「たったひとつを変えるだけ」授業で生かせる質問づくり

おはようございます。

 

 

「質問づくり」については、今回の授業を通して、あれこれと悩んでいるところです。

 

 

昨年、友人のけんじを呼んでワークショップを開きました。今日はその時の気づきも含めてお伝えしようと思います。

 

 

質問づくりについて

 

この時、ボクはいくつかの課題をもってのぞみました。

 

  • 身につけるのに時間がかかる?
  • 質問を作った後が大事ではないか?
  • 焦点はどう絞る?

 

 

「質問づくり」の一連の流れは、次の通り。

 

 

再読するとわかるんだけど、一つ一つのステップに大きな価値があります。

 

 

質問をつくることは価値観をすり合わせていくこと

 

特に(4)の「質問に優先順位をつける」ことでそれがよくわかります。

 

優先順位をつけるには、価値観のすり合わせが必要になります。

 

どれを残すのか、どれに付け加えて新しい質問をつくるのか…価値観をすり合わせていく必要があるんですね。

 

そのためには(3)の改善するステップも重要です。閉じた質問と開いた質問の行き来が自在にできないと、「どれを残すか」に終始してしまいます。

 

質問を書き換える中で、深い思考ができるようになってきますし、書き換える質問を足していくことで、思考が広がっていくことがわかりました。

 

その行き来が自在にできることによって、質問の価値が変わります。書き換えは、良い質問を作れるかの鍵となることがわかりました。

 

質問づくりの授業の中で、教師の意図を出すところ

 

 

「グループで重要だと思う質問を3つ選んでください」

「個人が重要だと思う質問を3つ選んでください」

 

 

この2つでは問い方が違う。次に個人の活動につなげていくなら個人のものを問えばいいのです。

また別の問い方もできます。

 

「自分がクラスにとって大切だなぁと思う質問を選んでください」
「自分が答えを得たい質問を3つ選んでください」

 

「質問の焦点」「優先順位のための質問」「その後の行動」

 

この3つに教師の意図が出てくるはずです。そこは意図をしっかりともつべきなんだと言うこともわかりました。

 

タスクの前にどんな情報があるかをはっきりさせること

 

質問が絞れた後は、このようにして、次のステップを話していくことがわかりました。

 

  1. 何を知っている必要があるだろう?(情報3つ)
  2. 情報を得るために何をする必要があるだろう?(タスク3つ)
この流れを間違いないようにしたい。

 

先にどんな情報が得たいかがあって、その後にそのためのタスクがある。これを逆にしちゃうと限定的になってしまう。

 

大人でもそうですよね、タスクは最後に決めるもの。得たい情報をはっきりさせることで、次のタスクは無数にある。

 

実践授業例① 社会科見学の質問

 

5年生の社会科見学で、自動車工場に出かけるときのこと。質問づくりを実際に行ってみました。

 

社会科の授業では、「自分が10年後に乗りたい自動車」の機能を発表した上で、教科書で自動車工場の工程を確認し、質問づくりを行いました。

 

自ら学習へ取り組んでいく意欲、そして自ら学びの質問を考えることが、学習の価値を高めていきます。

 

 

質問の焦点を用意した上で、基本的なルールは4つ

 

  1. できるだけたくさんの質問をすること
  2. 疑問形の形で書くこと
  3. 質問は発言どおりに書くこと
  4. 話し合ったり評価したりしないこと

 

4が一番難しく子どもたちは質問が出されるたびに「それは〇〇だよ」「そうじゃないんじゃない?」「でもさ…」などと、評価したり話し合ったりしがち…でもそれは排除して、ちょっとしたアイディアが繋がっていく可能性も含め、「質問のみを発言」していきます。

 

シーンとしている沈黙も、大事な塾考の場。

 

すごくスムーズに、たくさんの質問が出てきました。

 

 

 

その後、こんな風に、優先順位をつけます。この優先順位をつける過程も非常に重要で、話し合いのもとで一人一人の納得感をもって決まっていくことで、自らの課題となってくることがわかりました。

 

ただ、焦点が「工場見学で知りたいこと」では、弱いと感じました。

 

そうではないんだと、もう一回再読していきます。

 

実践授業例② 総合的な学習の時間

 

 

総合的な学習の時間で、質問づくりを行いました。

インタビュー前の質問づくりです。

 

事前にその方にインタビューをした時の「事実」を質問の焦点としました。数回の練習の後、実際に授業研で質問づくりを行いました。

 

 

 

 

 

どのグループも7分という時間の中でも、たくさんの質問を出し、一つ一つについて吟味しながら質問を作り出すことができるようになってきました。

 

普段の学習中に、黒板でみんなで質問づくりをしたり、自主学習で質問づくりをしてから調べ学習をいたりと、質問づくりが学習の中の一つの道具として根付いてきています。

 

青ちゃん

それでは良い一日を!

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