「あかねこ」よりも「かんぺきくん」!漢字練習の指導を考えてみた

おはようございます。今日は漢字練習についてです。

 

先生の立場からすると、漢字練習の指導、その方法はいろいろあって「何をするのがいいのか」と迷いますよね。

そして、子どもたちや保護者の立場からすると、「どう学習していいか」と迷うところですよね。

 

最近やっている指導で、子どもたちの漢字がグーンと伸びてきています。こんな形で取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

長年、あかねこスキルで取り組んでいました!

 

よく使っていたのは、あかねこスキル。

 

参考 あかねこ漢字スキル光村教育図書

 

 

 

10問ずつのテストが付いていて、漢字練習も1週間単位でスムーズに回るもの。

あぁこうやってやれば、より多くの子が100点とれるんだ!と初任者の時からずっと使ってきたスキルです。

 

でも、ある疑問が思い浮かびました。

 

青ちゃん

本当にこのスキルを使うことがベストなのか?

 

長年の思い込みということもあります。当たり前を疑うって大事ですよね。

 

このあかねこスキルを使っていることでのマイナスポイントがいくつか見つかりました。

 

  • 1週に1枚のテストで進んでいくと、3月頭ぐらいで全て終わり、ギリギリになる。
  • 10問のテストが難しい子がいる。
  • 1通りやり終えるだけで精一杯。
  • 練習した漢字→テストで出る問題だと、正解はするが、他の読み方や使い方にまったく対応できない。

 

 

いくつかの「上手くいかない要素」が見えてきたのです。

ギリギリに終わることは、僕らにとっては大変で、最後の方は全て完了させるために力業になりがちです。そうなると、僕も児童もきつい。中休みに延々とやり直すなど、漢字スキルが終わっていないために、「中休みをつぶしてまでやる現象」が生まれます。

 

DavidRockDesign / Pixabay

 

「やっていない人は仕方ない」じゃなくて、中休みは児童の当然の権利。基本的にお休みをしている以外は、取らせてあげたいです。

 

またこのスキルだと1通りやるだけで精一杯。新しい漢字を覚えて、「前期のまとめ」「後期のまとめ」となると、習った漢字は2周頭の中をくぐるだけで終わってしまいます。

 

ということで、今年度は新しいやり方に挑戦しよう!として、違う方法を試みてみました。

 

「かんぺきくん」を使っての漢字指導

 

参考 漢字かんぺきくん光村教育図書

 

「かんぺきくん」というものを使っています。

 

 

大体1ページに3つ新出漢字があります。なので、毎日3つずつ漢字を出題していくことになります。赤ねこと同じように10問のテストは別冊で付いていますが、それはいったん置いておきます。

 

こういうタイプのスキルは、低学年で使用したことがあるくらいで、ほとんど使用したことはありませんでした。

 

 

 

基本的な流れは次の通りです。

 

  1. 習った漢字3つを1行ずつ宿題で練習する。
  2. 授業の中で5問漢字テスト。3問は進出漢字、2問は以前にこのスキルで習った漢字から出す。
  3. 終わった子からその場で先生に見せ、正解者は次の漢字の練習、間違っていたら直す。

 

 

2、3は合わせて5分ずつぐらいです。正解していると、次の漢字スキルの練習がじっくりとできる形です。3の時間が終えたぐらいで新出漢字のポイントは話します。終えていないスキルの練習も宿題でやってきます。

 

だいたいこんな感じで、新出漢字の練習をしていきます。

 

ポイント
漢字の5問のテストは、スキルのどの言葉から出すのかは、テストの時のお楽しみにします。

 

つまり、いろいろな読み方や熟語を練習してきていないと正解できないようにしているんです。これはあかねこスキルの時にもあった「漢字で練習した言葉しかわからない」を解消するためです。

 

例えば「算」という字を習ったとすると、漢字スキルのテスト欄に載っている「算数」は書けるけど、「暗算」はかけないという問題が僕の中でも長年あったのです。それはその漢字でしか練習していないから。

 

僕らの目的は、漢字テストで100点を取ることではなく、日常で正しい漢字が書けるようになるためです。

 

テストで100点を取ることが目的になると残念。100点をとるまでやり直させるなどの無理なことが生まれてくるのです。

 

 

早く終わり、何度も繰り返す

geralt / Pixabay

 

前期は9月ごろに漢字1週目が終了して、10問テストを後半繰り返していくのですが、後期の本は薄いので11月末には全て終了。12月にはテストも終えました。

 

 

 

ということで1月以降は、50問テストを繰り返しやるなど、何回か復習をしていっています。4,5周目のあたりには覚えてくるかなぁ。

 

 

 

このあたりも自分のペースで漢字学習ができるように工夫は必要ですね。

 

まず中休みや宿題でそこまでを大量にやる姿、苦しむ姿がなくなったのがいい。それまでの自分はあかねこスキルを使ってそうさせがちでした。

 

どの子も幸せになった。まず間違いない。

 

そして、今年になっての50問テストや業者の国語テストでは、それが成果となって現れてきています。やはりこの方法はいいと実感できています。

 

ただし、ここからはいくつかの工夫が必要になってくると思います。

 

 

まとめ これからの指導の工夫

 

  1. 自立学習アワーでの充実
  2. いろいろな熟語に対応するには?
  3. 漢字を好きになって日常で、使うには?

 

こっからは、自分でどれだけ取り組めるか、自分で選択して学習する時間に漢字の教材を充実させていかなければと思います。

 

オランダで言うところのブロックアワーの時間を週1は取っているけれど、まだ軌道に乗っていない。この時間を来年度は増やして、学習の中での自分の選択をする時間を増やしていきたい。

 

またいろいろな熟語で漢字を使い、使いながら好きになって欲しいと思う。ここについては、文章の中で使ってほしいのだが、まだそこへの具体的な手立てはないのです。

 

このあたりを次は考えていこうと思います。

 

青ちゃん

それでは良い一日を!

 

学習指導のまとめ記事です!

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