おはようございます。
コンビニの買い物ついでにランニングするがいい感じなんですが、コンビニで買ったものが強炭酸水で、帰りのランニングを断念したヒミツキチ森学園のあおです。
さてさて、今日はボクの教員人生を一変させた5冊の本を紹介します。
皆さんは本を読んで衝撃を受けるという体験をしたことがありますか?
ボクはこの5冊によって、その体験をすることができました。そしてその衝撃は実践のエネルギーを生み出す熱となり、今もなおボクの中にしっかりとあります。
それぐらいの出会いだったんだね!
まーくん
あお
そうなんです!まさしく衝撃を受けた本たちです。それではレッツゴー!!
目次
クラス会議で子どもが変わる
この本は、ボクの中で毎年春に読み返すことに決めている名著です。
amazonの値段を見ていただければ、廃盤になったのにも関わらず価値が高いのがわかるかと思います。
ちなみにこの一冊、明らかな題名の付け間違いだと思っています。クラス会議のことだけではなく、学級経営の考え方全般が書いてあります。
いくつかの方法は低学年にとっても有効でした。アメリカと日本の文化の違い(主に「契約」等のことですが)を考慮しつつも、実践すると素晴らしい成果が現れるものが多いです。
この一冊を読み、衝撃を受けた教員4年目の冬。それから1年間、1年生の教室で実践をしましたが、本当に子どもが変わる教室になりました。
読み応えのある本ですが、今も十分に学校の教室で活躍します。オススメです。
どんな本かはこちらも!
グループのちからを生かす
教室にプロジェクトアドベンチャーの手法を取り入れてきました。それによってクラスが変わっていくことも数年の実践から感じています。
この本の前半部分は擦り切れるほど、何度も読み返しました。読み返すために発見がある一冊です。
特にビーイングの考え方、フルバリュー等の考え方は、当時のボクにとっては衝撃的でした。
この一冊が浸透すれば、確実に学級は学年は学校は、面白く変わっていくはずです。
今ある価値観を壊す一冊になるでしょう。
あお
特に「特別活動」に力を入れている先生に読んでいただきたいです。
よくわかる学級ファシリテーション③授業編
ゴリさんとちょんさんの書いた一冊。①も②も素晴らしいのですが、③の学習編には衝撃を受けました。今まで遠ざけていた学習指導の重要性に向きあうことになった一冊。
この本に出会うまでは、国語以外の学習について、特に大きな工夫はしていなかったのです。
国語はワークショップ型でこういうのをしていたよ!
しかしながら、学級経営の部分でどんどん伸びているクラスの子たちを、どうやって学習の方にも前のめりにさせるか、そこに悩んでいたボクにとって大当たりでした。
もし両方とも上手くいっていないとしたら、 優先すべきは学級経営だとボクは考えています。そこが安定すれば、学習も必ず伸びていく。その接続を滑らかにしてくれたのがこの一冊でした。
著者の岩瀬さんやちょんさんの話を聞くのが一番ですが、この本から学んだことは非常に大きかったです。
イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室
数年前に衝撃を受けました。
やはりライティングワークショップ、リーディングワークショップは、学びの根幹になるなぁと確信できた本。
上でも紹介しましたが、ライティング、リーディング共に力を入れた一年を過ごしたことがありました。全てをそれに注いだ一年。
子どもたちの書く量が増え、読む冊数が増え、そして自分たちの伸びに気がついた子どもたち。
お別れの時にもらった色紙には、ほぼ全員が「国語の授業」のことを書いていました。一番好きな教科、その年は「国語」だったんです。
嫌いな教科で1位をとることが多い「国語」が…。
まーくん
それぐらい価値ががある一年でした。
その一年の熱を呼び覚まさせてもらった一冊。
ヒミツキチ森学園でも、この実践を続けています。
ヒミツキチ森学園についてはこちら!
学習する学校
こちらはまだ読み終わっていません。ようやく3分の1を読み終えたことになります。
この本は、最初の220ページぐらいをピーター・センゲさんが書いていて、残りは、寄稿による事例集です。だから元々読み切るものではなく、辞書代わりにひくものだと思ってください。
ただ、どの章のどのページも多くの示唆を与えてくれます。
888ページなんて本、一人じゃ読めませんが、仲間となら読めます。
11月スタートのこの講座にて、読書会も自主的に行なっていますので、よかったら一緒に学びましょう!
まとめ 受けた衝撃を力に変えて
いかがだったでしょうか。
ボク自身、今はオルタナティブスクールの先生として働いていますが、教員向けの本はどんどん読んでいくつもりです。
もし皆さんの衝撃を受けた本があるなら、教えてほしいです!
あお
それでは今日も良い一日を!
Kindle Unlimitedで無料で読める先生向けの本も!
読書についてのまとめページはこちら!