おはようございます。
燃えるような熱いイエスがあれば、いろんなことに断固たるノーが出せるなぁと、7つの習慣の凄さをまた感じたヒミツキチ森学園のあおです。
井上先生の記事がとっても素晴らしかったので、ボクも書いてみようと安易につぶやいたばかりに、 今この記事を製作しております。
先生向けに、縄跳びを使った中学年の演技(ダンス)の創作について書きたいと思います。
あお
縄を他の道具に置き換えても差し支えないように書いています。ご承知おきください。
目次
4年前に初作成!縄跳びを使った中学年演技・ダンス
中学年の経験は多いのですが、思えば、先輩が作ってくれたり、演技内容が決まっていたりと、ボク自身が創ることは、4年前のこの時が初めてでした。
最初、どうしよう!って焦ってたよね。
まーくん
あお
この学校で演技がスタートとなる年だったからね。
さらにいうと、縄跳びはボクの専門分野です。
高校生の時に文化祭でダブルダッチを経験したことから、短縄、長縄、ダブルダッチと、先生の中でもかなりプロフェッショナルに教えることができます。
自分自身も縄跳びが好きで、スーパーサイドクロスや三重跳びを跳ぶことができます。
あお
自己紹介は3重跳びを跳ぶことが多かったですねー!
そんな大前提のもと、同僚の先生と一緒に演技を作成し、運動会で披露。
当時の校長先生は大ベテランの方でしたが、
「私の見た中学年演技では、一番最高でした!」
と言ってもらうことができました。
お世辞じゃないの??
まーくん
あお
さぁて、どっちだろうね。。でも、お世辞いうような好調じゃなかったんだよー!
さて、いくつかのポイントとともに、どんな風に作成したかを書きたいと思います。
メインになるダンスの要素✖️縄跳び(小道具)の要素
基本的には、サビの部分にはインパクトがあり、繰り返しが効くものを持ってきたいと思います。
この時、「縄跳びを跳ぶ」という発想は一回捨てて、縄を使って演技することを中心にしたいと思いました。
正直、このメインの動き➕選曲で、演技の出来の8割が決まります。
ここには十分時間をかけてください。担当同士の対話を重ねながら決定していきます。
当時はこちらが大流行。
このポッキーダンスの動きは、みんな見たことがある状態でした。
これを「縄を持ってできないか?」からスタート。
実際に縄を持って踊ってみると、なんとかできそう。
あお
これでいきましょー!!
そういう運びとなりました。
丸パクリにならないということも大切です。
あくまでサビの部分のダンスだけは取り入れますが、それをずっと繰り返すのではなくて、隊形移動や他の要素も取り入れいきます。
曲はこれともう一曲を使いました。
みんなで揃えるのが、ポッキーダンスの曲の方。もう一曲の方は、自分の得意な演技をバラバラに行うようにしました。
こういうメリハリ、ダンスにおいては大事だね!
まーくん
演技(ダンス)の創作は、曲に当てはめること
ここからは、演技作りになります。
基本は曲がベースです。
縄跳びでできる動きをたくさんあげて、そこから曲に当てはめて、演技と合うように構成していきます。
あお
この部分は基本ボク一人で創作しますが、先生たちと一緒に創るのも楽しそう!
ただ、創作については一人の燃えるような勢いって大事だよね。あとの肉付けはみんなでやればいいと思う!
まーくん
音楽と演技がシンクロした時に、見ている人の想像を超えていきます。
想像を超えたものに出会うと、人は感動します。
あお
観客もいろんなものを抱えてこの会場に来ているんだよ。その人たちにボクたちの演技で元気にできたら幸せじゃない?
毎年、そんなことを口にしています。
自分たちのためだけじゃなく、目の前にいる誰かのために。
そんな要素をちょっぴり加えていくと、演技が変わっていきます。
音楽と演技の合わせについては、徹底的に頭を使って考えていくんです。
縄を降ったり、二重跳びをしたり、みんなで長縄をしたり、縄以外の道具で自由に演技をするところがあったり…
そんな演技になりました。
演技(ダンス)の小道具も含め、予備動作が必要!
弓を射る時には、必ずその前に引く動作が必要です。
この動作がなければ、射るという行為は成立してません。
演技も同様です。
カウントの1・2から動き出すためには、その前の予備動作が必要になるのです。
実際に演技を作成する中ではそこを意識しました。
あお
いや、ベテランの先生に見せたときに指摘していただいたのです。
直前の「5・6」もしくは「7・8」でどんな動作が必要となるか、教えながら、修正を加えて進めていきました。
教えながら修正をしていくの?
まーくん
あお
完璧な計画なんてできない。だからある程度作った上で、振り返りながら修正してくんだよ。
この時も担当の先生がよく声をかけてくれて、色々なところを修正することができました。
表情や感情も含めて、子どもたちが納得するダンスを
やらされている感じではなく、子どもたちが納得して演技に関わっていくことが大切です。
そのためには色々なアイディアがあります。
- 曲を自分たちで選ぶ
- 一部の演技構成を任せる
- 子どもたちに聞く
- 友達と見合ってアドバイスし合う
- 揃えるところと、自由にやるところの両方がある
可愛さだけが強調された曲を低学年が演技していることもよくありますが、子どもたちは納得しているかな?といつも心配になります。
特に男子。
マイナスの感情が芽生えないように、あらゆるところにアンテナを張って演技を作っていきたいと思っています。
ポッキーダンスは流行していたこともあり、子どもたちもノリノリで演技に参加することができました。
また見合うことは、演技の基本となります。
演技を見合える関係性があるかどうかも、大事なことです。
普段から関係性について、考えておきたいところです。
さて、いかがだったでしょうか。
中学年の演技について書いてみました。数年前のなので、また思い出したところは加筆修正していきます。
あお
それでは今日も良い一日を!
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