おはようございます。
スマートレターに入らない本ってあるのね。。。と知って、愕然とするヒミツキチ森学園のあおです。ネットで調べた料金も違うし、全然スマートじゃない!(お前がなw)
今日は、友人のさる@小学校教師さんが推薦する「エッセンシャル思考」、とてもいい一冊だったのでご紹介いたします!
目次
考え方の根本に「より少なく、しかし、より良く」
より少なく、しかし、より良く。これがエッセンシャル思考の基本となっている#エッセンシャル思考
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
「より少なく、しかし、より良く」
座右の銘にでもしたくなる素晴らしい言葉だ。ボクはいくつかのミニマリストについての本も読んだのですが、自分の行動はこれの真逆だったりします。
「より多く、良いか悪いかは別として」
あお
まさしくこんな感じですね(笑)
思考や行動については決してこうではないんです。前回の記事で書いたように、学年経営ではやるべきことはだいぶ絞っています。
しかしながらモノの扱いが、まさしく「より多く」なんです。服や仕事道具などは特にそう。入らないというほどではないけれど、溢れかえっています。
ここ、1・2年で少なくなったね!
まーくん
またKindle等で買う本も同様です。つい場所を取らないため、Kindle本はたくさん購入してしまいます。全く絞りきれていないのです。
あお
Kindleの中に無限の積読タワーが。
今この本を読み返しながら、これらを一から処分すベく動いています。
全部やろう、全部やろうとするうちに、私たちは知らず知らず何かをしなっている。自分の時間とエネルギーをどこに注ぐか決められずにいるうちに、誰かが私たちのやるべきことを決めてしまう。そして思考停止に陥る、自分にとって大事なのか分からなくなる。#エッセンシャル思考
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
自分にとって大事なものは何か、それはいつも持っていたい大切な問いです。でもその問いに対して一定の答えは出るものの、やるべきことを間違ってしまうことが多いのです。
自分にとって一番大切なのは家族。でも家族を前にして、たくさんの書類に追われていたり、たくさんの本を読むことに終始したり…時にスマホに夢中になったりするときってありませんか?
そうは言っても、行動が絞りきれてないんでしょ?
まーくん
あお
う、はい。
大切にしたいことを目の前にしたら、そこに全力でフォーカスしたい。
いつもボクはそんなふうに考えています。
重要なことを見極める5つのポイント
著者は重要なことを見極めるのに5つのことをあげています。
本当に重要な物事を見極めるために必要な事は5つ。
じっくりと考える余裕、情報集める時間、遊び心、十分な睡眠、そして何を選ぶかと言う厳密な基準だ。 #エッセンシャル思考— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
- じっくりと考える余裕
- 情報を集める時間
- 遊び心
- 十分な睡眠
- 何を選ぶかという厳密な基準
これ、めちゃくちゃよくわかるんです。
じっくりと考える余裕や情報を集める時間は、取れるようになってきました。
あお
昨年度は見開きで500ページほど考える時間を取ることができました。濃い思考ができているんです。
十分な睡眠も7時間という平均睡眠時間を確保できています。
今年はずっと21時就寝、4時起き。
これだと何かアクシデント(笑)があっても、6時間の睡眠が確保できる。それまでは、何かると5時間に減っちゃっていた。
7時間眠れるって幸せなことだし、身体がよく動く。
アクシデントの大半は次女の「お腹すいた」。一日5食の生活してて不安になる(笑)
— あお | フレックスティーチャー (@aosenn) May 1, 2019
さらに確保していくために、いくつかの方針を立てていきます。
- 読むべき本の数を減らす・再読を増やす
- 一度寝かせてmustかneed、どちらかを考える
- 朝の時間にファーストタスクとして考える時間を確保する
あお先生、どれもできつつあるね。
まーくん
読むべき本の数を減らすために、読んでいてつまらない本は思い切って捨てること。kindleの本棚もすっきりとさせること。これだけ溢れかえっていては、読んだ後に「すぐ次」を求めてしまうことになる。大切なものは、そう多くはないはず。
本棚を磨くという感覚も、最近になってこだわるようになりました。
モノを買うときの基準として、一旦寝かせて、mustなのかneedなのかを考えようと思います。買わなければならないのか、買いたいぐらいなのか、そこの見極めです。
最後は時間の確保です。
予定を詰め込まず、空いている時間、余白をデザインすること。これもできつつあります。
あお
やりたいことに追われまくってますけど。やらなければいけないことじゃないだけ、良しとしましょ!
編集の4原則で、人生を編集しよう
この「編集」する作業が一番大切な部分だと思うので、繰り返し読み返していくことになると思います。
編集の4原則
1 削除する
2 凝縮する
3 修正する
4 抑制する
エッセンシャル思考できると言う事は、削除と凝縮と修正を日々の習慣にする言葉。まるで呼吸するようにしている生き方を編集しよう。#エッセンシャル思考— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
- 削除する
- 凝縮する
- 修正する
- 抑制する
まず「削除する」が先頭にあるのが特徴的。でも非常に大切なことだと思うんです。
ボクらはこの「削除」ができない。それは明確な基準を用いていないから。
上手くいっていたことでも、思い切って削除する勇気が必要。何が大切かは目の前の子達に合わせていく必要があるからです。
あお
できるようになったことは、任せるか捨てるかそんなふうにしています。
今、目の前にあることが、自分の成長を促しているかどうか。ただの作業になっていたら、なるべく捨てる方向にシフトしています。
作業し続ける人生は面白くない。答えが出ているものにこだわる必要はない。
必要なことは何だろう。そんなに多くはないと思う。
マルチタスクは悪いことではない!
マルチタスクの弊害と言うことがよく言われる。実を言うと複数のことを並行して行うのは難しくない。問題は人は1度に1つのことにしか集中できないと言うことだ。しかし集中の対象がどれなのかをはっきりさせておく必要がある。問題はマルチタスクではなくマルチフォーカス。#エッセンシャル思考
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
「マルチタスクは良くない」
本などにもそう書いてあることがあったのですが、少し違和感を感じていました。それをこの本は見事払拭してくれました。
一度にいくつかのことをやると、脳は疲れちゃうって言うから、良くないんじゃないの?
まーくん
あお
タスクを2つやるのはOK、でも大切なのは、焦点を絞れるかどうかなんだ。
タスクとしては2つを同時に行うことはある。
ただ、一つのことに集中できずにいる状態、つまり「マルチフォーカス」こそがいけないこと。一つに集中していれば、マルチタスクもOKなのだという。
頭がそれぞれのことに散ったり、今の目の前のことに集中できない状態はきつい状態。
あお
タスク管理ができていない時の自分がそうでした。今戻れと言われても、絶対に戻れない。
今は、一つ一つのことに向き合えています。
授業は5時間ほど。他の仕事もろもろ合わせても8時間ほどでしょうか。残業は年間で2時間。おかげで家族とも過ごせる毎日。
今日したいことはたくさん、そして無限に生まれてくる。
新しく生まれてきたことを、緊急なもの以外は、そっと「次の日にやるべきこと」に入れるだけ。
「マルチフォーカス」を生まずに目の前に集中していく。
エッセンシャル思考で自分の在り方を見直す
シンプルな人生は満たされた人生です。幸福に生きるためには、シンプルであることが何より重要なのです。#エッセンシャル思考
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
ボクらはたくさんあることが良しとする時代に生まれてきました。
そのときみんなが疑わなかった価値は、多くを持っていること。
でももうそうじゃない。そこから時代は変わりました。
多くが手に入るようになった今、幸福は自身の内側にしかないと思うんです。
エッセンシャル思考はまさしくそのようなことに気づかせてもらった一冊です。
あお
それでは今日も良い一日を!