてくるのが人間の感情です。
指導案を書く!って決めた瞬間「やりたくないなぁ」が襲ってくるあいつです。
あお
やりたくないことの前に机の片付けとか始めちゃってましたね、この本を読むまでは。
この本はポモドーロテクニックを基本としながらも、18分という短さが特徴的。なぜそうなるのか書かれた本で、ボクはこの本の考え方に何度も救われました。
実行段階で気分がのらない人に読んでほしい一冊です。
読書量よりも思考量「メモの魔力」
2年前ぐらいに出た本なので読んだ方も多いかと思います。
この本の特徴は思考法は、その思考法。
実は読書量よりも思考量よりも大切だと思うんです。
ボクにとって読書は思考の1ツールでしかありません。その本から考えた思考こそが大事で、要約サイトなどに興味がないのはそういう理由からです。
書かれたことから自分が何を考えたか、そこを大切にするときに、ノートの取り方は思考を決める決定的な要素になります。
思考法という面で、この本に書いてある「ファクト→抽象化→転用」という流れは参考になりました。今もこの取り方を続けています。
徹底的に考えることこそ、教員のあり方を変えていきます。
見方をガラッと変えてみる「魔法のコンパス」
キングコングの西野さんの一冊です。
ボクはオンラインサロンにも入っているので、多少の贔屓目があるかもしれませんが、西野さんは非常に面白いです。
- 25歳の時に今後のことを考え、ひな壇に出ることをやめた点
- レギュラー番組を持たないことが生み出す価値
- オンラインサロンから絵本の世界戦へ
逆張りでもなんでもなく、思考の積み重ねで見える事実を別角度から捉えることがめちゃくちゃ上手い。その発想はオンラインサロンの記事を読んでいると伝わってきます。
いろんな意見があることもわかりますが、思考→実行のスピードがとても早く、誰もやらないことでも徹底的に思考した後、必要なら躊躇なく進めていきます。
学校の中では、触れることがない生き方…
子ども向けに書かれたこちらもあるので、学級文庫にどうですか?
経済と教育の接点「ゆっくりいそげ」
学校作りにたずさわる今、この本は読んでよかったなぁと思うんです。
読み始めてしばらくすると、ボクが作りたいと願っている場所ってこんな感じだなぁと。
昨年一番線を引いた本でもあったかな。
それは一気に課題を突きつけられたようでもあり。。。
元教員である友人がここで働いていることが興味を持ったきっかけで、ボクはこの本から「いい場所をつくる」ってことを徹底的に考えるようになりました。
場所を、コミュニティを作りたいと思っている方に読んでほしい一冊。
辞めたからこそ考えるお金との距離「お金の大学」
教員をやっているときだったら、あまり手を取ることがなかったかもしれません。
お金が持つ大切さを知ったのはここ、2・3年。稼ぎたいより守りたいという想いが強いのかもしれません。
あお
今は確定申告に追われる日々。
教員の方でも、この本に書いてあることは、知り、実践していくべきです。
支出を減らす力だけでも読むといろんなことを考えるのではないでしょうか。
ボクは今までどれだけこの分野について勉強してこなかったかを実感しました。
立ち返るどう働くか「自分の仕事をつくる」
作者の西村さんには数年前で岡山に帰省していたときにイベントでお会いしました。
イベント終了後に少しご挨拶をすることができました。
感じたのは「柔らかさ」。尊敬する人は皆、「柔らかさ」を持っています。
この本は、デザイン関連中心ですが、いろんな人の仕事をどうつくっているかが載っていて、読み返すたびに働くってなんだろうといつも考えます。
- 働くとは生きること。
- どう働くことが、自分にとってより良いことなんだろう。
そんなことを考えながら、今ちょうど再読中です。
ぜひ読んでほしいなぁ。
本とともに考える人でありたい
CLUBHOUSEによって音声メディアもだいぶ開拓されている今、ボクらの過処分時間はますます減ってきています。
そんな今だからこそ、「思考をストックすること」の価値は逆に高まっていくような気がしているんです。
動画を見るのとも音声で聴くのとも違う読むという行為。ながらを許さないその行為からは、マインドフルネス的な禅の世界を感じることもできます。
読むと心がスッキリするよね。
まーくん
あくまで1つのツール、だけどそれをどうつくり使っていくかで、10年先の自分は大きく変わっていきそうです。
ぜひ教育書以外にも読む本、立ち返る本を持つことをオススメします。
よかったら、オススメ教えてください!
あお
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あお
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まーくん
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あお
それでは今日も良い一日を!