おはようございます!
あれこれ言う外野には、「で、結局君は何に挑戦している人なの?」で十分だと思っているヒミツキチ森学園のあおです。
できたことにすがることなく、次に挑みましょう。
さて、初任者の先生も、数年経験を積んだ先生も、ベテランの先生も、あれこれ考え、同じように緊張するのが、最初の授業参観ですよね。
何をしたらよいか、どんな風に考えたらよいか、授業参観には、明確なポイントがないのが困ります。特に初任者の方は、計画した授業を行い、実際にどういう子どもの姿になるのかというイメージを持てないまま、不安ばかりが募るのではないでしょうか。
そうだよね、初任の時、あなたも逃げ出したい気持ちでいっぱいだったよね?
まーくん
あお
うっ…。
まさにボクもそんな感じでした。当日を迎えると緊張が膨れ上がり、目の前が真っ白のまま、授業をしたのを覚えています。
いくつかの経験から、最初の授業参観で大切にしたいポイントをまとめていこうと思います。これを読んで、少し「できそう!」って思ってもらえたら嬉しいです。
- 最初の授業参観、どうしたらわからないって先生
- 「学年で合わせて同じことやろう」って言われてもって先生
- いい形でスタートが切りたい先生
早速いってみましょう!
ストーリーを軸にした授業参観についてはこちら!
目次
最初の授業参観での大失敗
数年前の最初の授業参観、確か国語の授業を行いました。
一番の失敗は…
自分の頭で考えなかったこと。
そこにあります。
学年で揃えて行うのはいいことだと思うのですが、ボクはここ2年、学年で一緒のことをやろうとして、全部失敗しています。一緒をいいことに、あまり自分の頭で考えずに臨んでしまっていたからです。
経験を積んでも、自分の頭で考えることは大事なんだね。
まーくん
時間配分、子どもの取り組みやすさに、自分の経験とのズレがあり、上手くいきませんでした。子どもたちがグループでも取り組める様子を見せたかったのですが、まったく上手くいきません。
ばらつきがある個人作業と発表を入れたい場合、前の時間に作っておく必要がある。
最初の授業参観で、作成と発表を1つの時間にしてはいけないと思いました。そこは余裕のある時間配分が必要です。
さらに、発表の仕方や向きなど細かなところの設定が必要になるんです。いつもならできるところが、子どもたちのテンションの違いで、参観では上手くいかないことがあるのもわかりました。
あお
1回目の参観でのこれだけの失敗は久しぶりだったので、凹みました。
最初の授業参観で、大切にしたいポイント
それを踏まえて行った次の参観では、大切にしたいポイントをいくつか発見することができました。
- 子どもが発言できる場面が多くあること。
- わかりやすく取り組みやすい基本的な内容であること。
- 発展として、親も一緒に考えるような、知的な思考活動があること。
- 自分の得意分野であること。
あお
1つひとつ見ていきましょう!
子どもが発言できる場面が多くある授業参観
子どもが手をあげて発言する場面があることは大切なことです。
残念ながら、教育というのは自分が受けてきたものを基準にして見ます。だから、「我が子が発言しているか」は、保護者にとってはいまだに重要な判断基準になっています。
これは発言が全てではないと感じていても、親の意識を変えることは難しいです。「そういうもんだ」と割り切っていくしかありません。発言というわかりやすい「価値基準」は、残念ながら数十年前と変わらないものです。
これはしょうがないと思って、子どもが挙手しやすい発問、授業内容で取り組みましょう。
子どもが活躍する場面をつくるのが大切なのは、言うまでもありません。
どの場面でどう発問するのか、板書計画とともにちゃんとデザインしておきたいところです。
わかりやすく取り組みやすい基本的な内容の授業参観
子どもが取り組みやすいことも大切な基準です。最初の授業参観で、ちんぷんかんぷんな我が子を見ると、誰しもが不安になります。
わかりやすく、内容も入りやすいものがよいと思います。社会科見学のまとめをした授業参観では、見学に行ってきた様子を確認しながらの授業だったので、手もあげやすかったです。
その授業では、全員が発言することができました。
子どもたちに「共通の体験があるもの」を題材にすること(かつ、親がそれをよく知りたいと思っているもの)は、参観の授業として価値があると思いました。
タイミング的に、共通体験語の授業にできない場合はどうするの?
まーくん
もし共通の体験がない場合は、誰もが知っている「1学年前の漢字」にするなど、ハードルを下げて共通項をつくるのがオススメです。
親も一緒に考えるような、知的な思考活動がある授業参観
これも非常に大切、かつ難しいことだとは思います。
基本的な内容で終わらず、子どもと親の両方に「?」が生まれる活動を後半に持っていきましょう。
いい意味で予想を裏切るような内容になると、みんなの知的好奇心が刺激されます。
数年前は、
あお
自動車工場の効率から考えると、たくさんの車を一気に作っちゃった方がいいはずなのに、どうしてオーダー順に作る必要があるのだろう?
という問いを用意しておきました。
答えは色々とあると思うのですが、友達と相談しながら、この問いを真剣に考えている様子が伝わりました。
お客さんにいち早く届けたい!
子どもたち
小さなもののように、「在庫」として置いておけないから!
子どもたち
などなど、答えに迫るものもちゃんと出てきました。
自分の得意分野を使った授業参観
ボクは数年、特別教室配当の関係もあり、体育の授業ができていません。
自分の得意分野であることは、若手の先生にとってはいいことだと思います。ぜひぜひ得意なものや、自分の想いがあることに挑戦してみましょう。
あお
そういう熱は保護者にも伝わるはずです!
最後の授業参観では、PAを使いながら、子どもたちと一緒に作る授業に挑戦しました。
その時の様子はこちらからどうぞ!
ストーリーを見せる授業参観
これは最初の授業ではなかったのですが、ストーリーを保護者に見せたいと考えたことがありました。
保護者は、どんな授業でも自分のフィルターを通して授業を見ます。
「我が子はついていっているだろうか?」
「先生はどんな授業をするのだろうか?」
「〇〇さんのお母さんと話したいわ。」
いろんな思いがあって、授業をそれぞれの家庭のストーリーで切り取って眺めています。
このストーリーの切り取り方の違いというのが、非常にもったいないなぁと思っていたんですね。
できれば同じストーリーで見てほしい!
そうすると他の子たちの輝きも「比較という尺度」じゃなく見えてくると思ったんです。
ここで大事なのは、学級通信ですよね。
学級通信って、連絡事項じゃなくて、「教室のストーリーの共有」が大きな役目なんです。
この時の授業は、「おてがみ」の音読劇だったのですが、事前にこういう練習をしていて、発表の準備をしている。グルーピングはこうで、ここが課題!みたいなのをお伝えしました。
さらに、授業の中で成長のストーリーが見えて、そして保護者もそこに参加者として関わってもらえるように、「発表→練習→発表」という、2回の発表をする授業にしました。
終わってみると2年生ということもあり、練習の中身については改善の余地がありましたが、最後の発表では成長も見られて、非常によかったなぁと思いました。
ストーリーがある授業参観ってすごくいいね!
まーくん
あお
保護者の切り取り方を揃えるようにデザインすると、面白いことが起こるんだね。
自分の授業参観は自分で創ろう!
どうだったでしょうか。
最初の授業参観についてのイメージは湧きましたか?
初任者の方、経験が浅い方は、いろんな先輩のアドバイスをもらいながら、詳細の部分は、最後は自分で決めてみてください。自分が考えたことがその時点でのベストです。
教室の様子はあなたが一番知っているはずです。
あなた以上に知ってる人はいないはず!
まーくん
今日の記事のような本質に触れる「行事への取り組み方」をまとめたのが、著書「先生が知っておきたい仕事のデザイン」です。
目次を見てもらえたら、懇談会や授業参観などをはじめとした、1年間のデザインを詳細に書いていることがわかるはずです。
良かったら手に取ってくださいね!
まーくん
目の前の子どもたちに合わせて、今のベストを発揮しましょう!
あお
それでは今日も良い一日を!
ストーリーを軸にした授業参観についてはこちら!
さらに細かい1日参観日の流れについてはこちらを!
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