日本でここだけ?重ねられるサークルベンチがある教室

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あお

あお

ヒミツキチ森学園の先生

プロフィールにもあるように新しい働き方、在り方を提案する先生|一般社団法人PLAYFUL|ヒミツキチ森学園グループリーダー兼広報|元公立小学校教諭、15年勤務全学年経験|ブロガーとして2020.3に月10万PV達成|コラムはnoteへ |2人の娘の父家族 (男性、女性、男の子、男の子)|横浜生まれ横浜育ち|ヨガ、筋トレ、早起き、5年間継続中

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おはようございます。娘のためにメルカリでおしりたんていを集めていて、交渉上手になった「あお@aosenn」です。500円なら買ってます!

さて、今日は日本の公立小学校では唯一かもしれないお話です。 ボクの教室にある「サークルベンチ」のことです。

[say img=”https://ao-labo.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3640.png” name=”まーくん” from=”right”]確かに、これは凄いものだと思う![/say]

[say]長年の夢だったからねぇ。[/say]

実際にサークルベンチが置いてある教室の見学記がこちら!

[card2 id=”371″ target=”_blank”]

どんなものなのか見ながら、教室での活用方法について考えてみましょう!

プロモーション上

重ねられるサークルベンチが完成しました!

長年、構想を練りながら企画倒れになっていた「サークルベンチ」がついに昨年の秋に完成しました。

重ねることができます。

サークルベンチがある教室はあっても、この重ねられる機能はなかなかないのでしょうか。

[say img=”https://ao-labo.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3638.png” name=”まーくん” from=”right”]重ねられるところにこだわったのはなぜ?[/say]

[say]置きっぱなしじゃなくて、貸し出したり、掃除の時に動かしたりっていう収納性が必要だと思ったからだよ。[/say]

そこをクリアしているベンチです。

きっかけは保育園のパパ友との会話から。

[say]教室にベンチ置くのが夢なんです[/say]

パパ友

どんなやつ?

[say]こんなのだけど、重ねられる設計にして…[/say]

パパ友

え、できるけど??

[say img=”https://ao-labo.com/wp-content/uploads/2020/01/04_finaldata.jpg” name=”あお先生” from=”left”]えーーー!?またまた。[/say]

パパ友

いや、真剣に(笑)

板金をやっているパパ友は趣味でいろんなものを作っていました。だから材料費だけでやってもらえることに。

そこで数年かけて完成したのがこのベンチなんです。

重ねられるサークルベンチのすごいところ!

ちなみに被写体は、娘とその友人です。

さて、このベンチのすごいところですが、いくつかあります。

まずは圧倒的に軽いこと

持ってみるとわかりますが、その軽さに驚きます。2年生の女の子でも一人で持てるんです

アルミの部分をなるべく少なくしているのと、上の板は「MDF」というちょっと高価ですが、ささくれ等が出ない、軽い素材を使っています。

次に、2つの組み合わせもできること

重ねられるような構造にしているために、真っ直ぐではないのですが、こういう風に工夫すると机にすることもできます。

こういう空間の使い方の可能性が、モノの使い勝手を決めるので、非常にいいなぁと思っています。

サークルベンチを使う機会

さて、どんな時にサークルベンチを使っているのかについて整理しましょう!

【使い方】
  • 朝のサークルタイム
  • 授業中
  • 読み聞かせ
  • 午後のサークルタイム
  • 帰りの会

サークルになることの価値についてはこちら!

[card2 id=”5388″ target=”_blank”]

朝のサークルでは、

「昨日から今朝までにあったこと」

だったり

「今、考えていること、感じていること」

だったりを共有しています。

1人ずつトーキングスティック(ペアのくじを回収する袋)が周るので、それにくじを戻しながら、パスありで話していきます。1人1分以内。1周回ったら終了です。

午後のサークルは、コンプリメント。

「誰かに伝えるありがとう!」や「今日のにこにこ」がお題です。

帰りの会はさらっと、ベンチに座って「連絡」をしています。

https://i1.wp.com/ao-labo.com/wp-content/uploads/2020/01/03_finaldata.jpg?ssl=1あお先生

あとは授業中ですね。それは後ほど。

サークルベンチを使うよさ①程よい距離感

[say img=”https://ao-labo.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3642.png” name=”まーくん” from=”right”]サークルベンチはどう置くかはわかったけど、どんなところがいいの?[/say]

[say]それを詳しく話していくね![/say]

まずは程よい距離感が生まれること

イエナプランの中にも「理想の学習環境」というのが設定されていて、その中でもこんな項目があります。

参考!

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子どもの数より多くの数の場(椅子)が仕事(学習)のために用意されている。

イエナプラン実践ガイドブック

ここってすごく大切なんですね。

場を構成するために、一人一個という日本の教室の学習環境では不十分なところがあります。椅子や机についても、一人一個を上回る場が必要です。

そこでベンチです。ベンチがあると、そちらで学習をし始める子がいて、教室の机にも「空き」が出てきます。それが友達や先生が関われる「空間」を生み出しているんですね。

また、ベンチを机の横に置くことで、机で学んでいる人との相互作用が生まれます。

休み時間にも数人で座って話していたり、憩いの場にもなっています。

https://i1.wp.com/ao-labo.com/wp-content/uploads/2020/01/03_finaldata.jpg?ssl=1あお先生

空間として、場の可能性を広げてくれる役割があります!

サークルベンチを使うよさ② 分かち合う

サークルになってお互いの話を聞気合うこと。

この価値って実際にベンチを置くまででは、情報共有だったり、他者理解だったりを想定していました。毎日のプロセスの中でそういうものが醸成されていけば嬉しいなぁって感じ。

少しずつ共同体のスタンスや心情が共有されていく。そういうことなのかなと。

でもやってみて違いました。一番は「分かち合い」かと。

自分の思っていることを出す。相手やみんなが反応する。

困っていることを話す、解決策をみんなで考える。

感情を分かち合うことで、ボクらは互いを信頼していきます。違いに敏感になりつつも、違いを認めることができるようになります。その人に寄り添うことを知り、本当の意味で理解すると思うんです。

サークルベンチを使ったサークルタイムは、そういう暖かな潮流のようなものが、クラスにゆっくりと流れる時間なんです。だから大事にしたいんです。

お互いの感情を知っているので、「よしやってやるか!」「協力しようぜ!」っていう気持ちが生まれる。

そうなるのには、時間がかかるんですね。

ゆっくりとでも確実に毎日を繰り返していく覚悟も必要だし。

でも今の時代、これからの時代、そういう感情価値が大きさを増していくことは確かなので、こういう時間が学校の中にあることが大切なのかなぁと。

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いざって時1つにまとまるのは、先生の声なんかではなく、「感情の流れの共有」な気がします。

サークルベンチを使うよさ③ 安心感と納得感の蓄積

ここではただただシンプルに2年生の会話を拾ってみます。朝のサークルタイムでのみんなの話です。

「朝、校庭にこーんなでっかい鳥がいたんです。こーんなやつ!」

「なんて鳥ですか?」

「わかんない!」

次の子にトーキングスティックを回して…

「こんなでっかいの私も見ました。白くて私の背に近い鳥でした。」

ボク「サギかな?こんなところにいるの?」

「ママが「さぎ」には気を付けろって言ってた!」

「それは詐欺!!」

わいのわいのしながらパスありでトーキングスティックが回っていきます。

「昨日、うなぎを食べました!美味しかったです。」

「うな牛??」

「え、うな牛??」

「ガヤガヤ」

「次の人話すから、心を向けよう」

誰かがそうやって声かけてくれます。

「今日、ママが飲み会だって言ってたから、ちょっとさみしいです。」

ボク「お兄ちゃんいるの?」

「お兄ちゃんとおばあちゃんがいます。」

「大丈夫大丈夫!!」

聞いていると心が温まりますね。ようやく人の話を聞きあう関係性ができてきて、全体でもこういうサークルが可能になりました。いろんな子が、朝話してくれます。

やっぱ30人って多いよなぁって思いますが、かかる時間は7分ぐらいでしょうか。

この時間が何よりも愛しいんですね。

お互いの声を聞くことが、心のすり合わせになって、『納得感』や『安心感』を生み出しています。こればっかりは、やってみないと生まれないもの。サークルベンチの賜物です。

クラスや教室の空気を作ってくれています。

まとめ

重ねられるサークルベンチがある教室では…
  • 圧倒的な軽さと機能性、そして収納性があるベンチ
  • 程よい距離感を生み出す空間をデザインできる良さ
  • 分かち合える良さ
  • 安心感や納得感を生み出す良さ

いかがだったでしょうか。

机、椅子を移動しなくてもサークルになれることは、実はすごく重要なことで、そこができるのは非常に大きいなぁと感じています。

さて、今日は以前見学しに行かせてもらったkuwamanさんが校長を務める、長野県のイエナプランスクール「大日向小学校」に見学に行ってきます!

楽しみすぎる!

午後のサークルではクラス会議をゆるやかに実施中!

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