おはようございます。
宮本武蔵のような力を抜く奥義でアゲハチョウを捕まえたアゲハチョウをヒミツキチ森学園のあおです。生まれて初ぐらいの虫取りでした。サマースクール、すごく楽しかった!
さて、今日は「Storypark」についてご紹介します。
storypark??物語の公園ですか?
まーくん
あお
久しぶりにきたねこの流れ。学校で親との連携のために有効なサイト・アプリなんだ!
保護者の方は、学校とどんな連携ができたら理想ですか?
連絡は紙じゃなくデジタルになって欲しい!
保護者
保護者
今日の子どもの様子が送られてくるようになってほしい!
子どもの成長を振り返って眺めたい!
保護者
いろんなニーズがありますよね?
それら全てを叶えてくれるのが、Storyparkなんです!
あお
それでは早速みて行きましょう!!
目次
Storyparkは先生も親も幸せなサプリ・サイトだ!
Storyparkはニュージーランドで生まれたサイト・アプリです。
元々は乳幼児教育のためのもので、ラーニングストーリーを載せていくためのツールでした。
ラーニングストーリー??
まーくん
あお
文字通り学びの物語だよ。先生が一人一人に学びの中で起こっていることを丁寧に記録していくものかな。
そのラーニングストーリーをデジタルで記録していくものとしてStoryparkがあります。
Storyparkをうちの学園でも使ってみて、まもなく6ヶ月が経とうとしています。主に役割としては2つがあります。
- デジタルラーニングストーリー
- デジタルでの連絡ツール
storyparkでできることを紹介していきます。
Storyparkの魅力① デジタルラーニングストーリー
先生がためていくポートフォリオだと思ってください。デジタルでのラーニングストーリーを描いていくことができます。
ボクが学校現場で改善したいこととして考えていたことの1つに、「児童情報の共有」があります。
これ、やろうと思えばできることだと思うのですが、「ある先生が1クラスで記録した情報」というのは、よっぽどのものを除いて破棄されてしまいますよね?
特別支援が必要なケースは記録として次の学年に引き継ぐこともあると思うのですが、個人面談や成績で使ったほとんどのデータを、ボクはシュレッダーをするしかなかったのです。
こんな多量のデータ、次の担任に引き継げませんし、あくまでボクの見方だったからです。
でも、実はこれこそ大事なデータだと思うのです。
一人ひとりに対して個人として集団として先生はどう看取っていたか。子どもたちをどんな眼差しで眺めていたか。それこそ、蓄積していきたいデータです。
ラーニングストーリーとはそういうデータの蓄積が可能になるものだと思ってください。このデジタルラーニングストーリーで可能な大きな価値は次の3つです。
先生間での眼差しの違いから学ぶことができる
ラーニングストーリーを描いているのは先生です。
わかりやすく言うと、保育園から届くお便り帳の詳しいものだと思ってください。
最近は保育園の連絡帳も、デジタルになっているね!
まーくん
ボクらはその子の学びの詳細を、具体的なエピソード、その背景、価値付などによって保護者にお知らせします。
あお
個人情報なので、画像を載せられないこと、すみません。
保護者に伝えることのメリットの他に、先生がどういう眼差しで見ているかということが、先生同士で可視化されるのです。
その見方の違いによって、先生は学ぶことができます。しかしながら、1つの教室や空間を複数人で見ていることが条件ですね。
あお
ただ従来の学校でも、このラーニングストーリーを読むことで、どんな眼差しで眺めているかを、次の学年の先生が感じ取ることができます。
ラーニングタグを使って先生の眼差しの特性を調整することができる
続いて、ラーニングタグです。
タグといえば、デジタルに強い方は馴染みがあるかもしれません。
ラーニングストーリーに、先生はタグをつけておくことができます。
うちの学園で言うと、
3つの柱の詳細をタグとしてつけています。
そしてStoryparkの画面で確認すると…
詳細なデータとなって出てきます。
割とボク、偏りなく書いているんですね(笑)
と言ったような眼差しの偏りについても、理解することができます。
これが一人一人の場合にもフィルタして表示できるので、その子が持っている特性のようなものを理解することができます。
また先生によって見方の偏りはきっとあるので、学園全体としての眼差しとしても振り返ることができます。
子ども自身の様子を伝える、成長を後押しする
親に子どもの学びのストーリーを伝えることができるのは非常に大きく、親と毎週のようにストーリーを共有できるんです。それによって会ったときの話題にもなりますし、先生にとっては成長の後押しにもなります。
評価の材料はたくさん集めているのに、それを親と共有できないのが残念だ…と常日頃から考えていたので、これは非常にいいツールだ!と使っていて思います。
ヒミツキチ森学園では子どものストーリーを写真と共に個人のストーリーを週に1回はお伝えしています。
あお
この辺、改善の余地があるので、2学期はそこに取り組んでいきます!
親とのストーリーの共有は、家での子どもを見る眼差しや話題にも影響してくるでしょう。
Storyparkの魅力② デジタル連絡ツール
今まで紙ベースで行っていた連絡がほとんどデジタルにとってかわるのがStoryparkの魅力の1つでもあります。
デジタルでの連絡では次の3つです。
- デジタル連絡帳
- デジタルレター
- SNSのようなコミュニティ
Storyparkで連絡帳はデジタルに!
各家庭への連絡も全てStoryparkで行われています。
明日の予定は時間割では書かないので、1週間の学びの地図として週末に送信しています。
また、その日に急な欠席があったり、遅れそうだったり、こちらからも追加の持ち物があったりする場合は、すぐにメールを送り合うことができます。
個人面談の日程調整などもこちらで行われるね!
まーくん
紙ベースじゃなくてメールベースでのやりとりは、先生にとってもたくさんの恩恵があります。
Storyparkでお手紙も一瞬で配布!
教員時代、子どもたちに1枚ずつ配っていたお手紙についても、余程のものじゃなければデジタルで十分です。
お手紙の形式にしないことも多いのですが、こちらからの連絡に対して親はコメントをすることもできますので、追加での質問があったり、そのお手紙についての情報を深めたりすることもできます。
デジタルにしちゃえば、本当に恩恵は計り知れないね!
まーくん
あお
ありがたい限りです。
SNSのようなコミュニティ
ヒミツキチ森学園でも「雑談ヒミツキチ」として、オススメのランチのお店(給食の代わりになりうると言う意味の)やいちにち先生の面白い人についての情報が飛び交うことがあります。
また、親チームには2週間に1度、振り返りを載せてもらうのをお願いしています。
これがボクにとっては強烈な学びで、授業ではヒミツキチメンバーから、2週に1度は親から、フィードバックをもらえるので、改善が進んでいきます。
あお
このシステム、先生にとっては宝の時間です。
また夏ミッション(通称なつみちゃん)での、読んだ本の共有などもここで行っているので、夏休み中の子どもたちの関わり合いを推進しているのも、このツールなのです。
Storyparkの大きな利点は、導入のしやすさ
でもさ、普通の学校じゃ導入できないぐらいハードルが高いんじゃない?
まーくん
あお
各家庭のデジタル環境への配慮は必要だけど、導入のハードルは少ないと思います。
その理由は価格にあります。
月額100円なの!?
まーくん
あお
そうなんです。しかも卒業したらずっと無料でデータを見返したりもできます。
学校の中での出来事が知れて、その成長がわかるストーリーを親として読み返すこともできます。
月額100円で、このデジタルツールが使えるとなると、すごく便利ではないでしょうか?
Storyparkはアプリもわかりやすく、すぐに使えるようになるはずです!
Storypark for Families
Storypark無料posted withアプリーチ
Storyparkは説明会もオンラインで行っていて、担当者の方もとても親切なので、良かったら話を聞いてみるだけでもいかがでしょうか。
あお
ちなみにこの記事はクラファンのリターンでも、紹介を頼まれたわけでもありません。ただただ良いサービスを紹介させてもらっています。
あお
それでは今日も良い一日を!