おはようございます。
2021のヒミツキチ森学園お泊まり会も大盛況で終えて、本格的に夏休みに突入したあおです。
さて、今日はヨシタケシンスケさんについてです。
先生や子育てをしている方で、この方の絵本を知らないという人はまずいないのではないでしょうか。
絵のタッチはもちろんのこと、言葉の選び方やその発想に、大人も子どももクスッと笑ってしまう本の数々、うちの娘もとっても気に入っています。
あお
今や有名となった方ですが、情熱大陸でみた姿が非常に印象的だったので、書いてみたいと思います。
目次
ヨシタケシンスケさんの絵本
娘のいちばんのお気に入りがこちら。
洋服を脱ごうとして、頭のところで止まってしまった男の子が主人公。
まぁその男の子がそのまま生きていこうかといろんな妄想をしながらお話は進んでいきます。
途中のお母さんのくだりも、ラストももう最高で。
ぜひ一度本屋で手にとってみてください。
これは道徳の授業に活用できそうです。
実際に、昨年度6年生に最後の授業で読み聞かせをしました。
いろんなことを感じ、クラスで対話することができました。
この本は次の新書を参考にして作ったのだそうです。
こちらの本も読んでみたいです。
あお
Kindleの積読に在籍中です。。。
ボクが最後に勤めていた学校の図書室にもたくさん置いてあって、図書の時間にたくさん読んでいました。
ヨシタケシンスケさんのエッセイ集
ヨシタケさんのエッセイ集が出たということで、早速読んでみましたよ。
あお
これがまたとっても良くて…
いくつか出てきた言葉をご紹介します。
できないことをできないままにするのが仕事
この話なんかすごくステキ。どうしても逆に捉えがちなんですよね。でも大人になってできないことがはっきりわかると、そこを直すんじゃなくて、そこはそっと置いておいて、できることに絞ることになる。
この絞るっていうのは大事なんじゃないかと。
わかるわかる!
まーくん
学校教育って、短所を克服する方に力を入れがちだけど、その子の輝く長所をどう光り輝かせるかに力を注いだほうがいいと思っていて。
短所の方がすぐにわかるから、先生も気づくから、そっちをなんとか躍起になろうとするけど、今の社会で必要なのは、成績の1をなんとかする技術や意気込みとかではなく、成績の5をどう輝かせるか。
そこなんですよねきっと。
この孤独感はきっと何かの役にたつ。
まさしく当時のボクがこれだったんです。
孤独感というか大きな不安には覆われようとしていて、いろんな方に支えながらいろんなことが進んでいるんだけど、果たしてこれでいいのだろうか。
前例がないことだから、本当にこの道であっているのだろうか。
でもこういう孤独感は、きっと貴重な経験になるのかなって思うんです。
あお
退職して、ヒミツキチで先生をする直前のことです。
きっといろんな人が新しい道を見つけようとすると、孤独感には襲われると思うんです。
だから役にたつって、前を向く言葉をもらった気がします。
僕はあやつり人形。
未知なことに挑戦する、自己選択・自己決定する、そういうことを子どもたちに常にうながしているボクら。
うながしているのは、キミ一人じゃない?
まーくん
あお
ボクは結構、うながしがち。
でもね、ヨシタケさんは自己選択とか自己決定を嫌がるんですよ。むしろちゃんと枠を決めて、この中で最高のことをやるからってことなんですね。
あやつり人形でいいから、誰か操ってほしい。
こういう感覚って、きっと子どもたちの中にもあると思うんですよね。
それを持って大人になっている人もいるってことです。
いつも自己選択・自己決定だと疲れちゃう、こういう感覚を持っている人もいるってわかるだけで、ちょっと先生の持つ幅っていうのも広がりそうじゃないですか。
これから読みたいヨシタケさんの本
この辺り、かなり楽しそうですね!
プロジェクトなんかと絡めても良さそう。夏休みに購入しておきます。
心を緩める一冊。こういう絵本がヒミツキチにもあるといい。
真理が書いてあると言われている一冊。こちらも夏のうちに仕込んでおこう。
大人にも響く一冊。
最近、絵本の読み聞かせ、図書館通いしてなかったので、また原点に戻ります。
ヨシタケシンスケさんってどんな人?
こちらを観ると、なんとなくヨシタケさんがわかる気がします。
ボクは情熱大陸でヨシタケさんを見て、とても好きになりました。
どんなところが好きなの?
まーくん
会社員の頃、小さなスケッチブックに書き溜めたものが、今の原点になっているそうです。
子育てに熱心なところもとてもステキです。自分の経験や息子さんたちが絵本のネタになっていて、生活と仕事がつながっているところも、惹かれます。
絵が苦手なボクは、いろんな場面で絵を描いてこなかったけど、手描きの学級通信を通して、いろいろと描くようになりました。
ヨシタケさんの話を聞きながら、ボクも描いていこうかなって。そんな風に思えることができました。
これからも素敵な本を子どもや大人に届けてほしいね!
まーくん
楽しみにしています!
あお
それでは今日も良い一日を!