おはようございます。
オンライン授業の最大の欠点が、ボクの家のPCのスペック不足と、ネットの回線速度不足と知って、白旗を上げている「あお@aosenn」です。困り果ててます。。
さて、今日は清掃指導についてです。
掃除については、口うるさいん方だと思うよ、あなた?
まーくん
あお
学級経営の中でも結構大事な部分だと思っているからね。
今日読んでほしいのはこんな人
- 掃除のさせ方がわからない。
- いつもなぁなぁになって、掃除の時間にトラブルが起こりがち。
- 掃除の時間にイライラしてしまう。
さて早速見てみましょう!
目次
小学校の清掃指導ってこんな感じです!
いわゆる「掃除の時間」と言われる時間について、どんなものかを確認します。皆さんも子どもの時に経験してきているとは思いますが…。
学校によって定められている時間は違うとは思いますが、だいたい15分でしょうか。小学校では、昼休みとセットになって行われるところが大多数です。
昼休みが先か、掃除が先かは学校によって分かれるところだと思いますが、ボクの学校では、昼休みが先、掃除が後という流れです。
アンケートを取ってみました!
iosのTwitterアプリだと見えない方がいたようなので…
ボクの学校と同じく「昼休みが先」の方が多かったですね。おそらく給食が長引く低学年のことを配慮してでしょうか…。
あお
アンケート、ご協力ありがとうございました!
掃除は自分の教室やその廊下を行いますが、3年生以上は「特別教室の掃除」も行います。学校全体で割り当てられて、クラスのうち数人は他の教室に掃除に行くことが多いです。
中学年は先生がいる特別教室だったり、高学年になると体育館や昇降口を掃除したり‥
学年が上がるにつれて、みんなが利用するところを掃除することになるんだね。
まーくん
あお
だんだん、上手になるからね。
忘れちゃいけないのが、6年生(もしくは5年生)が1年生に掃除のやり方を教えてあげるなんてこともありますね。この辺りも高学年の役割です!
あおの清掃指導における基本方針
さて、ボクの清掃指導の基本方針を話しておきます。
- 分担しすぎず、みんなでやる
- 体を動かして、早く終わろう!
この2つです。
分担しすぎず、みんなで清掃する!
これについては、わかりますかね?
「分担しすぎず」っていうのは、「ほうき」「ちりとり」「1号車の机」なんて、細かく分担しすぎる先生がたまにいるんですね。先生からみたら効率化なんですけど、あんまり子どもの学びにはなっていないなぁって思うんです。
ちりとりなんて役割があると、ほうきを履いている間ずっと待っているだけの人が存在するので、そういうのは無しにしています。
意外とここ気づかない先生が多いよね。ほうきやぞうきんの分担はどうしているの?
まーくん
教室は「ほうき」「ぞうきん」に分かれていますが、特別教室はそこを分けていなくて、話し合って決めています。そこで揉めてもOK。大事な体験ですよね。曜日ごとに交換したり、困っていたらクラス会議に出したりしてくれるので。
先生が決めすぎないって大事だと思います。2年生でも、曜日によって当番を変えたり、ジャンケンで決めたり、「公平さ」を学ぶ大事な機会だと思っていますから。
めいっぱい身体を動かして清掃して、早く終わろう!
掃除は基本的に、1つのことに没頭して早く終わればいいと考えています。
もちろん、きれいにせずに早く終わるのはダメです。でもきれいになるなら、早く終わって残った時間にレクや休憩をしていることがほとんどです。
無言清掃なんてする必要は全くありませんが、(コミュニケーション大事!)1つのことに没頭するのは大事。みんなで声かけして今の2年生も大体10分で終わっています。
あお
ちょっと汗かくぐらいが気持ち良いですね。ボクも机運びやっています!
メンバーが流動的に掃除できる環境をデザインする
これもすごく大事です。
中には、4月から掃除のメンバーがずっと固定されている教室があると聞きます。
えー!!!絶対恐怖。仲悪くなったら終わりじゃん。
まーくん
あお
極端な例ですが、ないことはないですね…。
4月に決めた、ぐるぐる回るあの掲示物でずっと回っていくんですね。考えただけで冷や汗が止まりません。
小学校においては、子どもたちの関係性が流動的であることは本当に大事です。
ここに書きました!
ボクは教室の座席と連動して決まる「掃除当番表」を自作しました。それによって座席を打ち込むと、掃除や給食当番も自動的に決まるようになっています。
席替えのたびに当番表が更新されていく感じです。
あお
ここは先生が汗かく部分ですので、怠けずに!Excelで工夫したら一瞬で終わります。
流動性を保ちながら、掃除を進めていくことは大切です。
忘れちゃいけない‥清掃後の目標と振り返り
4年生以上では、掃除の時間に「目標や振り返り」を行っていました。
掃除シートがあり、見つけた振り返りを記入していく感じです。毎日30秒ぐらいで振り返って、気づいたことやよくできたことを記していきます。書けない日があってもOK。
もちろんやらせるだけじゃ意味がないので、1ヶ月たったらシートを替える際に、振り返りの中から有益なものを、「掃除方法」としてまとめてもらったり、みんなで効果的な掃除の仕方を考えてもらったりしていました。
時間をかけずに、毎日コツコツとだね。
まーくん
やり方のコツもたまってくると、掃除が素早くできるようになるんですよね。
この辺りもあるため、班と連動していると便利です。給食食べながら掃除の分担決めていた班もありました。
まとめ 掃除が荒れるとクラスが荒れる
さて、いくつか見てきましたがいかがでしょうか。
「たかが掃除の時間じゃないか。」と思われる先生もいるかもしれません。
しかし毎年、掃除だけは特に厳しくみています。初任校で先輩に「掃除が荒れるとクラスが荒れるよ、気をつけて!」と教わったからです。
ボク自身も鵜呑みにするわけじゃなくて、掃除の時間の子どもたちの様子をこれまでも観察してきました。
掃除の時間って放っておくと、やらない子が出たり、声や力関係が表面化したりするんですね。だからこの時間だけは、自主性に任せていますが、先生として目は光らせています。
やっていない子がいないか。
一部の子どもたちだけが大変な思いをしていないか。
満足して掃除をしているか。
掃除の荒れが無いようにチェックはしているつもりです。
皆さんの清掃方法についても、工夫している点があれば教えてくださいね!
掃除については、書籍にもしっかりと書いています!
あお
それでは今日も良い一日を!
清掃場所は、席替えをすると自動的に決まるんです!
給食指導についてはこちら!