運動会が近い今、先生のリレー指導の仕方を確認しよう

おはようございます。

昨日は、帰り道にロードバイクで穴にはまり、後ろのタイヤがパンクして泣いた「あお@aosenn」です。

 

今日は運動会が迫ってきている先生のためのリレー指導の話

 

初めてリレーの担当になり、そう指導していいか悩む人も多いのではないでしょうか。感覚に頼るわけにもいかず、でも習い事ではない小学生の指導について書かれた本なんてないですし。。。

 

一応一通り、これをやるといいよ!っていうのを書いてみました。

あお先生

参考になれば嬉しいです。

 

きっかけは、suzuさんのツイート。色々と考えていることをまとめてみました。

 

 

 

 

バトンパスの指導を中心として取り組む練習法についてご紹介します。

 

 

なぜ、バトンパスの練習に力を入れるのか

ThomasWolter / Pixabay

 

短期間で走力を向上させるのは、非常に難しいです。

例えば、体育大会のように長い練習期間があれば、そこにもチャレンジしていきます。

 

情熱大陸にも出ていた杉本龍勇さんのトレーニング法、こういったことを試していくことも、長期間であれば可能です。

 

 

 

 

では、短期で行うときには、何を指導するか。

 

 

それはバトンパスです。

 

いつも最初に次の話をします。

 

青ちゃん

ウサインボルトの100m世界記録×4と、400mリレーの世界記録、どちらが速いと思いますか?

 

子どもたちは大抵、こう答えます。

 

絶対にウサインボルト!

子どもたち

 

ボルトより遅い選手がリレーには、いるんでしょ?

子どもたち

 

 

答えを比べてみましょう。

 

 

 

ウサインボルトの世界記録 9秒58(2009年)×4  38秒32

 

 

2012年ジャマイカのリレー記録  36秒8

 

えーーーーー!!??

子どもたち

 

 

こんな反応が必ず返ってきます。

 

タイムの差の理由はバトンパスによるものです。

 

domeckopol / Pixabay

 

トップスピードのバトンパスができれば、腕を伸ばした分だけ、走る距離は短くなるはず。0からスタートする100メートル走より、走りながらもらえるリレーの方が、タイムは速くなります。

 

水泳のリレーのバトンパスもおんなじ原理だね!

まーくん

 

 

急激に足が速くならなくても、バトンパスなら練習次第で上手くなるんです。日本は他の国があまり練習しないバトンパスに力を入れて、今まで世界でも戦ってきたんですよね。

 

こんな話から始めると、子どもたちが、「バトンパスやるぞー!!」ってきっとなります。

そうやって、子どもの心に火を灯すこと

ボクはそれが一番大切なことだと信じています。

 

バトンの渡し方

 

1周走るタイプのリレーの場合は、「右でもらって左で渡す」が基本になります。

外側、内側のことは次の図でわかるでしょうか。上に走る場合の図です。

 

 

 

 

これが逆だと、走ってくる姿が見やすいのですが、スペースを空ける必要があります。

 

 

この空けるという技術が、小学生段階では難しいため、「右でもらって左で渡す」ことが基本になるかと思われます。

 

注意
色々な指導法があるようですので、これが全てではないと思います。中学では走ってくる前走者の姿が見やすいように、内側を空けて見るように指導しているという話も聞いたことがあります。

 

 

バトンパスのポイント

 

極力、徒競走のスタートと同じようにすることが大切です。

野球の盗塁のような形(足を横にして)でスタートしたい男子が圧倒的に多いので、そうではなくて、理論も踏まえて教えていきます。

 

これは全力で走り出すためです。

 

 

全力で走る減速の少ないバトンパスに近づくために、練習を計画していきます。

 

うちのクラスのリレー選手たちは、2日に1度の中休み練習だけではなく、昼休みも自主的に練習しています。

 

トップスピードに乗ってバトンを受けとれれば、1秒近く縮める事ができます。

 

また、走順については「損得で変えないこと」を話しています。

 

抜いた抜かれたの度に変えるんじゃなくて、バトンパスを重視させて、1秒でも早く次に繋げる事をよく話しているもんね

まーくん

 

 

バトンパスのことだけを考えると、二人の走力には差がない方がスムーズです。

 

努力の視覚化、タイムを毎回測ろう!

 

毎回、しっかりとタイムを記録していくこと、視覚化することは指導の基本です。

 

タイムを告げて、自分たちの伸びを可視化していきます。どうしても順位が気になるのですが、順位ではなくタイムの伸びに目を向けさせることです。

 

しっかりと子どもたちの中で体験学習サイクルを回るように進めていくことを意識します。

 

体験学習サイクルについては、こちら。

 

 

順位の上がり下がりが自分たちの成果の基準では、子どもたちは伸びていきません。タイムでほんのわずかな伸びも可視化していきます。

 

それによって、「全体で1秒でも速くすること」に子どもたちが目を向けるようになります。

 

 

MEMO

当日にもタイムをとっておきます。ちなみにほぼ毎年、全チーム、当日が最高タイムになります!

1位になったことを喜ぶ子の中には、「最高のタイムだったこと」を喜んでいる子も多かったです。

 

バトンパスの練習法は分解が基本

creozavr / Pixabay

 

複雑な動きは分解していくのが体育の基本。

 

 

バトンパスもしっかりと分解していきます。

 

バトンパスの動きは次の3つ。

 

  1. 次の走者が全力で走る。
  2. 前の走者が「はい!」ということで、次の走者が腕を出すタイミングを指示する。
  3. バトンを渡す。

 

2と3は、全メンバーでゆっくりランニングしながら、バトンパスを行なっていくアップ方法で練習することができます。このとき全力ではなく、まずはゆっくりと走る中でおこなうことが大切です。

 

1の全力で走ること、これがバトンパスの大切なポイントです。

指導要領にも減速の少ないバトンパスという言葉で書いてあります。

 

 

ここは、「鬼ごっこタッチ!」という練習を取り入れています。

「バトンを渡す」という動きはせずに、「走る」に特化した練習です。

 

  1. 前の走者がバトンを持たずに全力で走ってきます。
  2. 次の走者は、バトンをもらうタイミングで前を向いて全力で走り出します。
  3. 全力で走っていても肩にタッチされたらOK。追いつかれなかったら、タイミングが違う。

 

こういう練習方法です。

 

鬼ごっこのように逃げながら、タッチされればOK。全力で走っても追いつかれる感覚と、その位置を確認するための練習です。

 

これでかなりバトンパスの感覚がつかめます。

 

 

注意

まっすぐタッチしようとすると、足がもつれて危険です。バトンパスのように、左手で次の走者の右肩をさわるのは徹底してください。

 

 

リレー指導を書いてみました。ぜひ色々なご意見や他の方法、教えていただきたいです。

 

 

青ちゃん

それでは、よい一日を!

 

400mリレーについては、こちらをどうぞ!
本番を想定した練習で結果を出す!小学校400mリレーの練習法・指導法
学校行事に関する記事をまとめてみました!

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