先生と子どもの信頼を育むつながりづくり②「ファンレター・一筆箋」

おはようございます。

 

今日は保護者との結びつきも視野に入れた実践「ファンレター」のこと。

 

この記事は…
以前の記事をリライトしたものです。ただ、今でも大切にしている実践なので…

 

皆さんは、子どもたちのためにも、保護者のためにもいろいろな実践をしていることかと思います。

 

ボクも色々なことで両者にアプローチしていますが、どちらにとってもwin-winになる素晴らしい実践があるんですよ!

 

それが「ファンレター」なんだね!

まーくん

 

あお先生

そうなんです!両者にアプローチできる素晴らしい実践なんです。

 

ボクが28年度から3年間やり通したことの一つである「ファンレター」の実践。今日はそのことを紹介します!

 

ファンレター・一筆箋って?

 

元々は、ちょんせいこさんと、岩瀬直樹さんのこの本に「一筆箋」として書いてありました。

 

 

 

保護者へ伝える一筆箋として、紹介していたのを知っていましたが、ボクはすぐにやることがありませんでした。1日2枚でも大変じゃないか!?と思っていたからです。

 

ただ始めてみると、いろいろなことが起こり始めました。それはボクが想像しているよりも大きな変化だったのです。

 

 

なぜファンレターを書くようになったのか。

3271136 / Pixabay

 

なぜ3年間、ファンレターを書き続けてきたのでしょうか。

 

最初の年、ボクは子どものファンであることを大切にしたかったからです。

 

その前年は、子どもとの関係づくりが納得のいくものではありませんでした。異動初年度、それまでいた学校が単級だったこともあり、そのままその時の流れを持ち込んでしまったのが大きな原因の一つです。

 

詳しくはプロフィールにて…

あお先生のプロフィールを紹介します!

 

 

なんとかそれを変えようと、子どもたちとの距離感を見直し、少し(いやだいぶ。。。)近くなるようにしたいなぁと考えました。

 

ボク自身が子どもにプラスの視点を持って接すること、子どもたちのことをもっともっと知りたい!と思い続ける先生であること、それを総して「fanであること」としました。

 

そのために「fanletter」(ファンレター)の実践として取り組んだのです。

 

また、保護者と子どもと学校、3者のつながりを創りたいという想いもありました。

 

ボクはどうやら「つながり」をつくることに喜びを感じる人なんだと最近わかってきているんです。今までとは違ったつながりの造り方。誰もがポジティブに関われるように…

 

そんなことを願ってファンレターの取り組みを行ってきました

 

ファンレターはどう書くのか。

geralt / Pixabay

 

丁寧に一人ひとりの毎日の振り返りをとることがこの実践の元になります。

 

放課後、振り返りを書き記します。その中に、一人ひとりの児童のよかったことや、困ったこと、光っている姿などなども書いていきます。

 

それを元に、ボクは次の日の朝、ファンレターを書きます。

 

 

いろいろ試した結果、一日4枚に落ち着きました。

振り返りと、誰に書いたのかを記した名簿を見ながら、かたより過ぎないように4人分を選んで書きます。振り返りがしっかりしていれば、朝15分ほどで書くことができます。

 

今では…
朝の時間を使うことなく、子どもと接している時間の隙間時間に書くことができるようになってきました。ただ忙しさと比例して時間がとれない日もあります。そこはこれからの改善が必要。

 


書いたファンレターはその日の朝、子どもたちが登校してハイタッチする時に、内容を話しながら「お家の人に渡してね」と言って渡します。

 

朝の声掛けについてはこちら!

 

 

今年の実践では…
しずくタイプのファンレターです。一昨年、道徳で「心の中の幸福のバケツ」の実践を行いました。

 

年間一人10枚以上、まんべんなく渡すことはできました。

 

 

学級通信は全体へ、ファンレターは個人へ、その相乗効果

Capri23auto / Pixabay

 

ボクは学級通信も28年度は50枚ほど書きました。(最盛期は150枚ほど書いていた時期もあります。色々考えて今は週1回にしています。)

 

学級通信は全員に当てて書いているもの。

 

ボクはそうではなくて、もっと個に寄りそいたい。

 

最近は、1対35ではなく、1対1を35回という「個へのアプローチ」に、児童理解においても学習においても価値を見いだし、重点をおいています。

 

ボクはファンレターは、学級通信とは別の角度からの強力なツールだと思っています。

 

今年度見直している通信の価値についてはこちら!

 

学級通信もあるに越したことはないですし、すごい実践をされている方も知っています。ファンレターの内容が細かすぎることもあるので、全体像は学級通信で確認してほしいですし、反対に学級通信でお知らせした様子の詳細は、ファンレターで伝えられたらと思っています。

2つが相乗効果を生み出すと、またいい形で保護者に伝わると思っています。

 

 

子どもはどの子も、ニヤッとしながら嬉しそうにもらっていました。

elijahssong / Pixabay

 

同じ笑顔で、保護者の方に渡してくれているといいな。親と子との会話の種にもなると思っています。

 

返事は数枚いただいたぐらいです。でも通知表の裏のコメント欄とか、一年間のお礼のお手紙など、ファンレターにふれられたお話があって、嬉しかった。

 

 

自分自身に起きた変化は?

geralt / Pixabay

 

 


何よりも自分自身に変化がありました。子どもの良いところが見えるようになったんです。

 

これが一番大きな変化です。どこで書こうか、なかなか枚数が滞っている子には、その子にフォーカスを当てて一日を過ごすこともできました。

 

結局は自分が何に焦点を当てているか、どういう価値をもっているかが子どもの見方になっていきますよね。それをこの実践で大きく痛感しています。

 

 

おにぎりママさんの一筆箋が素晴らしい!

 

polcaでボクも支援させていただきましたが、おにぎり夫妻が出している一筆箋がとっても素敵なんです。

 

参考 おにぎり一筆箋「ご家庭でもぜひほめてあげてください」 | おにぎりママのお店おにぎりママのお店

 

ここでは教育専用の一筆箋を購入することができます。送料を入れても安く変えるので、購入してみてはいかがでしょうか。ボクも届くの楽しみに待っています。

 

 

最近、心のバランスを崩していた時期があってなかなか書けていませんでした。今日からまた、書いていこうと思います!

 

ファンレター実践の広がり

DasWortgewand / Pixabay

 

夏休みには全員への一筆箋も描きました。

 

 

こういう特別企画が楽しんですよね。他にも6年生が1年生に書いてみたり、保護者が我が子に書いてみたり…

 

色々な広がりが生まれるのが、この実践の良いところ。

 

 

家族のそばに書いていると、こんなんも届きました!

 


こういう周りへの波及も嬉しいとこです。

 

続けられないかもと思うあなたへアドバイスする、書き続けるコツ

 

ボクも改めて考えさせられるツイートをいただきました。

 

確かに出し続けるのは、大変そうだよね。

まーくん

 

あお先生

続けるためのコツがいくつかあるから紹介するよ。

 

 

ターゲットを決めるのは、有効な手段だと思います。 絞ってあげることで、その子の良さが見えてくるからです。でも、あまり気にせず書いています。記録だけは名簿につけているので、自分の偏りに気がついたときは、ターゲットを決めるなど、することもあります。

 

ボクの普段からの見る目も公平さが養われます。そんなことをファンレターの実践が教えてくれるんです。

 

先生だって忙しい時があります。

ボクは12月は、卒業文集、個人面談等で、なかなか出せていません。翌日の朝に余裕があるときは、書くこともあります。あまり1日○枚にこだわらず、月に1回出せればいいや!という気持ちの方が楽に続けられると思います。

 

 

子どもたちも巻き込むと実践が広がっていきます。

 

例えばジャーナルで、「班の人の良かったところを具体的なエピソードで振り返ってみよう。」とかしてみる。そうするとその日の終わりにはたくさんの良さが集まるわけです。その中には自分が見えていなかったこともたくさんあります。そこからファンレターを書く。

 

 

 

また、子どもにファンレターを渡して、実際にやりとりしてもらうなんてことも考えます。たまには友達からのファンレターも嬉しいですよね。

 

いろんなことがこの実践と結びついて、相乗効果を生み出しそうです。

教育は、効率より効果。相乗効果が高いものを、創り出していきましょう。

 

青ちゃん

それでは良い一日を!

 

 

子ども同士のつながりについてはこちらをどうぞ!

 

 

学級経営についてのまとめ記事はこちら!
小学校の先生必見!「学級経営」まとめ編

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