水を得た魚のように生き生きしているね!と評判のヒミツキチ森学園のあおです。とは言われるものの、疲労困憊からは抜け出しつつある…そんな現状です。例年ですが夏休みの方が忙しい(笑)
さて、今日は「子どもたちへの暑中見舞い、残暑見舞いについて何を書こうか」ってことについて記事にしていきたいと思います。
これ、悩むよね。学年の先生に相談なしに出しちゃいけないしね。。。
まーくん
あお
そうそう、でも何となくこれがいいんじゃないかは見つけたので、皆さんにも報告しておくよ。
- 暑中見舞いなどを送ろうと思うけど…迷っている先生
- 何か別の方にできないかとアイディアが欲しい先生
- 私は一切送りません!と決めている先生
ボクはこんな風にやっていましたよ、という体験談ですので、気軽に読んでください!
目次
先生からの暑中見舞い、工夫した例はこちら!
8年前ぐらいになるでしょうか。
学級目標は「オーケストリ」でしたね。一人ひとりへの残暑見舞いの裏にメッセージを書きながら、夏休み明けに持ってくるとそれが1枚の絵になるように描きました。
こりゃすごい!
まーくん
あお
一気に描きあげたのを覚えているよ。ただ時間も結構かかったかな。
イラストや手書きについては苦手だと思っていた自分が、ここまでてきたことは、1つの自信になっていたかもしれません。今や手描きで学級通信描いているぐらいですから。
24名という奇跡的な(?)人数で、ボクにとってはこのクラスでできたことは大きかった。学級目標を立体的に作ったり、読書家の時間でたくさんの本を子どもたちと読んだり…懐かしい思い出です。
先生としてのターニングポイントかもしれません。
暑中見舞い、年賀状の宛名はどうするの?
ここ一つとっても難しいんですよね、年賀状や暑中見舞いは。
先生、暑中見舞い、どこに出せばいいの??
子どもたち
っていうやりとりが毎回のようにされます。
あお
学校宛に出してね!!
っていうんですが、なんか寂しそう。
わかるんですよ、なんか先生の住所知れるって嬉しいことなんですよね。ボクらだって転勤したら届かなくなってしまいますし…。
でも、「学校宛」にせざるを得ません。
だから、ヒミツキチ森学園宛に暑中見舞い、届いていたね(笑)
まーくん
しかも、年賀状の葉書代、暑中見舞いの葉書代は、当たり前ですが先生の自腹になります。
さて、ここはどう考えていったらいいでしょうか。
時間があるときに時間をかけることをする
でも、ここでちょっと立ち止まってみて欲しいんですよね。
暑中見舞いを描いたり、年賀状を書いたりって結構大変な労力になります。特に年賀状については、年始に間に合うように書くには、12月の学校で授業している時から書き始めないといけません。
学年で揃えて出すのかどうなのかも相談が必要ですよね。
暑中見舞いも下手したら、水泳大会で忙しい時期にせっせと書く必要があるのかもしれません。
時間がないときに、時間がかかることをやっているんです。
あお
これって先生たちが忘れがちなんですけど、仕事や残業を増やしちゃう大事な視点です。
子どもにとって良いことなんてたくさんあります。大事なのは無理のない範囲でそれを回していくこと。そうするためには、時間があるときに時間がかかることをやるのが一番なんです。
それもコツコツとね。
まーくん
夏休みだったら、お盆を超えたあたり。冬休みだったら年末年始のあたり。
もちろん人にもよりますが、多くの方はこの時期が、たっぷりと時間があるときではないでしょうか。
あお
この時期を使っておんなじ効果を上げるには?って考えてみましょう。
暑中見舞い、年賀状、先生からの代わりにやったもの
夏休みには、普段渡しているファンレターの特大バージョンを作りました。
夏休み明け初日の日に、みんなに配布。こうすれば学年の許可もいらないですよね。みんなへの手紙ですから。
冬休みは年賀状ではなく、学級通信の枠に描きました。
こんな風に通信枠を印刷しておいて、1日5枚ずつぐらい書いていきました。みんなへの感謝や、残り数ヶ月の課題なんかもちょこちょこ描きながら…
時間があるときに書いたので、本当に無理なく書けました。
いつもやっている実践に、ちょっとの工夫を加えることで、すごく広がっていく気がしました。
昨年の夏はおにぎりパパ・ママさんの一筆箋を自分でバージョンアップさせて、夏のお手紙を書きましたよ!
時間をかける時期をずらしてみるアプローチ
昨年はこの褒め言葉手帳のおかげで、一人ひとりへの関心をどう持つか、どうアプローチするかも確実に変わってきている気がします。
毎日の振り返りを15分ぐらいかけて週末にこちらに記録します。
あお
週末の15分は時間がありますもんね。
そうすると記録していない児童が見えたり、一人ひとりへ来週にどうアプローチするか考えたり、そういうことが普段からできるようになりました。
おまけに、個人面談の準備もそれまでは毎日1時間近くかかっていたものが、15分ほどで終わるようになりました。
毎週時間をかけるシステムのメリットがこんなところにもあるんです。
時間があるときに、システムをずらすってすごく大事なんですね。
ぜひぜひ、年賀状、暑中見舞いは、時間があるときにずらしてみてください。授業の時は、授業の準備に集中できるように…です!
夏には、時間があるときに時間をかけてあげられることをやりましょう。そのためのシステムについても、見直してみるのはいかがでしょうか。
あお
それでは今日も良い一日を!