おはようございます。
完全に夏休みボケに陥っており、朝6時おきのヒミツキチ森学園のあおです。首痛、少しずつ回復してきました。
長い夏休み、子どもたちも先生もこのタイミングでEdTech(エドテック)に触れてみてはいかがでしょうか?
江戸てっく?歴史物?
まーくん
あお
いやいや、教育とテクノロジーを混ぜた造語なのよ!
そのあたりの説明も、含めて、まとめてどうぞ!
目次
5Gと新型コロナによって価値が上がるEdTech
あお
この本が一番エドテック関連では分かりやすいと思います!
エドテックの説明は次のとおりです。
EdTech(エドテック)とは、EducationとTechnologyとを組み合わせた造語で、簡単に言えば、進歩の著しいIT技術を教育分野に活かす取り組み全般を抱擁する概念です。
EdTechテクノロジーで教育が変わり、人類は「進化」する
そういうことだったのね!
まーくん
あお
ここ数年でかなり聞かれる言葉になったね。
この新型コロナウィルスの影響で、今後、休校になっていく学校もまたあるかもしれません。また2021年以降広まってきている5Gでのノンストレスな通信の発達によって、ますますエドテックの可能性は高まるんじゃないかと。
このエドテックを上手に活用できれば、先生側にもたくさんのメリットがあります。瞬時に子どもの学習状態を把握したり、それについての適切なオリジナル問題が自動で作られたりするわけです。
あお
もちろん、子どもたち一人ひとりにとってもね。
個別最適化の教育はぐんぐん進んでいくでしょう。その転換期に差し掛かっているのです。
次からは、子どもも先生も夏休みに試してみてほしいエドテックについてご紹介します。
子どもも試せる学習編
ここからがお試しのエドテックのご紹介編です。それぞれに特徴があり、ボクが娘にやらせてみたいと思った4つを厳選しました。
授業に近い「スタディサプリ」
こちらはほぼ授業に近い感じです。
小学生は4年生から動画が揃っています。短めの動画+チェック問題でどんどん進んでいくことができます。
子ども一人ひとりにとって、「わかるところは、軽くでいい」という自分自身で調整しながらできることもエドテックの魅力です。
14日間の体験可能です。
自立学習応援プラグラム「すらら」
こちらは学校の授業とは完全に離れる形式で、一人ひとりに合った学びを提供しているイメージ。
キャラクターが対話して進めるレクチャーや、一人ひとりに応じたオーダーメイドな問題などが、魅力的!
あお
実際に使ってみること、試してみたくなるサービスでした。
バランス型の「eboard」
非常にバランスが優れているなぁという印象のeboardです。
先生が出てこない形の講義形式は誰もが共感する部分もあるのではないでしょうか。それでいて、50人以下の学校やフリースクールには、月額6000円でコンテンツを提供できるコストも魅力的。
大阪弁の講義に、最初はびっくりしましたが、伸びているのはそのバランスの良さな気がします。
教師側が子どものデータを把握できたり、やろうと思えば家でも続けて子どもが学習できることも魅力的です。
ヒミツキチ森学園でも導入して1年が経つね!
まーくん
完璧じゃない、少し足りないあたりがeboardの魅力だなぁと思っていて、テキストベースでやりたい子には、紙のプリントを提供できるなど、細かな思慮が効いています。
これのおかげで、夏休みでも家でも学習の続きができるなど、かずの学習を支えています。
数学に特化した「Qubena」
小学校の算数や中学数学に特化した「Qubena」。
その個人版もコロナ休校時は無償提供されていました。
月額1980円のプランが無料開放されているということで、これはぜひ使ってみたいなぁって思いました。
あお
そんときに、試せばよかったよ。。。
ボクは理系なので、娘と一緒にこの「Qubena」、いつか触ってみたいと思います。
子どもが楽しむ「学び編」
ここからは、学習というよりかは遊びに近い学びについて2つご紹介します。
我が子もどハマり!「シンクシンク」
これは図形や空間把握など、そういう思考を高めるアプリですね。娘が4、5歳の頃すごくはまって、よくやっていました。
小学生に上がってからはやっていませんが、アップデートも頻繁なので、ぜひやってみてはどうでしょうか?
これは知らなかった!「放課後たのしーと」
こちらも素晴らしい取り組み。
エドテックというよりかはプリント学習中心になりますが、提供しているサービスです。
こちらは常に無料ですし、朝日新聞社と東京学芸大学がコラボして開発している「あそびのプラットフォーム」を謳っています。
学習のプリント以外にも「体遊び」のプリントもあるんだね。
まーくん
あお
企業としてTOYOTAもバックアップしているね。
夏休みにおすすめです!
先生が助かるコミュニケーション編
最後に番外編になりますが、先生が学校の際にも助かるコミュニケーション編についてもご紹介します。
会議の定番「zoom」
これはもう誰もが知っているサービスではないでしょうか。
ボクも2019年にこれで家と学校で学年研したりもしていました。
みんなのオンライン職員室で使っていた頃は、「zoomって便利だね!知らなかった」という方が多かったのですが、もうすっかり馴染みになりましたね。
あお
導入されている学校は、Google系の方が多いようですね。
ヒミツキチ森学園で導入「Story Park」
こちらは電子版のポートフォリオです。
子どもたちの学習の成果を教室で画像や動画を撮影しアップすることで、そのデータが保護者も瞬時に確認ができます。そうやって残っていったデータは、卒業後も無料で保存しておくことができるので、いつでも見返すことができます。
「作品にする」と子どもにも先生にも余計な負荷がかかるのは、以前noteで話しました。
それを極限まで無くし、子どもたちの自然な状態をどんどん公開することによって、学校と家庭をつなぐこともできるし、いろんなことが可能になるのではないでしょうか。
このサービスは、クローズドなSNSも作れるんだね。
まーくん
あお
そうなんだよ、それでいて、保護者が月額100円で使えるサービスなんだ!
導入後1年が経ちますが、もう学園にはなくてはならないサービスですね!
まとめ 夏休みはチャンス!
現場ではロイロノートなどの方が一般的だと思います。
これは、一斉型をよりスムーズにするEdtechです。でも大事なのは、個別最適化に向かうEdtechだと思います。テクノロジーの力で大切なのは、一人ひとりに合わせた教育を提供できる点です。
新型コロナウィルスが猛威をふるい、夏休みの日本は、本当に今までにない切迫感です。
でも、このような非常事態はある見方をするとチャンスなんです。
今までの価値観が壊され、新しい価値観が作らやすい時とも言えるでしょう。現に、学校現場にもいろんなものが普及していきました。それまでの当たり前が一瞬にして壊されてしまったんですよね。
この状況すらも新しい準備の期間として、色々学んでみませんか?
あお
それでは今日も良い一日を!