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プロジェクトアドベンチャーで授業参観!子どもたちが企画した授業参観の記録

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あお

あお

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー兼広報|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|ブロガーとして2020.3に月10万PV達成|コラムはnoteへ |2人の娘の父|横浜生まれ横浜育ち|ヨガ、筋トレ、早起き、5年間継続中

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おはようございます。
コールドシャワーに継続的に取り組み、体調の変化を感じているあおです。

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さて、今日は子どもたちと授業参観を創った記録について残しておこうと思います。

え、子どもたちと創ったって?計画段階から?

まーくん

まーくん

あお

あお

うんうん!最後の授業参観、何したい?からスタートしてみたよ!

それでは見ていきましょー!

こちらの記事は音声でも聞くことができます!

アンケートの結果、アクティビティの道徳に!

アンケートの結果、アクティビティの道徳に!

子どもたちにアンケートを取った結果、圧倒的多数だったのは「道徳」の授業でした。

この年はコーチングの先生を学年にお呼びして全6回の授業をしてきました。

ボクのアクティビティ(PA)を使った道徳、学びを得ながらも、子どもたちにも好評でした!

PA(プロジェクトアドベンチャー)は、クラスの序盤で活用し、あとはほとんどやらない先生が多いんじゃないかと思います。でもボクは教室の後ろにビーイングがあり、体験学習を回すことを中心に、学級経営をしていま。大切な理念のうちの一つです。

後期には、コーチングの道徳の授業もあり、課題達成を目指しながら、みんなでクラスの現状に目を向けたり、価値ある行動について考えていく大事な武器となっていました。

PAとクラス目標、そして「ビーイング」はセットになって、クラスの道しるべでした。

だから、道徳が一位になったわけね!!

まーくん

まーくん

子どもたちと最後の授業参観を計画する!

子どもたちと最後の授業参観を計画する!

さっそく授業参観プロジェクトを募ったところ、あっという間に6人が立候補。一緒に授業づくりを開始しました。

プロジェクトについては、こちらの記事をどうぞ!

一緒に授業を創るのは、ボクも初めてのチャレンジ。

まずはクラスの状態をみんなで確認。

「僕らが課題としたいのは?」

やっぱり「声なき声を拾いたい」っていうのが一番らしい。

意見を言ってくれる人と、抑えちゃう人がいて、でも両方大事じゃあ、お互いに何ができるか、もう一回課題達成型のアクティビティで挑戦しようということになりました。

ここで初めて全員参加でのアクティビティに挑もう!ということになり、いくつかの中から子どもたちが選択したのは、「エブリボディアップ」。

ルールを確認し、振り返り担当も決め、準備万端!

あお

あお

こんな頼もしい言葉も!

いざ当日!プロジェクトアドベンチャーで授業参観

いざ当日!プロジェクトアドベンチャーで授業参観

たくさんの方が来てくださる中での授業参観でした。

めあてとルール

めあては次の通り。

意見を言える雰囲気を作りながら、全員達成を目指そう!

ルールは次の通りです。

エブリボディアップのルール
  • お尻が床にしっかりとついている。
  • 手や腕が他の人とつながっている。(全員が何らかの形でつながっている)
  • 足が両足とも他の人に触れている。
  • 一斉に立ち上がる。

子どもたちのチャレンジがスタート。実行委員を中心に作戦を立てて、何度も挑戦していきます。これがなかなか難しくて上手くいかないことが多い。しかしながら、少しずつ意見がまとまって、惜しい瞬間がたくさん出てきて…

子どもたちは声をかけるし、雰囲気は悪くない。でもできない。。。。

結局タイムアップ!

振り返りで出てきた言葉

振り返りも子どもたちで、テーマはその場で一緒に相談して決めました。

全員で何かをするとき、いろいろな人の声を拾うために、大切にしたいことは?

子どもたちの意見は、次のように出てきました。

  • 人に任せて意見を言うのではなくて言う
  • 周りの人だけではなく、多くの人に伝える
  • 近くの人と工夫できた
  • 手を挙げる以外の方法を大切にする
  • 積極的に言う
  • サークルになるように声をかける
  • 物を回す、指名以外の言い方
  • 明るい雰囲気を大切に
  • 意見と試すことのバランス
  • 殻を破ることも大切
  • まとめてくれる人がいて良かった

子どもたちの具体的な言葉で語られた意見が、次の行動をきっと作っていくと思っています。

授業参観を一緒にやってみて感じたこと

授業参観を一緒にやってみて感じたこと

実際にやってみてのことを記録しておきます。

懇談会での嬉しい言葉

クラスでボクが取り組んできたこと、まさしくそれが伝わっていたことが嬉しかった。来年は学年に広げて実施予定。

授業参観では結果としては、上手くいかなかったけど、その様子は授業を通じて保護者に伝わっていたみたいで嬉しかったです。

人間関係の流動性」を大切にしていることを保護者にも丁寧に伝えました。

また「子どもたちが授業を創って自分たちでやれる堂々とした感じが頼もしかった」…との声も。

その後のクラスの様子

実はこの翌日、クラスは長縄大会で新記録を出しました。無茶苦茶忙しくて、練習する暇が無かったのですが、一つのことに向かっていくのは、エブリボディアップと一緒。

成果というのは目に見える形じゃ無くて、個人を中心にいろいろと溜まっていって、ふとしたときに溢れ出てくるもの。誰かにとっての成果は、また別の誰かにとっての成果と一緒とは限らないということ

クラスで振り返ったときに出てきた子どもたちの言葉です。

成長って言うのはこういう一直線じゃないと思うんです。

もっと、それぞれがちょっとずつ自分の成長をすることで一つのところに向かっていったり、

むしろ矢印は一つに向かっていかず、あらゆる個の伸びがそれぞれの色をもっていて、結果として一つのことの成果が生まれる…そんなイメージでしょうか。

だからこその「ビーイング」であり、個の信頼の積み重ねでクラスを創っていくことが大切になってきます。

リベンジしたい!エブリボディアップに再挑戦!

geralt / Pixabay

さて、その2日後、授業は道徳の時間。

再チャレンジです。

ボクはこの日、次のことにだけ触れようかどうかずっと考えていました。

それは…

思い込みを外すこと

結局最初には触れず、子どもたちに任せてみました。

この日のチャレンジ時間は25分。ただ10分を過ぎたあたりで、やはりそこに触れてみようかなぁと思い直し、中断しました。

あお

あお

ねぇ、なんかみんなの中にルールに無い「思い込み」があるような気がするんだけど…4つのルールには無いのに、勝手にルールだって思い込んでいることってない?

誰かが気づいた…

でもすぐには形にはなってこない…

焦らずその場に任せることにしました。

いくつかの意見の後、ひとりの子が言いました。

ねえ、いったん、この円やめて、2列でやってみない?

子どもたち

子どもたち

ちょっと場の空気が変わったのを感じました。

半信半疑で、やってみるものの、やはり上手くいかない。

2列で向かい合ってやっているのですが、なかなか上手くいきません。

そこである子の一言。

ねぇ、横の人と手をつなぐんじゃ無くて、前の人とつないでみたらどう??

子どもたち

子どもたち

「おぉーーーーー!それいいね、やってみよう」

「ルール的には問題ないよね、先生?」

あお

あお

ルールに書かれてないから、問題ないよ。

惜しい、数回、惜しいのが続いて

ついに一斉に立ち上がることが出来ました!!

やったぁーーー!

子どもたち

子どもたち

長縄大会以上の喜び具合でした。

大切なのはアクティビティの後の振り返り

大切なのはアクティビティの後の振り返り

授業参観プロジェクトのメンバーと、振り返りの内容について決めていきます。

今回のテーマは

(今回は)何があって(理由で)達成できた?

日本語は変だけど、子どもたちに意味は伝わっているはずです。

振り返りは、子どもたちが一人ひとり話したのを、ボクが板書しました。

  • 一人ひとりが意見を言うのを続けていこう
  • 振り返りの積み重ねが大切、前回があったから今日の成功がある。
  • 話し合うことに価値がある
  • 今回のアイディアは、4人でやったときのを元にしているから、行き詰まったら、最初に戻ることも大切。
  • ルールを見直すことが大切。
  • 今回も自分たちで決めれた、みんなで話し合って決めることが大切。
  • 前回から考える時間があって、それで考えてきたアイディアが良かった。
  • 雰囲気の明るさはみんなでつくるってこと。
  • 成功させたいっていう気持ちが必要。
  • 意見を混ぜ合わせること。今日は二人の意見が混ざった。
  • 楽しさは必要、だけど真剣な楽しさが大事。
  • 思い込みを無くしたい。
  • 今日は意見が言えた!そういう雰囲気があった。話を聞いている人の感じも良くて話しやすかった。

全員で課題達成の後、ボクも「思い込み」について話しました。内容は、「自分への思い込みを外すと起こること」だったと思います。

また一歩進んだかなぁ。

ジャーナルでの振り返り

私は今日達成できた理由は、アイディアを出してくれたのに、どんどん積み重ねて、最高のアイディアが作れたからだと思います。たとえば○○さんの円じゃない考えに、○○さんの手のつなぎ方のアイディアを付け足して、成功できたところです。

私は次に真剣な楽しい雰囲気が作れると、普段意見が言えない人も言いやすくて良いと思います。クラスの仲間で、いつも敬語を使っていないので、ラフな感じを作りたいです。

ぼくはみんなが一つのことに向かってやれば、いろいろな意見が入ってくるし、まとめる○○さんは、「とても大変だったのかなぁ…」と思います。そしてみんなが意見を言ってくれるのはいいんだけど、その意見に対して「できなくない?」と言っている人がちらほらいるの。そこを気をつけたいのと、一回一回個人で試している人がいたので時間がもったいないと思いました。また合間に話している人がいたので、回数が減ってしまったのかと思います。

次への課題も見つけ出していました。

一回で「できた」「できない」じゃなくて、できないことも大切。そこに向き合って振り返りを続けて来たことで、そこに向かっていく力もついてきているのだと思います。

クラスでの振り返りも、個人での振り返りも、愚直に積み重ねていくことが大切ですね。

いかがだったでしょうか。

5年生での教室での一幕です。

振り返りを重ねて、この年の子どもたちは対話できる関係性を築いていきました。それが次の学年での自信にもつながっていたと思います。

懐かして楽しく書くことができました。お読みいただきありがとうございました。

あお

あお

それでは、今日も良い1日を!

こちらの記事は音声でも聞くことができます!

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