プログラムデザインを使うと、先生の1年間が見通せる!

おはようございます。

学級目標の製作がなかなか進まない「あお@aosenn」です。

 

今日は「プログラムデザイン」についてです。

 

何ですか、プログラムデザインって?

まーくん

あお先生

毎年必ず行う、1年間の見通しを持つためのツールなんだ!

 

数年前に友人の学びの場で2日間、じっくり学んでからは、毎年必ず行っています。

今日はそのことについて詳しく説明していきます。

 

プログラムデザインって何なの?

qimono / Pixabay

 

1年間を見通すツールって言ってたけど、どうやって作成していくの?

まーくん

青ちゃん

自やることベースではなく、子どもの姿から考えていくことで、1年間の見通しを作るんだ。

 

ボクはこれを習う前の数年、やること過多になっていました。

実践ありき、今までやってきた有効なものはとりあえず全部詰め込む感じでした。数年前から「しぼる」ことの大切さは頭で分かりつつも、どうやって絞っていいかがわからない…そんな状況が続いていました。

皆さんもこんなことはありませんか?

とりあえず研修や講座にいって良さそうなものは試してみる。

でも結果が出ているような出ていないような…そしてそういったものだけが増えていって学年が終わると、結果的にこんな力がつきました!としか言えない、なんてこと。

プログラムデザインはその悩みを解決してくれるんです。

あお先生

自分のやるべきことがはっきりして、悩むことが少なくなります。1年間の軸がブレなくなるんです。

 

プログラムデザインを学んだ最初の年度に行ったこと

Wokandapix / Pixabay

 

数年前に、友人が開いてくれた「Learning」という学びの場にてプログラムデザインを学びました。

学年末の超多忙な時期にじっくりと2日間、だからこそ絶対ものにしてやろうという気持ちもあったと思います。

 

ボクはそこで全体に指摘された、「教師には説明責任がない」という言葉がグサっと刺さりました。

結果として「あいまいな力」がついたことは評価されても、計画的にどう付けたかは、捉えづらいし、評価の対象になっていない。

「とてもいいクラスでした」で終わってしまっても、誰からも文句を言われない存在。

確かにその通りだね!

まーくん

 

それって普通の社会ではあり得ないこと。もっと説明責任を果たすべく、しっかりと年間をデザインしよう。つける力を明確にしたい!

そこからのスタートでした。

 

初年度は4月に現状と目標を設定。隣の5年生の先生とそれをもとに話し合うこともしました。また一回目の保護者会では、保護者が望む成長の姿とホワイトボードですり合わせをすることもできました。

子どもたち一人一人でも、学習面と生活面でどういう成長をしたいか、めあてを書きました。学期ごとにあわててつくるのではなく、一年間を見据えての自分の成長を文章にしました。もちろん保護者にも、家庭訪問で聞いたり、個人面談で見てもらったりしながら、個のデザインのすりあわせを行いました。

 

あお先生

感覚でやっていた学級経営に、こういう視点が加わったことで、つけたい力が明確になりました。

 

ボク自身はクラスのデザインを、Evernoteに入れておき、毎週の週次レビューで振り返りました。学級で判断に迷うことがあったら、いつでもそのデザインを見直し、判断の基準としてきました。

 

 

プログラムデザインを行うことでの成果は?

Mediamodifier / Pixabay

 

指導の中で迷うことは少なくなりました。

現状分析から始まり、目標設定をして、それを文章で見える化したこと。これがとても大きいです。

いつでも戻ってこれる軸が生まれたことで、判断の基準も明確になりました。

 

「こういう手だてをとる」と自信をもって判断できるようになりました。やることベースではなく、子どもの現状がベースとなっているので、有効なものでも必要ないものは、「やらない」と選択できるようになったのです。

 

絞ることは子どもたちの力につながります。

絞るためにプログラムデザインは必要なのです。

 

プログラムデザインの作り方

klaber / Pixabay

 

ボクが仲間と主催している会でも、同じようにプログラムデザインをみんなで行いました。

3年前に学んだことを続けていて、それについてのシェア。Excelで使いやすいように作り直してのワークショップです。

 

STEP.1
課題把握
付箋に成果と課題を書く。
STEP.2
課題整理
成果と課題を並べ替えながら、まとまりを作っていく
STEP.3
学級経営シート作成
学級の柱をロジックツリーに書く
STEP.4
年間計画作成
その柱に沿って、実際にやることを含めた年間計画を立てる

 

このような流れで毎年行なっています。

 

あお先生

3年分の実際の例を見ていきましょう!

 

 

プログラムデザインをした実際の例

lukasbieri / Pixabay

 

実際に学年で行ったここ数年の例と今年のクラスでも行った例をもとに、作り方を見ていきましょう。

 

学年でプログラムデザインを行った2017年度

 

この年は、学年でがっつりと取り組みました。

まずは、「主観的に見えているものの整理」から。

子どものこと、学級・学年・学校のシステムのことに付箋の色を分けて、強み(よさ)と課題をペンの色を変えながら書いていきます。

最初は個人で10分ほど書きました。

次に、書いたのを紹介しながら黒板に貼っていきます。そうやって似たものをまとめながら、 お互いに見えていることをすり合わせたり、違いに気づいたりさせながらまとめていきます。

 

その後、そこから考える学年経営の育てたい子ども像を作っていきます。これは「ロジックツリー」のような形でまとめていきます。

 

ツリーの最上部からでも、最下部からでも構いません。先ほど書いた付箋をよく見て、「じゃあどういう子に育って欲しいか」を考え、言葉を紡ぎ出していきます。ここまでが30分くらいかなぁ。

この年はこんな言葉が出てきました。

 

 

あお先生

書かれている内容がどうこうというより、3人で納得して作っていった子ども像ということが、重要なんです。

 

これを使いながら、次の行事ではどの部分をめあてにしようか。いつもこの3つに戻ってこれるようにします。そうすることで、手立てを絞り、判断を早くできます。

 

忙しい時期にこれをやることに大きな価値があります。終わった後の3人の表情はとてもスッキリ。心の壁がまた低くなり、目標のすり合わせができ、ボク自身、とても満足でした!

 

 

学年でプログラムデザインを行なった2018年度

 

同じメンバーで持ち上がったこの年も学年で行いました。

 

 

先生たちと話しながら、同意と共感が得られていく感じ。この雰囲気がすごく好き。

やはりこういうすり合わせがあるから、学年で揃えていけるんだなぁと実感しています。

 

ロジックツリーの形ではなく、今年度は3人で考えたデザインでいこうということになりました。

 

 

キーワードは「Re・Creation」でしょうか。

楽しさは誰かからもらうものではなく、自分たちで「創り出す」もの。そういう自立した姿を狙って最後の一年間を支えていこうと思います。

 

そのために先生たちができることを、虹のブリッジの中に表現しました。

 

  1. 関係性の構築
  2. 目標の設定
  3. 憧れる存在・ゴールのイメージの共有
  4. 価値や意味の共有
  5. 自分が変わることで起こる成功体験の積み重ね
  6. スモールステップ
  7. リーダーとしての多様な役割の設定

 

学習でも生活でも7つの手立てを大切にしていこうということになりました。

 

学年+クラスでプログラムデザインを行なった2019年度

 

今年も学年研の時間を使って行いました。

 

 

ただし今年は学年だけではなく、クラスでも丁寧に行おうと思って、もう一度一人での作業をしました。

 

 

 

ここから導いた年間計画がこちらです。

やる事の詳細まで書かれているので、どの時期にどの段階までやるかも落とし込んでいます。

 

 

 

 

 

こうなってくると、取る手立てが絞れてくるね。

まーくん

あお先生

クラスもいい方向に動いているのが実感しています。

 

 

まとめ プログラムデザインから得るもの

geralt / Pixabay

 

さていかがだったでしょうか?

 

プログラムデザインをすることで、ボクたちはブレずにここ数年、必要な指導は何かを考えることができました。

 

今年は学年でもクラスでも行なったので、常々振り返りながら、行事の際には生かすことをさらにがんばっていきたいと思います。

 

作った後、浸透するまでどう活用するか、そこに力を入れます。

 

今からでも作ることができますので、夏休み前までに一度学年で行なってみてはいかがでしょうか。

 

あお先生

それでは良い一日を!

 

学級経営についてのまとめ記事はこちら!
全員が日替わりヒーローになる!小学校の先生に捧ぐ、あお流「学級経営」

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